【6選】夏休みにぴったりおすすめミステリー小説 背筋が凍るバージョン

書評

夏休みに外に行くのは億劫。

かといってずっと家にいるでは飽きてしまうから何か一つやりたい。

そんな気持ちにぴったりなのが読書です。

夏休みに一冊読み切るだけで、休み明けには一歩人とは差がつく自分に気づけることでしょう。

読書は他の人がやらないからこそ、差が生まれる部分であり、たとえそれが小説だとしても確実に実力や想像力、読解力に表れてきます。

今回はそんな読書が捗るであろう、夏休みにぴったりの清涼感があるミステリーや驚愕のオチに背筋が凍る系のミステリーを紹介します。

読書したいけど、良いのないかなと考えている方にもぴったりです。

では、行ってみましょう!

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読書で差がつく理由

読書をすることによって、読まない人と差が生まれてきます。

というのも、どんな生活をしていても文章を読む機会はあるからです。

ゲームをしてても、漫画を読んでいても、仕事でも、学校でも、勉強でも全てに共通しているのは文章が必ず出てくるというものになります。

文章は人間が知識を共有したり、残したりする際に用いられるもので、なくなることはまずありません。

文章が読めるだけで、先人たちの知恵を借りることができるわけです。

つまり読書を習慣化できている方は、それだけで文章を読む抵抗が少なくなっていることになります。

現代は動画が圧倒的にシェアを伸ばしているので、読書はだんだんと廃れて行ってはいます。

だからこそ文章を読む抵抗をなくしておくことが大事になり、人との差になっていくのです。

全く文章を読んできていない方が、文章を読み始めるのはかなり辛いことでしょうが、読書によって文章を読んできた方にとってはそんな辛いことではないはずです。

文章を読む訓練として、将来苦労しないためにも文章を読む、読書をするというのは最高のトレーニングになりうるのです。

難しい文章でなくとも、今回紹介する小説も十分に読解力アップや想像力アップ、文章力アップにつながるのでぜひ、この機会に読書好きになってください。

ミステリー小説をおすすめする理由

小説の中でも僕が特におすすめしているのが、ミステリー小説になります。

単純に僕がミステリーのような謎が好きというのもあるのですが、初心者にも読みやすいというのが理由でもあります。

ミステリーは作品にもよるところはあるのですが、事実がはっきりわかりやすく書かれているものが多いです。

何が起こっているのか、何が感情で何が事件なのかがわかりやすいのです。

心情を情景で表すことで、文学的表現はすごいのかもしれませんが、いまいち想像できず話についていけないということがミステリー小説にはないんです。

何が謎で、何を解決しようとしているのかが明確で、最後には必ず謎が解けて終わる。

一種のゲームのような感覚で読むことができるのが、ミステリー小説になります。

特に僕が好きなのは伏線がすごいミステリーで、自分の読んできた常識を一瞬でひっくり返される感覚はたまりません。

別記事にて伏線がすごいミステリーも紹介していますので、参考にしてみてください。

では、おすすめのミステリー小説について書いていきます。

おすすめの作品

読後感最高系

伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」

僕史上最高のミステリー小説。

これを読まずに死ねないと言った作品で、伏線がすごくラストは感動的な作品になっています。

終始ハラハラドキドキで、全てが完璧な小説で万人におすすめできる一冊です。

未読の方は絶対これを読んでください。

行成薫「名もなき世界のエンドロール」

ラストにジーンとなりたいなら「名もなき世界のエンドロール」がおすすめです。

自称ドッキリストのラストドッキリにワクワクしながら、心を熱くすることでしょう。

読後感最高の伏線がすごい系で、ミステリーとして完成度が高い一冊となっています。

恩田陸「麦の海に沈む果実」

不可思議な世界が最終的に意味が全て通じる感覚を味わえる「麦の海に沈む果実」もおすすめです。

学生が主人公で、登場人物もほぼ学生という学園ものかと思いきや、変な習慣やちょっと変わった者たちばかりの学園。

最終的には予想外の着地点に落ち着くのも素晴らしい出来の作品です。

学園ものミステリー好きにはぴったりの作品だと思います。

背筋が凍る系

背筋が凍る系は、好みが分かれる部分ですので、読まれる際は自己責任でお願いします。

我孫氏武丸「殺戮にいたる病」

グロ注意の「殺戮にいたる病」

ラストは背筋が凍るものになっていて、伏線がすごいでも有名な作品でもあります。

ただ殺害シーンなどが鮮明に描かれているので、かなりグロテスクに感じると思います。

女性は特にみていて辛い感覚になると思いますので、本当に閲覧注意って作品です。

北山猛邦「アリス・ミラー城 殺人事件」

アンフェアギリギリのミステリー作品です。

読者に掲示する内容は全て真実で、読者自身も犯人を推理できるっていうのがミステリーの一種の掟ではあるのですが、本作はそのギリギリを攻める作品です。

ずるいですが、うまいと言った作品で、最後の最後に驚かされ、背筋が凍る。そんなミステリー小説になっています。

歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」

伏線がすごいミステリーは数多くありますが、「葉桜の季節に君を想うということ」以上に全てが騙されていたという作品は珍しいです。

僕は読んだ感想として、そんなことある!?って想うほど完全に作者の思う壺に騙されていました。

伏線が凄すぎて、やられた、悔しいという感覚になってしまいますので注意が必要です。

誰にでもおすすめというわけではなく、ある程度ミステリーを読んできてもう騙されないぞって自信のある方に特におすすめしたい作品です。

まとめ

今回は夏休みにぴったりのミステリー小説について紹介してきました。

気になる小説はあったでしょうか?

本は読めば読むほど、楽しくなっていきます。

ぜひ、いろんな本を読んで一緒に語り合いましょう。

では、みなさんと一緒に本を熱く語り合える日を楽しみにしています。

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