電子書的はどこでも読めるし、場所を取らないから最高!
というのは本当でしょうか?
実際のところ紙の本には勝てない部分が存在するんです。
今回は電子書籍の良い面ばかりではない、悪い面についてお話ししつつ、電子書籍の中でも屈指の人気を誇るKindle Paperwhiteについて2年間使用した感想をお話ししていきます。
電子書籍に読書を集約しようと考えている方にぜひ参考にしてもらいたいです。
では、行ってみましょう!
電子書籍とは
電子書籍とは、紙ではなく、電子データとして記録されている本や雑誌のことを電子書籍と呼びます。
またその電子データである本を読む機械のことを電子書籍リーダーという呼び方をします。
読む機械(電子書籍リーダー)はさまざまな種類があり、スマホやタブレットといった身近なもので読むこともできますし、Amazonが独自で発売しているKindleという読書特化型のタブレットでも読むことができます。
電子書籍のメリット
割引がある
電子書籍には割引や、ポイント還元が高くなるものが多くあります。
Amazonで発売されているものでも数%から数十%くらい割引されることが多いです。
電子書籍は紙の本と異なり、仲介業者や販売店を挟まないので手数料分安くなる仕組みになっているのです。
新品を安く手に入れたいと思う方は、電子書籍がお得になります。
場所を選ばない
電子書籍の最大のメリットが場所にとらわれないということです。
電子書籍は電子データということで、データさえあれば電子リーダーもちろんスマホでも、Kindleでも良いですし、わざわざ読みたい本を選ばずともデータに入っているものならいつでも読むことができます。
読みたい本を一冊ならず100冊でも自由に持ち運ぶことができるのが、電子書籍のメリットです。
また電車内や車の中といった場所でもスマホでさっと出して読むことができるので、本当に場所も時間も考えずに読むことができます。
家のスペースに関しても、紙の本だと本棚など用意する必要がありますが電子書籍ならその必要もありません。
電子書籍のデメリット
頭に残らない
電子書籍のデメリットとして、頭に残りづらいというものがあります。
こちらはケイト・ガーランド氏の研究によっても言及されていて、電子書籍だと短期記憶に入るものの長期記憶には残りづらいという特徴がわかっています。
紙の本だと厚みだったり、手の感触によっても記憶に結びつくので頭に残りやすさは紙の本の方が上です。
電子書籍も頭に残るようにアウトプットを心がけたり、目次を使いながら読んだりとテクニックはありますが、やはりシンプルな方法をとれる紙の本の方が記憶に残りやすいと言えます。
ページ移動が手間
電子書籍のデメリットとして紙の本よりもページ移動に時間がかかる点があります。
紙の本ならばページを行き来するのがスムーズにいきますが、電子書籍だとパラパラめくるといった部分やページの行き来にいちいち読む混むという動作がかかってしまうのです。
この読み込むという動作はどうしても紙の本に慣れてしまっている人からすると煩わしさに変わってきます。
今後紙の本当全く変わらないようなページめくりの技術が電子書籍リーダーに搭載されれば別ですが、紙に慣れている人にとってはやはり超えられない壁だと思います。
パラパラめくって、ちょっと前に戻って、再び読んでいたところに戻るという使い方もできない点はやはりデメリットになってしまいます。
電子書籍についての基本情報とメリットデメリットをご紹介しました。
もっと詳細について知りたいという方は、別途紙の本と電子書籍を比較した記事がありますので、参考にしてみてください。
では、具体的に電子書籍リーダーを1年間使ってきた感想を交えて、年間100冊以上を読む僕がKindle Paperwhiteについてご紹介していきます。
Kindle Paperwhiteとは
Kindle Paperwhiteとは、Amazonが発売している電子書籍リーダーになります。
Amazonでは他にもKindle Oasisと呼ばれる最高グレードの電子書籍リーダーやKindleという最安値モデルなどがあります。
Kindle Paperwhiteは真ん中の性能であり、真ん中くらいの値段という位置付けです。
Kindle Paperwhiteは防水で、紙のような質感で表示してくれるというものになっています。
初めて電子書籍リーダーを買うよという方にはぜひおすすめしたい機種になっています。
グレードも真ん中ということで、手が出やすいと思います。
現在は僕のよりもグレードが上の製品が出ているので、チェックしてみてください。
Kindle Paperwhiteの長期使用レビュー
実際にKindle Paperwhiteを使った感想は、使いやすいけどページめくりがわずらわしいというものです。
スマホと違って、ブルーライトが抑えられた表示になっているので夜寝る前にも読むことができるのは良い点なのですが、ページを次にめくるときにどうしても1秒くらいのラグがあるのです。
また同じく1ページ前に戻ろうと思うとこれまた時間がかかります。
さらにも少し前に戻ろうと思ったらもう大変です。
ページ数を覚えていたり、しおりという機能を使っていれば、容易に戻ることもできるのですがそんなことをせず読んでいる身としては戻るということは基本しない本となっています。
ページめくりの面倒臭さがなくなれば、かなり良い製品だとは思います。
ブルーライトが出ないので夜読んでいても、睡眠の妨げになりませんし、重さも軽く防水ということでお風呂でも読むことができます。
これらのメリットはかなり大きいと思いますので、実際僕も文句を言いつつも2年間使い続けているというのが実情です。
また、現在は僕が購入したKindle Paperwhiteよりも進化した後継機が出ていて、こちらはType-C充電規格にも対応していたり性能アップされているのでもっと使いやすいと思います。
とはいえ、まだまだ紙の本の利便性や読みやすさには勝てないです。
紙の本の質感が好きという方や、本を読むのに操作をするというのが好きではない方はやはり紙の本がまだまだおすすめになります。
実際僕も、基本は紙の本で、要所要所で電子書籍で読むという使い方をしています。
使い分けや使い方にこそ電子書籍やKindle Paperwhiteの真骨頂があるのです。
最後におすすめの使い方を紹介していきます。
おすすめの使い方
電子書籍リーダーのおすすめの使い方は、安いものは電子書籍で重要な本は紙の本で、です。
電子書籍のメリットの一つとして安くなるというものがあります。
Amazonの場合だとさらにPrime会員になるだけで、一定数の電子書籍が無料で読めるPrimeReadingというサービスがついてきます。
これにより無料で本を読めるのです。
電子書籍に限られてくるので、僕の場合無料の本については全てKindleで読んでいるという形です。
そのほかの本については自分が欲しいと思った本を紙で購入しています。
この使い方の良い点としては、電子書籍に充てるお金は最低限にすることができるのに加えて、記憶に残したいものについては紙の本によってしっかりと記憶できるという点です。
電子書籍のメリットと紙の本のメリットを活かした方法になります。
ただ、紙の本は増えていくので本棚などのスペースが必要になってくるというデメリットはあります。
いつしか、電子書籍リーダーが紙の本のような読みやすさになることを祈るばかりです。
電子書籍は、無料もしくは半額に近いセール時のものを読む用。
紙の本は、欲しい本、記憶に残したい本を読む用。
という使い分けが、僕が2年間使用してきた結論になります。
他にもおすすめの使い方があれば、コメントもしくはDMいただけると嬉しいです。
まとめ
今回は、電子書籍の紹介から、Kindle Paperwhiteについての感想を紹介してきました。
電子書籍はどんどん進化していて、同じく電子書籍リーダーも進化しています。
紙の本にそのうち限りなく近くなる日も来るかもしれません。
電子書籍のメリットである場所を取らないというのも魅力的なので、進化が待ち遠しいです。
Kindle Paperwhiteによる読書については、これからも続けていくことは間違いないと思います。
それほど無料になったり半額以上のセールになったりするのが電子書籍です。
また暇なときに、パッとスマホで読むことができるというのも魅力ですね。
では、皆さんの読書ライフがより良いものになることを祈っています。
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