楽天モバイルが早ければ12月にプラチナバンドを手に入れます。
今回はプラチナバンドとはなんなのか、プラチナバンドを手に入れることで何が変わるのか。
プラチナバンドによって今後の楽天モバイルの行方がどうなるのか、考察していきます。
では、いってみましょう!
プラチナバンドとは
プラチナバンドとは、700MHz~900MHzの周波数帯域を中心とした電波帯域を指す通称で、ビルなどの障害物があっても回り込んで電波が届きやすいという特徴を持ちます。
一度に送れるデータ量は少ないものの、その特性から基地局の少ない地域や地下、屋内、山の陰などでも繋がりやすい周波数帯域であることから、携帯無線通信において最適な周波数帯域とも言われているのです。
また、携帯電話の高速データ通信規格であるLTEを、プラチナバンドの周波数帯で提供するサービスをプラチナバンドLTEと呼びます。
プラチナバンドを手に入れるとできること
プラチナバンドを手に入れることで、通信の安定性がうんっとよくなります。
障害物を回り込んで電波が届く特徴を持つので、基地局が少ないエリアでも繋がるようになるのです。
ドコモ、au、ソフトバンクは既にプラチナバンドを持っていて、楽天モバイルだけプラチナバンドを持っていないという状況でした。
そのため、3社と比べると繋がらないエリアが多いという形になってしまっていたのです。
欲しいと思えばすぐに貰えるものなら良いのですが、総務省が割り当てるものなので、許可が降りるまでに時間がかかってしまってしまいます。
ですが、この度早ければ2023年12月に楽天モバイルにプラチナバンドが割り当てられる発表がありました。
プラチナバンドで変わる楽天モバイル
プラチナバンドを割り当てられることで楽天モバイルはどのように変わるのか?
まずは繋がるエリアがこれまで以上に広がるところでしょう。
安定的な通信を提供することができるようになります。
これまで通信できていなかったエリアが問題なく通信ができるようになるので、auの回線を借りていた部分も必要なくなり、完全に楽天モバイルの足で通信を提供することができるようになるはずです。
使い勝手的には安定性や繋がりやすさが増加する体験ができ、楽天モバイル的にはauに払っていたパートナー回線費が抑えられて、ユーザーも増えるでしょう。
楽天モバイルの今後を考察
では楽天モバイルの今後について考察していきます。
ズバリ、楽天モバイルは逆転して楽天のメイン黒字事業になりうるのか。
正直プラチナバンドだけで現在の状況をひっくり返すのは難しいのではないか。と考えています。
というのも既にかなり多くのユーザーが楽天モバイルから離れてしまっているのが明白だからです。
かくゆう僕も楽天モバイルが0円で持てる時は契約していたものの、改悪があり0円運用ができなくなった時点でやめています。
また他の楽天サービスも改悪が続いてしまっていたのは大きいと思います。
プラチナバンドを手に入れたタイミングで楽天経済圏にプラスになる施策があるのであれば、楽天モバイルにもう一度入ろう。楽天経済圏にもう一回どっぷりハマろう!という方は出てくるかもしれません。
ですが、そんな改善が起こる気が今のところないです。
楽天モバイルを再び0円で持てるようにする。もしくは通信容量をより細かく分けて値段設定ができるようにする。再契約の方はポイントがより一層もらえる。などが必要だと思います。
また楽天モバイルだけでなく、他の楽天経済圏のサービスの改悪も改善される方向が必要でしょう。
でないと、わざわざ楽天モバイルにする必要がないんですよね。
格安SIMが非常に優秀で、楽天モバイルにわざわざ乗り換える必要性って実はあまりないので。
なので、結論。
プラチナバンドだけでは現在の状況をひっくり返すのは難しい。改善と呼べるサービスの施策や楽天モバイルのおまけがあればもしかしたら、4キャリア目として地位を確率できるかも。というところです。
まとめ
今回は、楽天モバイルがプラチナバンドを早くて12月に割り当てられる。という話をしてきました。
ユーザーとしては通信が安定するのは嬉しい話ですね。
僕としては、これからどんなプラスのサービスや改善をするのか楽しみです。
最近の改悪続きでそろそろ楽天経済圏から抜け出る時が来たのかもと思っていたところなので、ここから先の楽天の動きには注目だと思いました。
皆さんもぜひ、楽天がどうなるのか。しっかりと見極めた上で身の振り方を考えましょう。
では、皆さんの楽天ライフがより良いものになることを祈っています。
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