バルミューダフォンはとにかく不評でした。
バルミューダというブランド力がありながらも、失敗してしまったのですが今回2023年10月12日販売で「BALMUDA The Plate Pro」が発表されました。
オーブンや電子レンジで手に入れたファンの期待に沿うものになったのか。
今回は「BALMUDA The Plate Pro」について発表された内容をまとめ、今後のバルミューダについて考察していきます。
では、いってみましょう!
バルミューダとは
バルミューダとは、2003年に東京で設立されたデザインとエンジニアリングの会社です。
家電をはじめ、現代の生活に欠かせない様々な道具を作り出し、そのデザインのミニマルで美しいデザインで人気を博しています。
また決して同じ用途の製品と比べて安くはないのにも関わらず、多くのファンがついておりAppleのようなバルミューダだから買うという層もいるのです。
デザインの秀逸性、おしゃれな機能と生活をちょっと良くしてくれる考えはまさに、家電界のAppleといったところでしょう。
バルミューダの失敗
絶大な人気を誇るバルミューダにも失敗があります。
その代表例がバルミューダフォン。
バルミューダから出したスマホです。
一見見た目が良さそうですが、とにかく人気がなかった。
まずスマホの性能が低い上に洗練されていないデザインが、炎上にまで繋がりました。
そして価格も高く、発売当時は「104,800円」でした。
その後不人気と炎上により、価格は下がり現在では「51,499円」となっています。
さらに、バルミューダフォンはソフトバンクと提携することでバンバン在庫を減らす戦略に出たのもよくなかった。
スマホをよくわからない世代をターゲットにとにかく押し売り、叩き売りという状態。
性能が低いのにも関わらず言葉巧みに売られることで、品位を疑われる結果となってしまったのです。
ですが、これだけの失敗をしても決してバルミューダは落ち込むことなく次の商品を作り出しました。
失敗は決して悪いことではないことがわかります。
BALMUDA The Plate Proの詳細
バルミューダの新作はホットプレートです。
「BALMUDA The Plate Pro」という名称のホットプレートで、高い蓄熱性を実現する6.6mmの独自の3層構造のクラッドプレート、プロの焼き上がりを叶える正確な温度制御が特徴のステンレスホットプレートを備えています。
食材を置いても温度が低下せず、均一かつ理想的な熱を伝えることができ、ステンレス製のプレートは金属ターナーやナイフを使用することもできるのです。
そのため、出来立ての肉などをプレートの上でカット&サーブが行えちゃいます。
そのほかにも、ステーキ肉の焼き上げなどに使える金属ヘラが付属していてり、別売りで縁付きプレートやたこ焼きプレートも使えるとのこと。
温度設定は220℃、200℃、180℃、160℃の四段階で、商品電力は1120W、重量はおよそ5.2kg、サイズは幅380×高さ25×奥行245mm。
気になる価格は、「42,900円」多くのホットプレートが1万円前後の値段なのでかなり強気な値段設定な商品ではあります。
2023年10月12日より順次販売開始予定で、現在は予約受付を開始しています。
BALMUDA The Plate Proは売れる?
ズバリ「BALMUDA The Plate Pro」は売れそうか。
僕の予想としては、そこそこ売れるだろうけど伸びはいまいちになるんじゃないかと思います。
鉄板焼きという観点では非常に良い製品だと思いました。
ナイフを鉄板の上でできるなんて、プロみたいなことが体験できちゃうのです。
テフロン加工とか気にしなくていいのか?とか気になりますが、公式で推しているんですからきっと大丈夫なのでしょう。
さらに、温度設定も触れ込み通りなら均一に保ってくれます。
見た目も鉄板焼き感が出るシンプルでまさにバルミューダらしい美しいデザインです。
ですが、伸びがいまいちにな理想だという理由は、価格と方向性。
価格がとにかく高すぎる!バルミューダは元々高くても売れる。というコンセプトで強気な値段設定をする特徴がありますが、正直やりすぎたかなという印象です。
鉄板はレンジやトースターと違い毎日使うものではありません。
たまーに家族や友人が揃った時に使うくらい。
ホットプレートの相場が大体1万円前後から高くても2万円くらいです。
4万円を切るくらいに価格設定するのが、よかったんじゃないかと思います。
そしたら、ちょっと贅沢して手を出してみようという層がもっと増えるでしょうから、売り上げの伸びも良くなったはず。
そもそも鉄板焼きというのも、せっかく贅沢な肉を食べるなら家じゃなくて外食しようと考えるのが多いはずなので、ホットプレートにこだわりたい顧客も少ないような気もするのです。
一定数は売れて、鉄板焼きにこだわりを持っている層には売れるでしょうが、ホットプレートは消耗品の一つなので価格的にも売れ行きはいまいちになっていくんじゃないかと思います。
あくまで、発売前の個人的な感想ですので、悪しからず。
今後のバルミューダを考察
バルミューダフォンに続く新作「BALMUDA The Plate Pro」を発売するバルミューダなわけですが、今後どうなっていくのか最後に考察していきます。
方向性を戻したことは吉なので、次の新作あたりで爆発的ヒットをするだろう。というのが僕の予想です。
正直「BALMUDA The Plate Pro」が爆発的ヒットをする未来は見えないので、次に期待という形。
ですが、必ず素晴らしい製品を生み出してくれる期待が高まります。
スマートフォン事業から、得意な家電系にシフトを戻したのは非常に良いと思います。
あとは、冷蔵庫や冷凍庫あたりに新作を出して欲しいですね。
一生ものなので高くてもおしゃれなものが欲しい。性能までついていたらより一層欲しくなる。という人が多いはずですから。
家電を制覇したらキッチン全てバルミューダという形を生み出せるので、さらに需要やインスタ映えに使われ売り上げも伸びそう。
そのため、バルミューダが家電に方向性を戻したのは良いことであり、今後も伸びていく可能性は十分にあるというのが僕の考察です。
特に次作あたりが大注目だと思います。
まとめ
今回は、バルミューダについて紹介しつつ「BALMUDA The Plate Pro」についてまとめ、売れ行きなどを考察していきました。
バルミューダを決して高すぎてダメなんて否定するつもりは毛頭ありません。
高くてもそのデザインは唯一無二で、僕自身大好きです。
なので、今後も是非とも頑張ってほしい。
では、皆さんの家電ライフがより良いものになることを祈っています。
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