IT人材の4人に1人が離職を検討!現役エンジニアが教えるストレスポイント!

IT情報

ITがブームだから、就職先も転職先もIT系にしよう!

という安易な考え危険かもしれません。

IT人材の4人に1人が離職を検討しているとの話。

現役でITシステムエンジニアとして働く僕が、ストレスが溜まりやすいポイントについて解説していきます。

就職先や転職先でITを視野に入れている方の参考になれば嬉しいです。

では、いってみましょう!

IT人材の4人に1人が離職を検討--過重労働やストレスで(ZDNET Japan) - Yahoo!ニュース
経済の冷え込みによって状況は和らいだものの、しばらくの間起こった「大量離職」や「静かな退職」は、現在の労働状況に対する人々の不満を反映したものだった(訳注:「静かな退職(Quiet Quittin
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IT職にはどんな種類がある?

IT系の人材ではどんな種類があるのか。

事務職や社長、役員という肩書きまで入れると大変なので、ここでは技術系のIT職について種類をまとめます。

まずはSIer、SIerはシステム開発を請け負う企業で働く人材です。

企業からシステム開発を依頼され、要件定義やプログラミングを一通り行います。

システムエンジニアは、SIerをさらに大きく括った時のシステムを開発する人材を指します。

SIerが企業からシステム開発を請け負うのに対して、システムエンジニアは独自開発のシステムを作るときに活躍する人材のことを指すのです。

なので、システムエンジニア(SE)の中にSIerが含まれるイメージだと思ってください。

プログラマーはSIerに含まれる形で、プログラミングを主に担当する技術者です。

いわゆる下流工程と呼ばれる内容で、技術力を活かしてプログラミングをとことん追求します。

インフラ系は、ネットワークやパソコン自体のセッティングを行う担当者で、プログラミングをやらない分夜中にサーバーが落ちた時などに活動する必要があります。

システム以上に責任が重い役割だとも言えます。

これらの中で、僕が実際にやっているのがシステムエンジニア、特にユーザー系SIerです。

なのでここから先はユーザー系SIerの目線からストレスに感じやすいポイントを紹介します。

ストレスポイント5選

作りたいものが作れない

システム開発で思うのは作りたいものが作れない。という点です。

プログラミングやシステム開発を学ぶと、自分でいろいろ作りたい欲が増します。

ですが、はっきり言って作りたいものなど作れる機会は早々ありません。

僕の場合はさらに親会社と呼ばれるものがあるので、その関係は顕著で依頼されたもの以外を作ることはできないのです。

システムエンジニアは決してクリエイティブな仕事ではなく、依頼された内容をどうにかこうにか作り切るという仕事というイメージの方が近いと思います。

作りたいものが作れない。作りたくないものを作らなければいけないのはかなりのストレスだと個人的に感じるのです。

ユーザー要望が絶対

作りたいものが作れないに似てくる部分ですが、ユーザーの要望が絶対というのもかなりのストレスです。

ユーザーから要望を受けて作るわけですから当たり前なのですが、自分の意見以上に相手の意見が通ります。

自分はただのシステムを作る手足なだけというちょっと悲しい気持ちにもなりやすいです。

また、途中で要望が変わることもあったりどうしても納期を早めたいという場合も柔軟に対応する必要があります。

ユーザー系かつ親会社との契約の場合、利益を出しすぎるのがNGだったりするのでそういう場合も全体の予算を変えずに対応する必要もでたりするのです。

技術を学ぶのが大変

システムエンジニアは常に学び続けなければなりません。

新しい技術はもちろんのこと、これまで使っていたシステムの一部がアップデートされることもよくあります。

その際アップデートによって、これまでのシステムが使えなくなる場合に調査と修正が必要になるのです。

例えば、エクセルで突然足し算ができなくなったときに、エクセルの足し算機能を使ったシステムがあった場合に足し算を別の方法で実装する必要が出てきたりします。

常にアップデートにビクビクしたり、調査を迅速にやったり一度作ったシステムを手直しする可能性が大いにあるのは僕としてはかなりのストレスだと思います。

また勉強し続けるというのも、向上心が常にないと興味が常にないと辛いでしょう。

資料作成が大変

システムエンジニアは資料を作ることが仕事の大半と言っても過言ではありません。

見積もり資料、設計書、ユーザーへの説明資料、マニュアルなどなど。

ここに通常の事務作業である経費関連も含まれてくるとほぼ1日が資料作成で終わってしまいます。

システムを作るのが楽しいからエンジニアになったはずなのに、気づいたら資料作成だけをさせられるなんてこともあるのです。

ギャップにストレスを感じるかもしれません

締め切りが辛い

ユーザーとの契約には必ず締め切りがついてきます。

締切は絶対厳守なので締切前は社内がピリつくのです。

追い込みで残業が増える場合もあり、とにかく時間に急かされるのが僕は性に合っていません。

仕事なので締め切りがあるのは仕方ないですが、自分の作りたいものを作れない弊害は急かされるという点でも発生します。

こういう人には向いている!

ここまでストレスについて紹介してきました。

システムエンジニア、特にユーザー系SIerに向いている方は、これらのストレスを特に嫌な点とは感じない方です。

自分で作りたいものを作るより、ユーザーが喜ぶ顔を見たい。

自分で考えるのが苦手で言われたものを作る方が得意。宿題系が得意。という方はかなりセンスがあると言えます。

逆にクリエイティブに自由な発想でシステム開発をしたい方は辛いことが多いです。

僕は中でも、資料作成が面倒だと思うタチなので、そもそも仕事自体が向いていないのかもしれません笑

ストレスはあるものの、結局4年目に突入した社会人生活、これからも頑張っていきますが!

まとめ

今回は、IT人材が4人に1人、転職や離職を考えているニュースから僕が実際にストレスだと感じているポイントを紹介してきました。

ITと聞くと自由で、楽しいクリエイティブな世界だと思われがちですが、かなり泥臭く面倒臭い古臭い部分も残った感じなのが正直な感想です。

私服でもいいよ。と言いつつ襟付きのシャツが前提だったり。

自分の作りたいものなんて後回しで、今ある業務を締切に確実に間に合わせる必要があったり。

とはいえ、ユーザーに喜んでもらえる。ユーザーと一緒に社会をよりよくするものを作れるというのは楽しいです。

しっかりとストレスが溜まるポイントという悪い面にも目を当てて、就職先を選んでいただければと思います。

では、皆さんの就職がより良いものになることを祈っています。

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