三国志って有名だよねー、人気だよねー
だけど、いまいち中身って分かってない。そんな方多いんじゃありませんか?
実際僕も中身まではあんまり知らないです。
しかも今更、長い小説やら本を読む気にもならない。。。そんな時に役に立つのが今回紹介する「マンガ 三国志Ⅰ」になります。
タイトルの通り、全てが漫画で描かれており、ストーリーや登場人物の名前、戦いの経緯から結果までぬるぬると頭に入ってくるのです。
この記事では、「マンガ 三国志 Ⅰ」の概要を紹介しつつ、「マンガ 三国志 Ⅰ」を読むべき理由について紹介していきます。
では、いってみましょう!
本書の概要
ページ数
あとがき含めず540ページで、全543ページです。
読むのにかかった時間
漫画を読むスピードによって変わってきますが、僕の場合ですとだいたい3時間半ほどで読み切ることができました。
構成
劉備(りゅうび)を主人公にした展開で、劉備と張飛(ちょうひ)、関羽(かんう)が知り合うところから始まり、長江で矢を10万本集めた話までがⅠの内容となっています。
歴史を知らないは恥ずかしい?
三国志なんて知らなくても死なない。
確かにそうです。
でも歴史を知らないとなると教養がない、学がないと舐められてしまう場面があるのが社会人の現実です。
実際にそんな場面に出くわしたことはありませんが、知っていて損はない知識が歴史だと思います。
特に三国志というのは根強いファンが多い歴史テーマであるので、齧った知識でも人の名前を出せるようになるとファンに対して詳細を聞くモチベーションになります。
人は話を聞いてもらえると嬉しくなって、仲が深まるものです。
なので、いかに相手に興味を持って話しかけられるかが大事になってきます。
そんな話題の一つに三国志や歴史があります。
三国志の話をチラッと見せて、「詳細は知らないですけど、詳しいですか?」と聞いてやれば相手が無限に話を展開させてくれる可能性もあります。
そうなれば、こっちのもので興味を持って相手に相槌をしていくだけで仲が深まっていくのです。
教養があるというのは頭が良い証明ではなく、相手に興味を見出すきっかけだと僕は思っています。
知っている知識をより深めようと相手に質問することで、相手は気分が良くなってしゃべってくれる。
しゃべってくれると自然と仲が深まっていく、そしてまた教養や知識が深まっていくという良い循環に入っていくのです。
人間関係を良好にするためにも歴史などの、一見知らなくてもいいような知識も大事になってきます。
特に今回紹介している「マンガ 三国志Ⅰ」では漫画で簡単に学べるという特徴と三国志を網羅的に学べるという特徴を持っています。
ここから知識の土台を作って、好きな武将いますか?から話を始めると盛り上がることでしょう。
自分の好きなものに興味がある人が魅力的に映るのは経験があると思います。
それを万人にできるようになるためにはそれ相応の教養と知識が必要になってくるのです。
あくまで基礎部分だけでも持っていると話についていけて面白い話と良い人間関係を手に入れられます。
今は過去からできている
歴史を学ぶことで一番手に入るものとしては、先人の知恵です。
自分達の悩みをすでに先人たちが自分じゃ思いつかないような方法で突破しているのを知ることができるのが歴史になります。
「マンガ 三国志Ⅰ」で出てくる例だと、諸葛孔明の矢10万本を3日で用意するという方法が僕は斬新で好きでした。
10万本の矢を三日で用意するというのは無茶苦茶な締切設定で、多くの人がそんなの不可能だと考えました。
しかし諸葛孔明はあるアイデアでやり遂げたのです。
そのアイデアは、相手に矢を打たせ、その矢を回収するという方法になります。
人形の影を目掛けて放たれた矢を後程回収するという奇策によって、諸葛孔明は10万本以上の矢を集めることに成功するのです。
こんなアイデア思いつきますか?
こんな感じに歴史上の人物には飛び抜けた発想を持っている人がよく現れます。
同じ方法が自分の環境に当てはまる可能性は少ないかもしれませんが、常識や当たり前という発想から逸脱したアイデアには学べるところがあると思います。
ピンチをチャンスにすることで、一気に名をあげたり、周囲の信頼を勝ち得ることができる例も歴史にはたくさんあるのです。
それらを学ぶことで、いかに相手の意に沿うことや期待以上のことで出世につながるかなどを学ぶことができます。
現代に生かせる知識として歴史を学ぶと、小学生、中学生で学んできた歴史という見方が変わってきて面白くなってくるのです。
僕自身、理系で歴史は好きではありませんでしたが、歴史上の人物たちの成長や発想を知って今に生かすという考え方を知って、俄然興味を持つようになりました。
王道のところを読んで、ゆっくりではありますが、歴史の面白さも分かりつつあるところです。
普通に読み元として面白い
「マンガ 三国志Ⅰ」は歴史として読むのでも面白いですが、普通に漫画として面白いんです。
漫画なので読みやすく登場人物の顔と名前が一致しやすい特徴はもちろんのこと、バトル展開が熱くてどんどん先に読み進めてしまいます。
戦い自体はかなりあっさりしているものの、どちらが勝って、政権がどうなるのかというのは手に汗握る展開になっていくのです。
劉備という主人公が単純に最強で、どんどんのしあがるというわけではなく、徐々に力をつけたり急に攻められて力を失ったりするので、ドキドキがあります。
戦略や誰が誰を裏切って主導権を握るという点も心理戦で面白いと感じました。
三国志ってこんなに面白いんだぁとわかるきっかけになるような話にまとまっていて読んでいて楽しかったです。
今回は「マンガ 三国志Ⅰ」を読んだので、「マンガ 三国志Ⅱ」を早く読みたくなりました。
このあと誰が三国の争いに終止符を打つのかなど気になることばかりです。
キングダムという漫画も三国志をテーマにしているそうなので、チェックしてみたいと感じました。
巻数が多すぎるので、一気には読めないかもしれませんがコツコツ読みたいです。
まとめ
今回は「マンガ 三国志Ⅰ」について紹介してきました。
漫画で歴史を学べる時代って最高ですね。
歴史マンガだからどうせ、歴史の教科書を無理やり漫画にしたくらいだろうと思っていましたが、全くそんなことなく、漫画として面白い作品になっていました。
「マンガ 三国志Ⅱ」が気になる終わり方でもあったので、早く続きが読みたいです。
三国志がこんな面白くて熱い話だとは知りませんでした。
歴史ってちゃんと読んだり背景がわかると面白いですよね。
三国志の後は中世ヨーロッパあたりも読んでみたいと思います。
皆さんのおすすめの歴史を教えてほしいです。
では、皆さんの歴史が今後も良いものになることを祈っています。
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