DAZNが月額料金を3,000円→3,700円に値上げするそうです。
この記事では、なぜ値上げに踏み切ったのか、背景をまとめつつ、DAZNを使っているユーザーの乗り換え先について考えてみます。
スポーツファン用サブスクの情報をまとめた記事です。
では、行ってみましょう!
DAZNとは
DAZNは、圧倒的なスポーツコンテンツをネット環境で配信するサービスになります。
月額は2023年2月14日以降は、Globalプランが980円、Standardプランが3,700円です。
プランの違いがどうなるのかについては次の章にて解説していきます。
DAZNと似たサービスにはWOWOWやスカパー、ABEMAプレミアムなどがあります。
こちらの似たサービスについてはDAZN以外の選択肢との比較という部分で紹介していきます。
プランの違いと月額
プランの違いについて解説していきます。
Globalプランが月額980円、Standardプランが3,700円
視聴コンテンツとしては、2023年1月31日時点だと、Globalプランが後日発表、Standardプランは既存のコンテンツに加え、今後配信が確定したコンテンツとなっています。
おそらく、Globalプランはコンテンツ数がかなり限られてくるのではないかと予想されます。
世界のユニークなスポーツを集約させた新プランとの情報があり、もしかしたらマイナースポーツだけしか見れないという可能性は十分にあります。
視聴コンテンツ以外にも視聴デバイス数にも違いがあるのです。
Globalは、登録デバイスは3台で、同時視聴は1台のみ。
Standardは、登録デバイスは5台で、同時視聴は2台となっています。
Globalの場合は、自分の部屋でDAZNを観ていたら、リビングではDAZNは観れないという状況になるということです。
Standardは2台までなら同時に視聴できるので、両手にスマホを持って右では野球、左ではサッカーという使い方もできてしまいます。(やる人がいるかは置いておいて笑)
年間一括払いだとStandardの場合は30,000円となり、月額2,500円にすることも可能です。
情報が少ない中ではありますが、スポーツをしっかり楽しみたいという方はStandardプラン、も少し情報が増えたのちに観たいものが限られてもよければGlobalプランという考え方で良いと思います。
DAZNが値上げをする理由
それぞれのプランを紹介してきましたが、これらは2023年2月14日からのプランの話です。
これまでのプランではStandardのみで月額3,000円、年間一括払いだと27,000円でした。
700円の値上げになったわけです。
値上げに至った理由としては、価格設定が定まっていないからにあると僕は見ています。
2022年2月にも1,925円から3,000円に値上げをしていて、2023年でさらに3,700円になったということで2年で大体2倍の値上げを行いました。
DAZNの代表曰く「昨年の値上げでは一定の解約はあったが、想定よりは少なかった。スポーツコンテンツ維持のためにも、大きな投資をしているため収益化に向けたプレミアムコンテンツをに相応しい価格を模索している」とのことです。
簡単にいうと、DAZNのスポーツコンテンツは特別で新しいものだから、価格設定を色々試しながらやっているということになります。
もっと市場調査をして、値上げでなくバチっと価格を決めた方がユーザー視点ではないかなと思います。
DAZNのスポーツコンテンツは競合が少なめなので、価格設定も自由にできるがゆえに値上げし放題な状況とも言い換えることができるのです。
ABEMAやWOWOWなどもスポーツコンテンツはあるものの、やはりスポーツの種類だとDAZNが圧倒的に数が多い形になります。
だから独占という形で価格設定を自由にできる状態なのです。
今後も値上げが続いていくことでしょう。
ただ、解約者が少ないからといって、値上げを続けていたら、どこかのタイミングで一気に崩れると僕は思います。
一度崩れた価格設定はいくら値下げに転じたとしても、もう一度契約させるのは難しいでしょう。
DAZNの値上げは今後も注目ですね。
崩れないバランスを保った値上げはなかなか見れないので、今後の参考になりそうです。
DAZN以外の選択肢は?
DAZN以外の選択肢を見て、この記事を締めます。
DAZN以外の選択肢としては、WOWOW、スカパー、ABEMAプレミアムがスポーツコンテンツとしてあります。
観れるスポーツとしては、
WOWOWは、サッカー、野球、テニス、ボクシング、映画・ドラマなど
スカパーは、サッカー、野球、F1、音楽ライブ
ABEMAプレミアムは、テレビ系のコンテンツ全般
同じサッカーでもDAZNの観れるサッカーは、Jリーグから、プレミアリーグ、ベルギーリーグ、国際親善試合など幅広いものになっています。
スポーツ特化であるならば、やはりDAZNがかなり有力の候補になることは間違い無いです。
ただ、みるものがJリーグだけであったり(その場合はABEMAプレミアム)MLBだけであれば(その場合はABEMAプレミアム)DAZNではなく960円のABEMAプレミアムを選択した方が安く済みます。
最後にそれぞれの価格を紹介して終わります。
WOWOWは、2,530円
ABEMAプレミアムは、960円
スカパー(基本料金込み)は、2,909円
です。
いずれも3,700円のDAZNよりも安くなっています。
僕の個人的なおすすめとしては、テレビでやっているコンテンツを楽しめつつ、スポーツにも特化したABEMAプレミアムがコスパ最強だと思います。
スポーツの何をみるのが好きなのかを見極めて選択してみてください。
まとめ
今回は、DAZNの値上げと、代わりになるサービスについて紹介してきました。
スポーツ観戦好きの方には、今回の値上げかなり懐痛いことと思います。
ぜひとも、他のコンテンツに乗り換えできないかも検討してみてください。
乗り換えが多ければ多いほど、DAZN側もこれ以上の値上げはできないことでしょう。
競争させることで、値上げは消費者側から抑えることができるのです。
個人的にはコスパとして、ABEMAプレミアムが優秀だと思いました。
ぜひとも、自分に合ったサービスを探してみてください。
では、皆さんのスポーツ熱がさらに加熱することを祈っています。
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