目が悪くても使えるARスマートグラス「Rokid Max2」あとは重さだけ?

IT情報

スマートグラスと呼ばれる、メガネの形でかけると大画面が目の前に広がるデバイス。

ネックなのは目が悪い人でした。

コンタクトを入れて使用するのか、自分の眼鏡をどうにかスマートグラスをかける前に入れ込んだり。

もう、そんなことしなくて済むかもしれません。

これまでも視度調整はできるモデルもありましたが、今回はなんと-6.00Dまでに対応したスマートグラス「Rokid Max 2」が出たのです。

この記事では、そんな「Rokid Max 2」の紹介と他のデバイスの視度などと比較して優れているのか解説します。

では、いってみましょう!

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Rokidとは

Rokidとは、ヒューマンコンピュータインタラクションに特化した製品を取り扱う中国のプラットフォーム運営企業です。

2014年に設立され、2021年に初のコンシューマー向けのARグラスを発売し、その後もAR・スマートグラス業界のスタンダードの一つになりつつあります。

Rokid Max 2の基本スペック

そんなRokidからの新商品が「Rokid Max2」です。

2024年4月20日に発表され、価格は「2024年5月初時点では不明」

「Rokid Max2」最大の特徴が、ソフトウェアで視度調整ができること。

0.00D~-6.00Dの範囲で視度の調整ができ、補正レンズが不要になっているのが大きいです。

リフレッシュレートは最大120Hzで、最大輝度は600ニト。

つるの部分位スピーカーを内蔵し、重量は75g。

同時発売の「Rokid Station 2」を用いればスマホなしで、コンテンツを楽しむことができます。

スマートグラスの視度比較

視度の調整が特徴との話だったが、「Rokid Max2」の視度調整範囲0.00D~-6.00Dはどれくらいすごいのか。

他のスマートグラスたちと比較していきます。

もちろん補正レンズなしで調整できるという大前提のもとです。

まず「XREAL Air 2 Pro」との比較。

スマートグラスの王道でもある選択肢「XREAL Air 2 Pro」の視度調整範囲は、なし!

XREAL系のスマートグラスは別途補正レンズを購入する必要があります。

続いて「VITURE One XRグラス」

視度挑戦範囲は0.00D~-5.00Dです。

「Rocked Max 2」の方が、より近視の人でも補正レンズなしでも利用することができます。

ひとまず、こんなところで比較は終わりますが、基本的に視度調整がある例は少なめで、あったとしても今回紹介している「Rokid Max 2」には劣るという結果でした。

買いか?

「Rokid Max 2」を購入するべきか。

僕はもうちょっと待っても良いかと思います。

まだ、スマートグラスの最適解への進化は完了していない認識です。

まだより軽くしたり、スマホとの接続を完全ケーブルレス、充電問題の解消などが残っています。

この辺が大幅に改善されたモデルが発売されたときこそ、買いなのではないかと考えています。

なので僕自身も目が悪く「Rokid Max 2」の視度調整は魅力的ですが、ひとまず購入はしません。

今後さらに進化して軽く、持ち運びも便利でケーブルがなくなったモデルなんかが出た時に購入したいと考えています。

もちろん、近視で新しい物好きの方は購入してみても良いでしょう。

かなり完成度は高いらしいので、買って後悔はないと思います。

まとめ

今回は、「Rokid Max 2」について紹介してきました。

視度調整が0.00D~-6.00Dでできるというのはかなりのアドバンテージだと感じました。

ただ、まだ完成系ではない印象で、近視には良いですが乱視の方はやはり補正レンズが必要そう。

これからの進化に期待したいところです。

では、皆さんのスマートグラスライフがより良いものになることを祈っています。

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