Blenderは無料で使える3DCGツールです。
基本はWindowsを想定しているものの、僕の家にはMacBook Airしかありません。
なので、新しいものを買う前にとりあえずやってみることに。
今回は、そんなM1 MacBook AirでのBlender体験記です。
果たしてM1 MacBook AirでBlenderを使いこなすことはできるのか。
では、いってみましょう!
Blenderとは
まずはBlenderとは何かという話から。
Blenderは無料で使える3DCGの制作やアニメーションに特化したツールです。
Mayaや3ds Maxなどの他の3DCG系ソフトと比較しても負けない高い性能を持っていながら、無料で使えます。
初心者からプロフェッショナルまで幅広く使用されています。
推奨スペックとM1のスペック
そんな3DCGツールのBlenderを使うために、推奨されるパソコンスペックがあります。
Windowsであればwindows10もしくは11、CPUは8コア、RAMは32GB、GPUは8GB VRAMです。
MacであればMac OS14、CPUはAppleシリコン(M1とか)RAMは32GB。
そして、今回僕がやってみたM1 MAcBook Airのスペックがこちら。
2020 Apple M1、RAM 16GB、macOSがSonoma 14です。
果たしてこのスペックでどのくらいのことができるのか。
何をやってみたか
実際にどんなことをやってみたのか。
とりあえず無料でできるということなので、勉強についても無料でできることをやってみました。
YouTubeで、「Blender 入門」と検索するモデルを作る作業をやったのです。
使い方説明をされつつ、実際にモデルを作っていく作業でした。
これを大体5つほどやってから、今回この記事を作成しています。
正直な感想
実際にBlenderを使ってみた感想です。
すごい色々なことができるのすごいし、Macでも十分すぎるくらい動く!!というものでした。
とにかくMacで動かすのは難しいと考えていたので驚きました。
推奨スペックに及んでいないRAMではあるのに、ツールの重さを感じる場面が少なかったです。
ただ、全てが快適というわけではありません。
レンダリング部分やシェーディング部分では、重さを感じました。
レンダリングなど、動画内の方はすぐに終わっているのにMacだと非常に時間がかかる。30分くらいパソコンを放置してもまだ終わっていないということもありました。
配色やライティングをいじっているときも読み込みに時間がかかる場面もあったので、もっと使い込んでいくとなると辛い部分があると思います。
とはいえ、初めに使ってみる環境としては決して悪くないと思いました。
あとは、基本Windowsの環境を前提としているのショートカットとかがMac独自になるのは大変でしたね。
おすすめできる?
M1チップのMacでBlenderを使うことをおすすめするかどうか。
Blenderに特化して作業をするならおすすめしない。というのが僕の感想です。
正直M1 Macでも十分すぎる性能で、Blenderを使うことはできます。
ただ、それはちょっと触る用途でのことです。
がっつりとBlenderを使って3Dモデルを作っていくとなると話は別。WindowsパソコンでしっかりとGPUが載っているパソコンの方が良いと思います。
モデリング自体はできますが、レンダリング、シェーディング部分でどうしても読み込み時間がかかってくるのです。
ちょっとしたことではあるものの、短気な僕には我慢できませんでした。
M1 Macは動画編集やプログラミングなど他の用途でも必要十分な性能を持っているので、広くパソコン世界を楽しみたいという方にはあっています。
ただ、Blenderのみに特化してじっくりと3Dをやりたいという場合は、WindowsのGPUしっかり目のパソコンを選ぶのが無難です。
Windowsのパソコンでも色々なことができますし!
まとめ
今回は、M1 MacBook AirでBlenderを使ってみた感想をまとめてきました。
正直結構サクサク動くのは驚きました。
ただ、一部の機能についてはイライラするほど時間がかかってしまうのが実際のところでした。
Blenderをがっつりやる場合はWindowsパソコンが無難という話。
もちろん、BlenderをやりたくてM1 MacBook Airを購入する方は少ないでしょうが、選ぶ際は気をつけてください。
では、皆さんのBlenderライフがより良いものになることを祈っています。
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