テレワークのイヤホンは何を使っていますか?
こだわれていますか?
今回紹介するのは骨伝導イヤホンで、耳への負担を最小限にしてくれる製品「Shokz OpenComm」です。
値段が高い分、きちんとパフォーマンスで返してくれるのかについてレビューを通して紹介します。
テレワークイヤホンを考えるきっかけにしていただければ嬉しいです。
では、行ってみましょう!
Shokz OpenCommの基本情報
OpenCommが商品名で、Shokz(旧AfterShokz)が手がけている製品を今回は紹介しています。
Shokzが初めてコミュニケーション専用に開発したBluetoothヘッドセットです。
耳を塞がずに骨伝導機能を利用して、音を届ける設計になっている製品で、値段はちょっと高めの2,2880円(税込、公式ストア価格)ですが長時間耳につけていても疲れない、オンライン会議に最適なヘッドセットとして多くのメディアで紹介されています。
DSPノイズキャンセリングブームマイクを搭載していて、クリアな会話も可能です。
耳を全く塞ぐことがないので、自分の声をクリアに聞くことができ違和感がないとともに、周囲の音をヘッドセットをつけたまま聞くことができるので、オフィスや急に話しかけられた時にも対応できます。
オンライン会議に最適で、音楽を楽しむにはちょっと音質が劣るかもしれません。
ただ耳を塞がないヘッドセットなので、自転車を乗っているときも使えるヘッドセットという見方はできます。
急速充電や最大通話16時間とバッテリー機能も充実しているので、高い値段を払うだけの価値がある製品になっているとスペック上は言えると思います。
果たして、そんなOpenCommを使った感想はどういったものなのでしょうか?(開封レビューに続く)
骨伝導とは
骨伝導というのは、骨を震わせる振動で音を聞こえるというものになります。
音というのは振動で、その振動を耳の蝸牛と呼ばれる部位でキャッチすることで、人間は音を認識することができます。
骨伝導とはこれを利用して、音を届ける仕組みです。
耳の上あたりに振動を与えることで、対象の人にだけ振動によってお音を届ける。他の人に聞こえることはないので迷惑をかけることもない仕組みになっています。
イヤホンでありながら、耳を全く塞ぐことがないので周りの音をそのままに聞くこともできますし、逆に例え耳を塞いだとしても骨伝導の音は絶えず聞こえるという形になります。
ちなみにイメージとしては耳かきをしながらイヤホンで音楽を聴いているようなイメージです。
身近なところで体験するなら、耳を塞いで声を出してみてください。
耳を塞いでいるのにも関わらず声を聞くことができるでしょう。
これは頭蓋骨に声の振動が伝わり、骨伝導が発生して音として認識することができるのです。
骨伝導機能は耳を塞がず音を聞くことができる画期的な仕組みになります。
開封レビュー
では、OpenCommの開封レビューをしていきましょう。
箱がこんな感じです。
開けてみるとちょっとした入れ物にがあって、その中に本体が収納されていました。
内容物は本体と充電用ケーブル、説明書保証書でした。
ケースがあるのはちょっと嬉しいポイントだと感じました。
ペアリングは簡単で、マイクを左に来るように装着した時に、右に音量のプラス、マイナスボタンがやってきます。
そのプラスボタンを長押しするとOpenCommの起動が、そしてさらに長押ししているとペアリングモードになります。
ペアリングモードになったらあとは使いたい機器のBluetoothの設定で繋げるだけです。
起動時やペアリング時は女の人の声で「接続しました」など聞こえるので確認もしやすかったです。
実際の音質は音楽は聴いていないので、分かりかねますが会議の声はかなりクリアだと感じました。
これまでスピーカーで聴いていた音と変わらずに会議に参加できる形で、耳を塞がないので長時間半日くらいつけていても全く苦ではありませんでした。
充電方法や充電の持ち時間にも不満がなく、なかなかいい買い物ができたのではないかと思います。
ただ、Teamsとの相性が悪いという点がありました。
Teamsという会議ツールで、マイクのミュートをオンにしたりオフにしたりすると、いちいち「ミュートにしました」「ミュートを解除しました」という音声が流れるのです。
自分だけにしか聞こえない声でのアナウンスなのですが、ありがた迷惑、会議中にオンオフにするとその間の声が聞こえなくなる現象があるのです。
これについては、対処法もあるので、そちらの記事のURL載せておきますね。
ソフトウェアのインストールなどが面倒なので、僕はマイクはパソコンのマイク、音声だけOpenCommという使い方をしています。
仕事上Teamsを使うことが多いので、このマイナス点は結構大きいなと感じました。
おすすめ度は?
音声としてはGoodな評価ですが、マイクのオンオフがありがた迷惑という点ではマイナスな製品だと感じました。
そんなOpenCommのおすすめ度は10点満点中6点です。
Teamsを使わないという方であれば、マイクのオンオフもおそらく大丈夫なので、おすすめできますが、Temasを使うとなると結局パソコンのマイクを使ったりするのでおすすめはできませんかね。
音としては申し分なく、骨伝導機能が働いて快適なのですが、会議はやはり喋ってナンボなところがあるので、オンオフ時に音声ガイドが挟まるのは好きではありませんでした。
そもそも22,880円と高い値段を出しているので、その部分も決して万人におすすめできる製品ではないと感じました。
会社の経費などで落とせる場合に試して買ってみるというのが、一番いいと思います。
音を聞く製品としては素晴らしく、おそらくオンオフの機能さえ改善すれば間違いなくおすすめ度8点くらいになる製品です。
マイクが使いづらくなる可能性や別ソフトウェアをインストールすることに抵抗がない方であれば、OpenCommいいと思います。
実際僕もマイクに関しての文句を言いつつも今後使っていく所存です。
骨伝導一度ハマると抜け出せない心地よさがあるんです。
耳を塞いでいないのに、音が聞こえることに感動しつつ毎日会議で使用しています。
おすすめ度はちょっと低めでありますが、買って後悔のない製品であることは確かです。
まとめ
今回はShokzが出しているOpenCommという骨伝導ヘッドセットについて紹介してきました。
オンライン会議が増え、テレワークも多い昨今、製品にこだわれる人が活躍していっています。
この機会に骨伝導ヘッドセットで快適なオンライン会議をしてみるのはいかがでしょうか?
骨伝導という新しい感覚をぜひ味わってほしいです。
特に耳かきをしながらイヤホンみたいに音が聞けるという点は、本当に感動します(←オンライン会議中はちゃんと会議に集中しろ!)
では、皆さんのオンライン会議はちょっとでもよりよくなることを祈っています。
コメント