5分でわかる岡田斗司夫「人生の取扱い説明書」書評&内容要約

実用書

人生はなんて生きづらいのだろう!と思ったことはありませんか?

実は、人生を生きる上で重要な考え方には4つのタイプがあります。

自分は何を求めるのが幸せや喜びに結びつくのか、性格に合わせた幸せの使い方が岡田斗司夫さんの「人生の取扱い説明書」には書かれています。

占いとは別格の、自分を知って何を求めるようにすればいいのかがわかる一冊。

この記事では、そんな「人生の取扱い説明書」の内容をまとめて紹介します。

では、いってみましょう!

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本書の概要

ページ数

全201ページ。

読むのにかかった時間

大体3時間ほどで読み切ることができました。

構成

性格を4つのタイプに分類し、それぞれの特徴と見分け方が紹介され、自分と相手でどういったタイプ別の動き方があるのかが紹介されていました。

占いや性格診断とは異なる、超現実的な内容です。

おすすめ度

岡田斗司夫さんの「人生の取扱い説明書」のおすすめ度は、5点満点中4.5点です。

多くの人におすすめする評価。

タイトルの通り本当に人生の取扱い説明書という感じで、4つのタイプに分けるのが超的確。

そこからどうやって人と接すればいいのかもわかるのが、人生を生きていく上での参考になると感じました。

僕自身は後述します軍人タイプというのがよくわかり、本当に求めるべきゴールっが明確になりました。

これまで悩んでいたどうして思うようにならないのだろう、思い描くような幸せを感じることができないんだろう。という悩みが晴れたのです。

僕と同じように、自分の生き方のゴールや幸せを感じづらくなっている方に特におすすめしたいと思います。

性格分析が入って、単純に〇〇だから〇〇タイプとはならないので、自己分析が必須ではありますが、自分がどのタイプかわかった瞬間に人生が超生きやすくなるはずですので頑張っていてください。

ちなみに、Amazon Prime会員であれば無料で読めるので、試し読みもしやすいと思います。

4つのタイプとは

4つのタイプとは、「王様タイプ」「軍人タイプ」「職人タイプ」「学者タイプ」です。

これら4つのタイプはそれぞれ、求めるものが違ったり満足するタイミングが異なります。

人に認められたり注目を浴びるときに幸せや満足感を得られるパターン。

人に勝った時に幸せや満足感を得られるパターン。

多くに人がこの4つのパターンに分類でき、人によっては他のタイプも混ざっている場合があります。

4つのパターンは日頃の生活習慣や考え方によって異なるので、見分け方が一番難しいです。

また、タイプによって相性もあり、どうしても衝突してしまう。理解できない行動にイライラするといった場合はタイプが真逆な可能性があります。

自分と他人のタイプを分析することで、どういった接し方や人生の歩み方にすればいいのかがわかるという仕組みが岡田斗司夫さんの「人生の取扱い説明書」です。

4つのタイプの見分け方

4つのタイプを見分けるのは非常に難しいです。

それぞれのタイプの特徴を知ることで、自分がどのタイプに近いかを見極めるしか基本的に方法はありません。

まず「王様タイプ」

人に注目されたり、認められた時に喜びを感じるタイプです。

目立ちたがり屋、せこいヒットよりカッコいい三振を!というような見栄っ張りなところがあるのが特徴。

子供の頃大人にまとわりつくタイプは王様タイプであることが多いです。

続いて「軍人タイプ」

負けず嫌いで、勝った時に喜びを一番感じるタイプです。

序列や立場、勝敗をはっきりさせることを好み、理屈よりも勝ち負けに比重を置くのが特徴。

子供の頃、負けた悔しさで一人で練習を繰り返したりします。

結婚式などの席順などにこだわるタイプもこの軍人タイプです。

次に「職人タイプ」

自分の考えている通りに物事をやり遂げることにこだわるタイプです。

客観的な成功や感性ではなく、他人の目からはわからない確固たる基準や理想像があるのが特徴。

子供の頃、誰と遊ぶかより何をして遊ぶかを優先し、気が済むまでとことんその遊びをやるタイプです。

のめりこみタイプとも言い換えることができます。

最後に「学者タイプ」

一見職人タイプにも似ているタイプですが、物事の仕組みや法則を自分なりに理解、発見、推測することに喜びを感じるタイプです。

たとえ勝負で負けても、なぜ負けたのかわかれば満足し、他人から嫌われてもどうして嫌われたのか理解できれば満足するのが特徴。

子供の頃は言葉に敏感なことが多いです。

大人になると組織やシステムなど何につけても、どうしてそうなるかを重要視します。

こんな感じで特徴を知ることで、自分のタイプがわかります。

ちなみに僕は極端な負けず嫌いが昔からあるので、軍人タイプというのがわかりました。

4つのタイプそれぞれの幸せの形

4つのタイプごとに幸福を感じるタイミングが異なります。

この幸福を感じるタイミングを理解することで、自分に適用させれば生きやすい人生に、他人のタイプを把握した上でアプローチすれば世渡り上手となっていくのです。

まさに人生を歩みやすくしてくれる考え方。

王様タイプ

行動が派手なのが王様タイプの特徴です。

そんな王様タイプはとにかく注目されること、認められることを幸せだと喜びに感じます。

なので、注目されるかどうかで物事をあらかじめ判断しておくのが良いです。

仮に研究員になった場合も、取材を受けたり教授に認められるという点に喜びを感じるタイプ。

なのでどれだけ人に注目されるか、認められやすい環境かを意識すると幸せを勝ち取りやすくなります。

軍人タイプ

人の粗探しが好きなのも軍人タイプ。

そんな軍人タイプはやはり勝ち負けがはっきりつき自分が勝った時に幸せや喜びを感じます。

なので、社会に出てからも数字ではっきりと勝敗がつく場面がおすすめです。

評価方法が曖昧であるという場合に特にストレスを感じるので、実力主義な会社などがタイプ的にあっています。

逆に、勝敗だけにフォーカスされる性質を持つので完璧さなどはあまり眼中にない場合があります。

職人タイプ

何事も正義感ぶる職人タイプ。

そんな職人タイプは「〇〇はこうあるべき」という信念があり、その信念に沿った行動ができているときに幸せや喜びを感じます。

なので、社会に出た場合もこだわりを捨てきれず衝突してしまう場合が多いとされています。

その分こだわりが会社と合致した場合に力を発揮し、ルールが確固たるものである環境でその力を発揮しやすいです。

学者タイプ

こだわりはないものの、約束を破るのにめちゃくちゃ怒るのが学者タイプ。

自分が理解、納得できる場合に幸せや喜びを感じます。

一度決めたことは貫き通すタイプでもあり、信頼を集めやすいタイプでもあります。

自分にも厳しいですが、人にも厳しく、どうして遅刻したのかを追求したり自分が納得できるまで折れません。

なので、納得できるまで追求ができる研究を生業とするのがピッタリのタイプです。

上下関係があるものではない!

ここまで、4つのタイプについて特徴と喜びを感じる生き方を紹介してきました。

「自分は王様タイプなのに影に当たる仕事しかしていないからこんな不満だらけだったのか」など思ったところは多いかもしれません。

ですが、大前提としてこの4タイプに優劣や上下関係はありません。

どれが優れているとかではなく、どのタイプも一長一短、環境によってその真価は変わってくるのです。

しかも、タイプと仕事が必ずしも合致していなくても問題はありません。

仮に研究員が仕事で自分の性格が軍人や王様タイプであっても、人より多くの論文を出すことに精力したり、世に認められやすい研究を進めたりすることで欲求を満たすことができるのです。

また、タイプによって、軍人タイプの人は職人タイプに憧れたり、王様タイプは軍人タイプに憧れたりします。

この憧れ自体は誰しもが持つことなので、仕方ないですが、理想のタイプになろうとすると痛い目を見ます。

あくまでタイプは先天的なものなので、自分の本当の欲求を満たす方が幸せには近づきやすくなるのです。

まとめ

今回は、岡田斗司夫さんの「人生の取扱い説明書」を紹介してきました。

自分のタイプわかりましたか?

岡田斗司夫さんの「人生の取扱い説明書」では、もっと多くの特徴やエピソード、他のタイプの人との接し方などが書かれているので、気になった方はぜひ一度読んでみてください。

では、皆さんの人生がちょっとでも良い方向に動くことを祈っています。

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