5分でわかる堀元見「ビジネス書ベストセラー100冊を読んでわかった成功の黄金律」書評&要約

ビジネス本の書評

ビジネス書を読む人たちをあなたはどう思いますか?

意識が高い人?バカ?自分には真似できないすごい人?

今回紹介する堀元見さんの「ビジネス書ベストセラー100冊を読んでわかった成功の黄金律」は、まさにビジネス書を100冊集めて徹底分析した内容でした。

要するにビジネス書ってこう言うことで、こういった矛盾があるよね。とズバズバ言っていく一冊になっていました。

この記事ではそんな「ビジネス書ベストセラー100冊を読んでわかった成功の黄金律」の内容の一部を要約してご紹介します。

では、いってみましょう!

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本書の概要

読むのにかかった時間

毎日5分をコツコツ続けて大体半月、約1時間ちょっとで読み切ることができました。

構成

ビジネス書100冊の内容をスプレットシートにまとめ、同じような分類がなされる項目をまとめ、相反する主張についてまとめた内容でした。

それぞれの項目で、早起きは良いのか悪いのか、会議で取るべき行動などがそれぞれのビジネス書からピックアップされて紹介される構成です。

無料で読む方法

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矛盾を盛大に含むビジネス書たち

ビジネス書を100冊もまとめると、あることが見てきます。

それは大いに矛盾を含むと言うことです。

例えば、あるビジネス書では努力は無駄。と書かれていれば、もう一方のビジネス書には若い時の努力は勝手でもしろ。とある感じ。

誰向けかによって異なるものの、完全に真反対のことを主張し合うビジネス書も数多く存在するのです。

矛盾し合う主張たちがビジネス書の中だけでも登場するんですから、本を読むことに意味なんてない。なんて結論にはならないでください。

矛盾し合う主張する中にも共通する教え、しっかりと読み込むと同じことを言っている場合もあるんです。

被る教え

矛盾も多く存在するビジネス書たちですが、共通する教えがある部分も多数あります。

この記事ではその中から四つの項目をピックアップして紹介します。

早起きする

早起きはやはり多くのビジネス書で推奨されることらしいです。

早起きは30億円以上の得があると主張するビジネス書もあるらしい。

朝はぼーっとしているものの、案外仕事にも向いている時間です。

この時間を利用して、朝にタスクを詰め込むのをお勧めする書籍もありました。

また、朝食を抜かずに食べるようにも推奨されている本が多いらしいです。

怒ってはいけない

アンガーマネジメントとも呼ばれる怒ってはいけない。という主張も多くのビジネス書で共通している点です。

怒ってアホと戦う時間はエネルギーの浪費であって無駄だから、うまく付き合おうという話でした。

アンガーマネジメントの良い方法としては、ムカついたことをとにかく紙に書き出すという方法でした。

紙に書き出す際は放送禁止用語など気にせずにとにかく思ったことを書き殴る。ことが大事なんだとか。

会議には出ない

無駄な会議はやらない方がいい。という主張もよく目にしますし、実際ビジネス書を集計しても多くあるようです。

この世の99%の会議は無駄という大きな意見もあったりします。

会議以上に現場を見た方が有意義なんだとか。

会議はとにかく減らした方がいいというのはビジネス書の中でも、特にピックアップされることは多いらしいです。

運が良いと言う

運が良いと言うだけで、本当に運が良くなっていく。

嘘だと思えるような主張ですが、ビジネス書の中では数多く語られることです。

運が良いと考えると人生が楽しくなって、失敗をプラスに考えて備えるようになります。

登山の日に雨が降ったら、運が悪かったと落ち込むのではなく、山の天気は変わりやすいのか。本当だな。次からは雨具を持とう。と運が良いと考える人は備えられれるのです。

朝の習慣に自分は運が良い。今日も一日ツキまくる!と唱えるだけで、メンタルが強くなる話も紹介されていました。

要するに何が言いたいか

ビジネス書を100冊まとめて言いたかったことはズバリ、自分の頭で考えろ。でした。

矛盾を含んでいる内容であるとともに、全部をやるなんて到底無理。

またビジネス書の一冊一冊はあくまで、成功者が自分流のやり方を書き殴ったものであり、自分の生活や遺伝子に合うとは限りません。

だからこそ、自分の生活に取り入れられるもの、取り入れないもの。やってみたけど合わなかったものを試行錯誤することがビジネス書と向き合う上では重要なのです。

どれがいいのか、どれが間違っていてどれが合っているのかは、人によります。

朝早起きが向いている人もいれば、夜に覚醒して作業した方が良い人もいます。

成功者の方法はあくまで一つの手段でしかありません。

自分の頭で考えた上で、自分が成功に向かうためには何をすればいいのかを考えることこそがビジネス書の意義であり、使い方なのでしょう。

いろんな意見や主張、やり方があるまさにアート。

「ビジネス書ベストセラー100冊を読んでわかった成功の黄金律」はまさにアートのように、矛盾点や合意点、内容をからかったり、色々と読者を楽しませてくれます。

その中からどんな自分にあったものを受け取るかは自分次第ということを教えてくれるのです。

まとめ

今回は、堀元見さんの「ビジネス書ベストセラー100冊を読んでわかった成功の黄金律」を紹介してきました。

ビジネス書の矛盾点を突いたり、主張についてからかったりとかなり面白い一冊だと思いました。

結局は自分で取捨選択をする必要があるというラストも好みです。

僕自身数多くの本を読んできてまさにこう思います。

成功者の真似をするために本を読むのではなく、成功者のやり方の中で自分に合うやり方を見つけるのが読書だと思った次第です。

では、皆さんの読書ライフがより良いものになることを祈っています。

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