投資には必勝法がある??
忙しくてもできて、3年で3人の億り人を誕生させた投資術がDUKEさんの「3年で3人のシン億り人を誕生させたガチ投資術」には書かれていました。
決して夢物語ではないその投資術。
この記事では、そんな投資術を簡単にまとめて紹介していきます。
では、いってみましょう!

本書の概要

ページ数
あとがきを含めず234ページ、全238ページです。
読むのにかかった時間
だいたい3時間ほどで読み切ることができました。
構成
はじめに3人の億り人の経歴や億り人になるためにやったことが紹介され、投資術の紹介、実際に投資術を過去の事例に当てはめて紹介するという構成でした。
おすすめ度

DUKEさんの「3年で3人のシン億り人を誕生させたガチ投資術」のおすすめ度は、5点満点中4点です。
多くの方におすすめできる一冊です。
投資の本としては初心者向けというよりかは、中級者向けという感じでした。
単語の説明がない分、既に投資の言葉を理解している方にはスッと入ってくる内容だと思います。
ですが、単語知識がなく営業利益率!と言われても「?」という方には難しい内容かもしれません。
もちろん、本を読みながら単語を調べたり一歩立ち止まって読み直せば理解できる範囲ですので難しすぎる本ではないです。
投資手法も十分に安全を考えた上での投資手法が紹介されており、再現性の高さには疑いの目はありますが、試しやすい点ではおすすめできます。
ページ数も多くなく、チャート図などで具体的に説明されているのもわかりやすいので、投資手法をいろいろ知りたい方や、投資で億万長者になった方法などが気になる場合は読んでみると良いです。
ガチ投資術とは?

「3年で3人のシン億り人を誕生させたガチ投資術」で紹介されている投資術とは「新高値ブレイク投資法」
「新高値ブレイク投資法」とは、一言で言うと、高値を更新するであろう投資先に投資をするという手法です。
これまで停滞していた株価が新たな発見や発明によって、株価が今後上がるであろうというタイミングで購入して新たな再度株価が安定しそうなタイミングで売るという形。
わかりやすく本書で紹介されていたのは「トラストバンク」の例でした。
トラストバンクは「ふるさとチョイス」を運営する会社で、ふるさと納税が騒がれるタイミングで見事に高値の更新をし続けたのです。
シェア率の変化やふるさと納税の需要の伸びなど、業界にプラスになるタイミングで大きく高値を更新しており、まさにこうなるような銘柄を見つけて上がりそうなタイミングで購入するというのが「新高値ブレイク投資法」になります。
ここからは実際に「新高値ブレイク投資法」でどういうやり方を進めていくのかまとめていきます。
候補銘柄を探す

まずは候補銘柄を探していきます。
「株探」というサイトを開いて、株価注意報のタブへ切り替えます。
その中で、「本日、52週高値を更新した銘柄」を選択し、前日比で並べ替えを行なったら上からチャートを確認していきます。
株価が上がりやすい「カップウィズハンドル」「VCP」「ボックスブレイク」という三つのチャートの形になっているものを投資候補銘柄としてさらに銘柄を絞っていきます。
銘柄を絞る

挙がった銘柄を絞っていくことで、実際に購入するべき銘柄を決めていきます。
業績をチェックすることで銘柄を絞ります。売上高、営業利益、営業利益率に特に注目して個々の銘柄の状況をチェックするのです。
1年ごとの業績の安定性、直近1~2年の営業利益の伸び、四半期の営業利益と売上高の伸び、売上高営業利益率の伸びの四つをチェックすることで、適切な銘柄が浮かんできます。
さらに「どうして株価が上がっているのか」の事業内容や業界のトレンドなどもこのタイミングで確認します。
新製品、新サービス、新業態、新技術、新事業、M&A、新経営陣、政府や日本銀行の政策。
これらを加味して、今後も株価が上がりそうかを考え銘柄を絞るのです。
ここまでで銘柄を絞ったらあとは資金を入れるタイミングやリスク分散をしていきます。
資金管理する

いざ購入を行う際にはリスク分散が非常に重要で、「3年で3人のシン億り人を誕生させたガチ投資術」では特にリスクを分散させて投資する方法が紹介されていました。
「5分割」というワードが「3年で3人のシン億り人を誕生させたガチ投資術」のリスク分散では重要です。
まず投資に回せるお金を5つに分ける。さらに分けたお金を5回に分けて投資していきます。
例えば500万円の投資資金がある場合、100万円ずつを5つの銘柄に投資するとまず考えます。
そして、1つの銘柄についてはここだというタイミングで20万円を入れていくのです。
決して、一気に100万円を投資するのではなく少しずつ、分散させながら投資します。
こうすることで、予想が外れてしまった時の痛手を最小にすることができます。
もちろん、その分上がった時に100万円入れておけばよかったという場合もありますが、それ以上にリスクを抑えられる方法です。
タイミングや業績を完璧に読み切るというのは難しいですから、様子見で資金をちょっとずつ投下して確かめていく方法である「5分割」を「3年で3人のシン億り人を誕生させたガチ投資術」では推奨しています。
売り時を見極める

損切りを考えつつ、良いタイミングで売る。難しいことではありますが、これをきっちりルール化させているのも「新高値ブレイク投資法」の見どころです。
10%のマイナスが出たら、何がなんでも売る。というのが「3年で3人のシン億り人を誕生させたガチ投資術」の考え方になります。
10%マイナスの前に、予想以上に伸びない場合や予想に反してすぐに株価が5%下がった場合なども得ることが推奨されています。
損切りを早めに行う。これが「3年で3人のシン億り人を誕生させたガチ投資術」の鉄則だと考えてもいいでしょう。
逆に株価が予想通りに高まっている場合も、停滞が来た場合はすぐに分析し直して売るべきかを考えます。
決して深追いをせず、事前に決めたルールや考え方をメモした上で売りをすぐに実行できる姿勢で見極めていくのです。
予想や分析能力を高めていくことこそが、「3年で3人のシン億り人を誕生させたガチ投資術」の本質と言ってもよいほど、リスクをとらえた方法が「新高値ブレイク投資法」と言えます。
まとめ

今回は、「3年で3人のシン億り人を誕生させたガチ投資術」を紹介してきました。
銘柄の絞り方など非常に参考になる部分があり、僕の投資にも取り入れようと思いました。
どこかのタイミングで、僕の投資のやり方も発信しつつ、動向をみんなで見つめていくというのもやってみたいですね。
この記事では、体験談や実際のチャートを見ながらやり方を確認していくというところは省略しているので、気になる方はぜひ、本書を読んでみて下さい。
では、皆さんの投資ライフがより良いものになることを祈っています。

