バルミューダの製品は見た目が何よりおしゃれでスタイリッシュです。
一人暮らしを始める人たちやインスタでも大人気のバルミューダですが、
正直実用性はあまり高くないのが現実です。
今回は、おしゃれで素晴らしいバルミューダですが、僕が購入した電気ポッドのよくなかった点の紹介。
バルミューダの良いところと実は性能は高くないというお話をしていきます。
バルミューダが非常にオシャレで大好きだからこそ、ちょっと辛口な意見を書かせていただきます。
では、行ってみましょう!
バルミューダ製品とは
「最小で最大を」という理念のもと扇風機や加湿器、トースターや電気ポットといった家電製品を主に取り扱っているのがバルミューダになります。
その特徴はミニマルさ、スタイリッシュさです。
とにかく見た目が美しい、余計な機能を落とすことでどんなお家に置いても映える。
また、通常の家具家電よりも高い値段設定になっていますので、一種のステータス性も持っているのです。
家電界のAppleと言ったところでしょうか。
最近では「BALMUDA Phone」と呼ばれるスマートフォンを発売して賛否両論(否の方が多め?)で有名になっています。
僕はバルミューダ製品がかなり好きで、スタイリッシュさの虜になっている一人になります。
所持しているのは「BALMUDA The Pot」(電気ケトル)のみですが、常に新製品情報にはアンテナを張っています。
正直高いのがネックになっていてあまり購入できていない感じです。
ちなみに扇風機一つで39,600円(税込)します。
一般の扇風機の値段はだいたい1万円しないくらいで買えるので、その値段の高さはわかっていただけると思います。
ちなみにダイソンの扇風機は一番安いもので44,770円します。
今回はそんなバルミューダ製品の人気な理由と僕が使ってみてよくなかった点、
実は値段の割に性能が低いというお話をしていきたいと思います。
バルミューダが人気な理由
バルミューダが人気な理由はやはり、そのデザインにあります。
独断と偏見込みですが、僕が気に入っている商品たちの見た目を確認してください。
まず、トースター。
電気ケトル。
オーブンレンジ。
加湿器。
LEDランタン。
空気清浄機。
いずれも非常に洗練されたミニマリズムを感じる美しいデザインだと思います。
他にも商品は幅広く発売されていますので、
ぜひ、公式サイトでチェックしてみてください。
見た途端一目惚れするものが多くありますので、金欠な方には毒かもしれません。
また、デザインが秀逸だからこそSNSで大きく有名になったことがバルミューダが人気な理由です。
バルミューダはそのデザインの良さからインスタやツイッターで大きく騒がれる存在となりました。
部屋に置いておくだけで映えるので、インフルエンサーはじめ多くの方が写真をアップします。
これによって多くの方の目に留まったことが人気戦略上非常に良い方向に進んでいったと僕はみています。
加えて値段が結構高い。
正直コスパがいいと言えないくらいの値段設定なので、ちょっとお金に余裕がないと買えないのがまた人気な理由なのです。
仮にバルミューダが普通の家電と同じ価格帯だったら、ここまで人気は出ていなかったはずです。
ステータスの一つにバルミューダを持っているというのができたことが人気に拍車をかけたと思います。
完全にバルミューダの戦略勝ちと言えます。
デザインとブランドを兼ね備えた現在のバルミューダはおそらく今後も多少高くても買ってくれるユーザーの心をガッチリとつかんでいます(かくゆう僕もその一人)
2022年4月1日からは新価格として値上げも実施するそうです。
おそらく値段が2、3000円上がったところで、購入者はそのまま居続けると思います。
それだけデザインに加え、ブランド力を今のバルミューダは持っているからです。
バルミューダはデザインが何より素敵ですが、その裏で値段設定とSNSという戦略がガッツリハマった素晴らしいビジネスの例だと思います。
それこそがバルミューダが今日ここまで人気が高まった理由になります。
バルミューダのポッドが使いづらいわけ
はっきり言いますバルミューダの電気ケトルは使いづらいです。
僕は一人暮らしでよくお湯を沸かす事が多いのですが、
インスタントコーヒーやカップラーメンをよく食べる人はバルミューダの電気ケトルの購入をもっと冷静に考えたほうがいいかもしれません。
バルミューダのよくない点は、ズバリ「目盛りが内部にしかなくて、どこまで水が入っているかわからない点」です。
おしゃれと置いていてもカッコいいという代わりに表からは水がどこまで入っているのかがわからない構造になっています。
僕が使っているものの写真も載せておきます。
このように内部の光を当ててようやく見えるかどうかのところにしか目盛りがないんです。
これは非常に困る。
そもそもバルミューダ電気ケトルの容量は0.6Lと少ないのにも関わらず、目盛りまで見づらいのはかなり致命的だと僕は思っています。
ちょっと大きめのカップラーメンを作ろうとした時0.6Lギリギリまで沸かしたと思うことがよくあります。
その時、まず間違いなく0.6Lぴったりは無理です。
目盛りが見づらいのでアバウトさが出てくるのです。
目盛りが見づらいのでそもそも僕の場合だと見るのすら面倒になり、カップラーメンにお湯を注ぐタイミングで足りない!
なんてことはザラにあります。
多少は僕が悪いとわかっているのですが。
実家の電気ケトルはティファールで外から水がどれくらいかわかるので水量の調節が非常にやりやすいんです。
おしゃれさを意識するあまり盲点だったところです。
外から水の量がわからないというのがここまでマイナスポイントかってくらい、僕にとってはマイナスポイントでした。
水量オーバーもよくあります。
ちなみに水量オーバーだと吹きこぼれるし、水を注ぐとき水漏れするなどがありますので注意してください。
バルミューダの電気ケトルは他のバルミューダ製品と比べ比較的安価に購入ができる「バルミューダ入門機」みたいな位置付けなので、購入検討される方も多いと思います。
僕もその一人でしたが、一人分しか沸かせないのに加え、
外から水量がわからない点は考慮したほうが良いと思います。
使う機会が多い電気ケトルはストレスのたまらないものをおすすめします。
バルミューダ製品は性能が低い!?
バルミューダは高すぎる
バルミューダは正直高いです。
値段が高い分ブランド力によって購入者が増える戦略というのもわかるのですが、やはり高いです。
頑張って購入に踏み切ったユーザーも正直残念な気持ちにさせる性能だとも思っています。
先ほど挙げた電気ケトルの例もそうですが、落ち着いてバルミューダの性能を見ると他社が出している家電製品の方が便利でコスパが高いのです。
電子レンジを一つの例に挙げたいと思います。
バルミューダの電子レンジは「BALMUDA The Range」と呼ばれるもので、あたため機能はもちろんのこと、オーブン機能がついている製品になります。
特徴としては運転時にギターの音色が聞こえることと見た目の洗練されたデザインだと思います。
価格は「47,850円」です。
では同価格帯で電子レンジを探してみましょう。
パナソニックだと「36,190円」でほぼ同じ性能の製品(NE-MS268-K)が購入できます。(最高出力はパナソニックが1000Wまで対応しているので性能としてはパナソニックが上)
Amazonには対象商品がなかったので、代替品を紹介しています
東芝からはER-WD100(W)が46,440円で発売されており、最大出力1000Wで内容量は30Lとなっています(バルミューダレンジは18L)
Amazonには対象商品がなかったので、代替品を紹介しています
シャープからはバルミューダに非常に似ているもののディスプレイが搭載されたRE-SD18A-Bという製品が、42,820円で発売されています。
性能も非常にバルミューダレンジと似ています。
最大出力800Wで18Lの内容量になっています。
ここまでみていただいた中でもわかっていただけるかと思いますが、
バルミューダのレンジを買う値段を出すなら、
他の会社が出しているかなりグレードの高い電子レンジを割安で購入することができてしまうのです。
ここからバルミューダは性能の割に値段が高いと言えるかと思います。
それでもバルミューダを推す方はデザインやバルミューダ独自の音楽を楽しみたい方となっています。
コスパの面で考えるといい買い物とは言えませんが。
おしゃれと実用性はトレードオフ
バルミューダを買ってもQOL(生活の質)は上がらないので注意してください。
おしゃれというのはあくまでも見た目の話で中身とは関係ないのです。
QOLを本当に上げるものは性能でなのです。
おしゃれだからQOLが上がるというのは見せかけだと僕は考えています。
確かに見た目によって生活の満足度は上がるかもしれませんが、決して質が上がっているわけではないと忠告させてください。
僕は電気ケトルをバルミューダにしてQOLは一切上がっていません。
むしろみづらい目盛りのせいでどこまで水を注いでいいかわからないという不便を感じてしまっているくらいです。
他の製品全てにおいてこのような使いづらさを感じるわけではもちろんないとは思います。
しかし、性能をスペック目線から吟味すると決して高いものではないですし、
デザインを洗練するがあまり使いづらそうな印象を受けてしまいます。
電子レンジですと、表示が少なすぎて操作を覚えるのが大変そうなどです。
使ってみたら実は使いやすいもあるかもしれませんが、洗練されたミニマムなデザインというのは使い勝手とトレードオフになってしまうと思います。
使い勝手を捨てるのか、デザイン性を捨てるのか。
実に難しい問題だと思いますが、バルミューダはどちらかというとデザイン性に重きを置いているということだけご承知ください。
他社と比べると同じような値段でも性能よりデザインを重視していることになります。
まとめ
今回はバルミューダについてかなり否定的に書いてきました。
しかし、あくまで使いづらい部分と性能がイマイチな点があるという面を知ってもらいたかったからです。
僕はバルミューダのデザインが非常に好きです。
なんなら電子レンジを新調してバルミューダにしようか悩んでいるくらいです。
物欲の僕を抑えるために今回は電子レンジのよくない点を挙げさせていただきました。
デザインを取れば性能がイマイチになる。
性能を取ればデザインがダサくなる。
非常に難しい問題です。
あなたならどっちを優先するでしょうか。
QOL面から考えると性能優先の方がいいと僕は思っています。
生活の質は性能という使い勝手によって高まるものだと思うからです。
とはいえ、バルミューダのデザインは美しい、家電界のAppleと僕は勝手に呼んでいますが、
本当にそう思います。
デザイン性にプラスされて独自の機能があればもっと売れるとすら思っています。
値段が高い分おしゃれに意識がある方にはぜひおすすめしたいです。
しかし、その場合きちんとバルミューダのよくない点、使い勝手が悪いなども考慮してください。
おしゃれが全てQOL向上に繋がるわけでも、インスタで紹介されている食べ物が全部美味しいというわけでもありません。
自分の生活に合ったもの、自分の目的に合ったものを探しましょう。
それこそが一番QOL向上につながるのです。
では、更なるQOL向上に向けて明日もがんばりましょう!!
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