5分でわかる田村淳「超コミュ力」書評&要約

コミュニケーション能力を高めたいと思いますか?

僕自身コミュニケーション能力には苦手意識があります。

今回紹介するのはお笑い芸人としてもコミュ力が凄そうな田村淳さんの「超コミュ力」

化け物コミュ力を生み出す方法や考え方が書かれた一冊でした。

決して真似できない方法ではない、むしろこんな簡単でいいの!?と思わせてくれる内容でした。

この記事ではそんな「超コミュ力」の内容をまとめて紹介します。

では、いってみましょう!

本書の概要

読むのにかかった時間

大体1時間ほどで読み切ることができました。

構成

コミュ力を田村淳さんの視点で定義し直した上で、そのコミュ力を手に入れるために必要なことが具体的に書かれていました。

定義からどういうやり方というわかりやすい構成で書かれていました。

無料で読む方法

Amazon Prime会員だと無料で読むことができます。

月額600円で読み放題の作品も多いので、ぜひチェックしてみて下さい!

おすすめ度

田村淳さんの「超コミュ力」のおすすめ度は、5点満点中3.5点です。

おすすめはできる!という評価。

コミュ力の定義の仕方が特に良かったと思いました。

コミュ力を傾聴として、傾聴するためにどんな受け答えをするべきかという考えが学べる良い一冊でした。

具体的すぎる事例やHow Toまでしっかりサポートされるコミュ力系の本は少ないので、良かったと思います。

気になるのはスピード重視の考え方ですかね。

「あなたのことが好きなので、デートに誘いました」と正面切って言ってしまう。という考え方が紹介されていました。

確かに効果があるタイミングもありそうですが、ない場合もありそう。

特に出会いのスパンが短い場合に効果はありそうですが、固定メンバーになりうる場合は効果が薄いか悪くなる場合もありそうだと思いました。

正直、ここの部分だけ僕は納得ができなかったのでおすすめ度を大きく下げています。

それ以外はトータル読みやすく勉強になる一冊だったと思いました。

気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

本当のコミュ力とは

田村淳さんの「超コミュ力」では、コミュ力を「相手に気持ちよく話させる力」と定義しています。

決して話し上手やプレゼンが上手い人などではなく、話を聞ける人、相手がもっと話したいと思える人、技術のことをコミュ力、コミュ力が高いとするのです。

コミュニケーション自体、決して一人で完結するものではなく人と心を通じ合わせることですから、相手が気持ち良い環境を作れる力こそコミュ力だと考えます。

表情と頷きをマスターすればいい

相手に気持ちよく話してもらうためにどういうことが必要なのか。ここから紹介していきます。

表情と頷きをマスターするだけでも非常に効果のあるコミュ力を手に入れることができるでしょう。

まずは表情、笑顔であることは大前提で、そこから笑顔の%コントロールができる必要があります。

100%の笑顔、25%の笑顔といった形で、場面に合わせて笑顔を使い分けたり話に合わせた表情を作ることも大事です。

反省している時は唇を噛み締める、相手が真剣に話している時は口を真一文字に結ぶ、納得がいかない時は口を尖らせる。といった感じ。

相手の感情に合わせて顔を変えるだけで、相手の話しやすさは段違いとなってきます。

次に頷き、頷きは大事ですがあまりにもオーバーであったり、ずっと頷いていたらウザイです。

タイミングとしては、句読点のタイミング。

頷きに強弱をつけることで、深い頷き=納得、声を出さない頷き=真剣に聞いている、声を出す頷き=話に乗っている。というのを伝えることができます。

これら表情と頷きは一朝一夕では難しいので、日々の会話や鏡で表情の練習をすると良いでしょう。

相槌はSNS

相槌はSNSを意識しましょう。

といっても、ソーシャルネットワークサービスで会話するわけではありません。

「すごい」「なるほど」「そうなんだ」の頭文字をとってのSNSです。

これらの言葉を適宜挟むだけで、相手はグッと話しやすくなります。

第一声をこれらにするだけでも後続の言葉がポジティブにならざるを得ない。という効果もあり、誰が使っても話しやすい環境を作れる魔法の言葉と言って良いでしょう。

もちろん、言葉を発する際は相手の話を遮らない、取らない、奪わない。を意識しないといけません。

相手に気持ちよく話させるというのがコミュ力ですから、それと相反することが「遮る」「取る」「奪う」ということです。

ぜひ、SNSを意識して会話を盛り上げて下さい。

人に話しかけるのが怖いなら

そもそも、人に話しかけるのが怖いと思っている方もいることでしょう。

解決策は、話しかける!しかないです。

こればっかりはコツや近道はなく、とにかく話しかけるしかありません。

テーマパークで「写真を撮りましょうか?」と話しかけたり

行列に並んでいる人に「なんで並んでいるんですか?」と話しかけたり

困っている人がいたら声をかけたり

これらを練習だと思って、実践することで自然と人に話しかけるハードルやメンタルを鍛えることができます。

人にそもそも話しかけられない方は、ぜひ練習として人に話しかけてみて下さい。

相手に興味を持つことで聞くに徹するべし

最後に超重要なこと。それが相手に興味を持つことです。

興味を持って「もっと知りたい」「へーそんな面白い考え方をしているんだ」となることで自然と相手の話を聞くようになります。

さらに自然と質問が生まれ、SNSからさらに質問による相手が嬉しい状況を作り出すことができるのです。

すぐに興味を持つことは難しいですが、自分との考え方の違いや好きになっている理由を意識することで興味を持って相手との会話に臨むことができます。

これは完全にメンタルや心持ちの問題ではありますが、興味を持つことはコミュ力を上げる上で重要ですね。

まとめ

今回は、田村淳さんの「超コミュ力」を紹介してきました。

テレビで見ていても田村さんのコミュ力や人たらし感はすごかったので、この本はその真髄を知れる良い本だったと思います。

若干矛盾や納得のできない部分はありましたが、読む価値十分です。

気になる方はぜひ、チェックしてみて下さい。

では、皆さんの読書ライフがより良いものになることを祈っています。

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