5分でわかる吉田松陰「覚悟の磨き方」書評&要約・解説

実用書

あなたに何が足りないのか?

それは覚悟ではありませんか?

一歩踏み出す覚悟。Noと言える覚悟。自分を信じる覚悟。世間に笑われても貫く覚悟。

今回紹介する吉田松陰氏の超訳となる「覚悟の磨き方」ではそんな覚悟が足りない現代の人たちに、熱い魂の言葉が紹介されています。

生きづらい、やりたいことができない。そう嘆いている方に是非読んでほしい一冊でした。

この記事では、そんな「覚悟の磨き方」について要約して紹介していきます。

では、いってみましょう!

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本書の概要

ページ数

あとがき含めず241ページ、全245ページでした。

読むのにかかった時間

だいたい1時間ほどで読み切ることができました。

構成

訳者である池田貴将さんのプロローグから始まり、吉田松陰氏の言葉が紹介されている構成でした。

1ページずつ吉田松陰氏の一言と考え方が紹介されている内容で、名言集に近い形でした。

例えば、リーダーシップの一つに「迷わない生き方 最もつまらないと思うのは人との約束を破る人ではなく、自分との約束を破る人です。」という形がありました。

これだけで1ページを使うので、ページに対しての内容量としては少ない部類です。

動け!

「覚悟の磨き方」を一言で表すなら動け!の言葉に尽きます。

思いついたなら、現状から抜け出して突き進め。という言葉が多かったです。

また、動き出したら周りの目を気にせず突き進むことで道は開けるといった言葉も多く登場し、行動と継続の重要性がわかる内容となっていました。

動けばいいというのはわかりつつも、動けないという方は一度「覚悟の磨き方」を読んで吉田松陰氏の熱いメッセージとして受け取ると行動に移りやすくなるかもしれません。

世界を思え!

吉田松陰氏のすごいところが、自分のことよりも周りのこと日本のこと、世界のことを考えているという点です。

教育者としても有名な吉田松陰氏ですが、天才思考家であったからこその活躍がありました。

自分のことよりも、周りが幸せであることを願い、追い求めることが重要で全員がそれができれば平和になると考えていたのです。

吉田松陰は最終的に処刑という形で人生に幕を閉じるのですが、最後の最後まで刑務官の体の心配をしていたほど、周りに目を向け続ける人物の言葉。

心に沁みました。

未来のため!

今よりも未来のために行動しろ。というのも「覚悟の磨き方」の一つのメッセージでした。

未来の子供達のため、未来を生きる人たちのために生きるというのです。

自分の知識をひけらかすことなく、後輩に教えてることもだからこそ重要で知識をアップデートすることでより良い未来に行けると考えていました。

教育者として活躍した背景には、自分の知識や考えを未来に託すことで、より良い未来になると考えていたというのがあるのでしょう。

知識とは!

知識とは、単に集めることではなく行動が伴って初めて知識である。と吉田松陰氏も言っているのです。

本を読むことでつけた知識をどう使うかが重要だという考えで、決して知識をつけることが目的になってしまってはいけないと言います。

また、本を読む際はどっぷり本に入り込むことを勧めていて、その人の人生を追体験することが重要なんだとか。

さらに本には答えはなくあくまでヒントであること、ヒントから考え抜くことが重要であるということも吉田松陰氏は考えていたようです。

最後に紹介されていたのが、「死」について。

吉田松陰氏は自分の信念を貫くなら死んでもしょうがないと考えていたようです。

処刑される原因となった行動も実際に信念を貫き通したからこそのものでしたし、説得力があります。

自分の信念のために命すら投げ打てるほどの覚悟。に痺れるものの真似は難しいかなと僕なんかは思いました。

とはいえ、それほどの曲がらない信念があるのは素晴らしいことです。

自分の命は今日で終わり。と考えることで本当にやるべきことが見えてもきます。

死というのを避けるべきことではなく覚悟を決めるためのものという捉え方もアリだと思った次第です。

まとめ

今回は、吉田松陰氏の超訳となる「覚悟の磨き方」を紹介してきました。

超訳であるため、拡大解釈をしている部分はあるかもしれませんが、かなり心に響く内容でした。

周りや未来についてここまで考えていた人物なのか、自分はなんてちっぽけだったのかと思い知らされました。

だからこそ、やりたいことやるべきことを貪欲に追い求めるべきなんだろうなとも思いました。

やりたいことができない。勇気が欲しいという方は是非とも読んでみてください。

では、皆さんの読書ライフがより良いものになることを祈っています。

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