嫌でも5分でわかる!佐々木圭一「伝え方が9割」書評&内容要約・紹介

実用書

こんな経験はありませんか?

同じ提案のはずなのに、あの人の提案はYesで僕のはNo。

実は、その差は伝え方にあったんです。

今回紹介するのは、コピーライターとして活躍する佐々木圭一さんの「伝え方が9割」

タイトル通り、まさにたった一冊で伝え方に磨きがかかり、人からYesを引き出せるようになります。

この記事では、そんな「伝え方が9割」の内容を要約して紹介します。

伝え方で人生が変わります!

では、いってみましょう!

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本書の概要

ページ数

おわりに、を含めず203ページ、全208ページでした。

読むのにかかった時間

大体2時間ほどで読み切ることができました。

構成

3章構成で、伝え方の技術とはどういったものか、ノーをイエスに変える方法、強い言葉の作り方が紹介されている内容でした。

やり方は具体的かつ、例題もあり伝える技術が体系的かつ実践的に学ことができる一冊でした。

おすすめ度

「伝え方が9割」のおすすめ度は、5点満点中、5点です!

ただ、良すぎる本なだけに他の人には教えたくないとも思いました。

それくらいクリティカルな技術で、真似するだけで文章の質が圧倒的に変わると思います。

「伝え方が9割」の内容を踏襲するだけでこれまでの文章がまるっきり変わります。しかも良い方向に。

短文にも長文にも使える技術が盛り込まれているので、本当に文章を使う人全てにおすすめできます。

ただ、本当に意識してテクニックを使うだけなので、読んだ人と文章が被りそうな気もします。

そういった意味で、他の人には教えず自分の技術だけを向上するのに使いたい一冊だと思った次第です。

「伝え方が9割」は文句なく全ての人におすすめできる一冊だという評価になりました。

伝え方を学ぶべき理由

伝え方なんて、学ぶ必要なんてない。とは思ってはいませんか?

全人類、伝え方を学ぶべきです。

というのも、ライターはもちろん、全ての人間が何かを伝える場面が必ずあるから。

何かを売るとき、何かを提案するとき、誰かに思いを伝えるとき。

そういった場面で伝え方のテクニックを知るだけで、よりYesを引き出しやすく、より自分の心を表現できるようになるからです。

どんな思いも伝え方が悪ければ誰の目にも止まらず流れてしまうのが、昨今の情報社会。

そんな中でも自分の言葉や思いを発信できるようになるのが、「伝え方が9割」で書かれている内容です。

テクニックではない、自分の言葉で。と思う気持ちもあるかもしれません。

ですが、型があるからこそ、本当の自分の言葉が見えてくるもの。

まずは伝え方のテクニックを知って、自分なりの思いを伝える技術を習得してみてください。

NoをYesに変える方法3選

NoをYesに変えてしまう魔法のような方法を三つ紹介します。

相手の好きなこと

自分主体ではなく、相手主体に言葉を選ぶのがNoをYesに変える際に重要です。

そんな中でも相手の好きなことに合わせるのは一つの手段になります。

例えば、同じデートに誘うという方法でも、「デートに行こう」よりも「美味しいパスタ屋さん行こう」の方がよりYesに近い答えをもらうことができます。

相手の好みに合う提案をするというのがNoをYesに変える伝え方のテクニックの一つです。

自分主体ではなく、相手の望むものを差し出す言葉を選び取るテクニックになります。

嫌なことから避ける

自分の家の前に自転車が置かれる。こういった場面であなたならどんな張り紙を出しますか?

「駐車禁止!!」とかですか?

実は、こういった張り紙より効果が高いのが嫌なことから避ける人間の心理をくすぐる言葉です。

例えば「ここは自転車捨て場です」や「以前ここに駐輪した自転車が盗難される被害がありましたので注意してください」などにします。

すると、捨てられたくない、盗まれたくない。ということから駐車をやめるようになるのです。

まさに人の嫌なことは避けるという心理を利用した方法。

真っ直ぐにやめてほしいことをなどを伝えるのではなく、相手に損があることを伝えるようにするテクニックで、自分のやりたいことを叶えることができるのです。

認められたい欲

何かを願いするときに、相手の認められたい欲を刺激するのもNoをYesにする上で効果的なテクニックです。

何かをお願いするときに「〇〇さんのパワポわかりやすいから頼める?」「〇〇さんがやってくれると仕事が早く終わるから」などと付け加えるだけでグッとYesの回答がもらえる可能性が増えます。

どんな人でも自分の存在を認めてもらいたいもの。

だからこそ、お願いする前に相手に感謝や相手の存在を認める、自分に必要不可欠なんだという思いにさせるこのテクニックが役に立ちます。

強い言葉を作る方法3選

続いて、普通の言葉を強い言葉に変えるテクニック三つを紹介します。

強い言葉を身につけるだけで、より一層自分の言葉に注目を集めることができ、人の心に残る言葉を作れるようになります。

サプライズ法

言葉の先頭に驚きのある言葉を載せるのが、サプライズ法です。

まさに、驚かせる言葉で興味グッと引き寄せるテクニック。

「今日はいい天気」もサプライズ法を使えば「嘘でしょ、今日はいい天気」「信じられない、今日はいい天気」という言葉になります。

「今日はいい天気」とただ、言うよりも注目度はあびやすくなるのがわかると思います。

他にも「そうだ、京都に行こう」「あ、小林製菓」などもこのテクニックを利用したキャッチプレーズです。

要らないけど、サプライズ法の言葉が入るだけで、おっと思わせることができます。

びっくりマークを加えるだけでも効果があるので、ぜひ試してみてください!!

赤裸々法

赤裸々法は言葉に体温を持たせるテクニックです。

例えば、「あなたが好き」という言葉。

これに赤裸々法を加えると「唇が震える、あなたが好き」となります。

感情がより伝わりやすくなったことでしょう。

このように自分の状態や、表現しようとしている際の状況を赤裸々に述べることで、より一層感情や言葉に重みが生まれてくるのです。

「水を何度飲んでも治らない、緊張しているんだ」というのも、緊張しているという状況がより一層伝わるかと思います。

クライマックス法

これだけは覚えてほしいんですが…

まさにこの言葉がクライマックス法の一つです。

一番重要であるだろう言葉が次に来そうという気持ちになれる言葉を、間に挟みます。

すると、相手の集中力をグッと引き寄せ直せるのです。

「ここだけの話ですが~」「誰にも言わないでくださいね」「他では話さないのですが」など種類もたくさんあり、どれか一つでも入れるだけで退屈な聞いている側の気持ちを引き寄せることができます。

まずはやってみよう

今回紹介したテクニック以外にもそれぞれ、NoからYesに変えるテクニックは4つ、強い言葉を作る技術は2つ「伝え方が9割」には書かれています。

ぜひ気になる方は読んでみてください。

とはいえ、実践しなければ意味がありません。

ぜひ、XへのポストやSNSの発信で試してみたり、日常生活の会話やメールで使ってみてください。

思ったことをすぐ入力せず、一度立ち止まってみるのがおすすめです。

立ち止まって言葉を見直して、自分の伝えたいことだけになっていないか、相手の気持ちの文章になっているかを見直すだけでも効果はあるはず。

ぜひ、より伝わる言葉選びをやってみてください。

まとめ

今回は、佐々木圭一さんの「伝え方が9割」をご紹介してきました。

たった一冊で、しかも決してボリュームも多くない本なのに、学べることが多かったです。

伝え方というテクニックにフォーカスされていたのもすぐに実践に使える形で、良かったと思います。

伝え方の工夫を学びたい方はぜひ、読んで試してみてください。

では、皆さんの伝え方がより伝わるようになることを祈っています。

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