副業の選択肢にカメラマンはありますか?
実はカメラマンと副業の相性は非常によく、さらに副業から本業にする道筋も立てやすいんです。
今回紹介する小椋翔さんの「副業するならカメラマン」ではカメラマンがどうして副業に向いているのか、副業としてカメラマンを成功させる方法について書かれていました。
副業を成功に導くマインドについても書かれているので、副業を考えたらまず読むべきとも言える一冊でした。
この記事では、そんな「副業するならカメラマン」の内容を紹介していきます。
では、いってみましょう!
本書の概要
ページ数
おわりにを含めず276ページ、全286ページでした。
読むにかかった時間
大体2時間半ほどで読み切ることができました。
構成
カメラマンがどうして副業に向いているのか時間的観点、金銭的観点で紹介されていました。
また経験ゼロから売れっ子カメラマンになるための方法が紹介され、実際に稼げたカメラマンの例が紹介されている構成でした。
最後に稼げるカメラマンと稼げないカメラマンの違いが紹介され、写真が上手くなるテクニックがまとめられていました。
どうしてカメラマンが副業に良いのか
カメラマンがどうして副業に向いているのか。
それは、投資額が少ないかつ大きく稼げ、場所にとらわれないからです。
また誰でもカメラマンの才能があると言えるのもあります。
実際に著者である小椋翔さんは、3万円のカメラを手にカメラマンに0日でなり、年商1億円にまで上り詰めています。
ここまでの極端な例以外にも「副業するならカメラマン」では時間を取られずにSNSで集客を行い依頼を受注する例や旅先に行く際に旅先でカメラマンが必要な方がいないかを募集するというやり方もありました。
少額かつ自分のペースでSNSを駆使することでカメラマンには誰でもなれるのです。
また、カメラマンは幸せな瞬間に立ち会えるという魅力があります。
幸せで美しい瞬間を写真に収めることができるのです。
その瞬間に立ち会えて、自分の手でその瞬間を収められるのはカメラマンならではの魅力であり、副業にする価値になります。
本業にするとどれほど儲かるのか
では実際カメラマンはどれほど稼げるのか。
著者である小椋翔さんの場合、一件のカメラマンの業務で100万円の単価なんだそうです。
つまり、月に10回でも依頼を受けたら月収1000万円。
これは極端な例ではあるものの、「副業するならカメラマン」の中では主婦でも1ヶ月で120万円稼げるようになった例。
カメラ歴0日でも50件以上の依頼をもらうことができた例などが紹介されていました。
単価にもよりますが、これだけ聞いてもかなりカメラマンは稼ぎやすいと感じることでしょう。
もちろん、依頼の数や金額が保証されているわけではありませんが、自分の努力次第で月収100万円も決して夢ではなく現実的なのがカメラマンなのです。
さらにカメラマンとして活動しつつ、自分では捌ききれない依頼については別のカメラマンに振ることで稼げる量をブーストすることもできます。
カメラマンとして技術を磨きつつ、自分の手で稼ぐ道も
人を使って大量の依頼をマネジメントする道もカメラマンという選択肢ではあるのです。
カメラマンとして成功する道筋
では、カメラマンになるモチベーションが上がったところで、カメラマンとして成功する道筋を「副業するならカメラマン」の内容をまとめつつ紹介していきます。
カメラを購入する
まずはカメラマンとしての必需品であるカメラを購入します。
最近のスマホなどでもスペック的には十分すぎる性能を持っていますが、一眼レフカメラを購入することをおすすめします。
筆者である小椋翔さんは、3万円で中古のカメラを購入してカメラマンになったそうなので、価格的には似たようなところを狙うと良いでしょう。
おすすめのセットとしては、ボディ(Canonデジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X5)、単焦点レンズ、SDカードやストラップです。
これらを合わせて3万円の価格になるそう。
2019年に書かれた内容なので、ボディなどについては最新に近いものだとより一層成功に近づくスピードが高まると思います。
魅力的なプロフィールを作成する
カメラを購入したらSNSのアカウントを作成し、魅力的なプロフィールを作成していきます。
まずプロフィール写真、これはできるだけ顔を出すことを念頭に信頼感を出せるようにします。
また、プロフィール写真はカメラマンかんを出しつつ、クオリティの高い写真だとなおいいです。
カメラと一緒に写真に映ることで、カメラマンであることが1発でわかる工夫も大切。
プロフィールの内容はわかりやすいかつ、信頼できるような魅力的なものしましょう。
また技術に自信がない最初のうちから、自信満々に演出しておくのも大事。
技術以上に熱意によってカメラマンの良し悪しは決まってくるので、SNSのプロフィールではとにかく全力でやることをアピールします。
ちなみにSNSでのおすすめはfacebook、地域ごとのつながりをもちやすかったり広告が簡単に出せるという点でおすすめされていました。
超絶写真を撮る努力をする
SNSのアカウントができたら、あとはひたすら超絶写真を撮って投稿していきます。
超絶写真とは、心揺れるような芸術的な写真や心惹かれる写真のことを言います。
例えば、めちゃくちゃ綺麗な夜景やシルエットの男女と東京タワーみたいな写真です。
こういった超絶写真撮ることで、腕を磨くことができさらに似たような写真を撮って欲しいと思ってもらえます。
この時、インフルエンサーなどに無料で写真を撮りたい旨をDMなどで送ることで、被写体確保もできる手もあります。
最初はとにかく撮った写真を溜めて実績を作っていくのが重要になってくるのです。
やりたい仕事をどんどん受け単価を上げる
ここまでできたら成功もあとちょっと。
受ける依頼が増えてきたら、やりたい仕事を優先してやっていきましょう。
例え見た目の単価が高いからといって、やりたくない仕事をやる必要はありません。
やりたいことをやった方が、クオリティの高い仕事ができ、さらなる依頼受注につながっていきます。
またその際に意識するのが自分の単価を上げていくこと。
最初は500円で依頼を受けるキャンペーンを実施して、集客、注目度を上げる施策を打ってから。
一件につき1万円、5万円と上げていき、相場を見ながら自分の単価を定めていくのです。
単価を上げることは躊躇してしまいそうですが、意外と単価は高くても依頼が殺到する人には殺到しますので安心してください。
大事なマインド
「副業するならカメラマン」で重要なマインドがあります。
それが、自信を持ってやる。です。
お金がない、時間がない、自信がない。
これらによって人は行動を起こさない理由を探してしまうものです。
だからこそ、自信を持ってやれ。という考えになります。
とにかくやっていくうちに、不要だった時間を見つけて副業に充てられるようになり、副業をやるからお金が増える。そして最終的に仮の自信だったものが本物の自信になるのです。
最初は見せかけの自信でも良いので、自分ならできると思い込むことが重要。
自信があれば、この人に任せようと思ってもらえるので、どんな副業でも成功しやすいのです。
過去の成功者たちに自信がなさそうな人がいないのは、そういうこと。
本当は自信がなかったとしても、0日でカメラマンになった例があるように飛び込めばなんとかなるもの。
偽りの自信もそのうち本物の自信になります。
まずは自信を装って飛び込んでみる。やってみる。
「できるかできないか」ではなく「やるかやらないか」で決めるようにしましょう。
まとめ
今回は、小椋翔さんの「副業するならカメラマン」を紹介してきました。
副業を考える上で、カメラマンという選択肢は全くなかったので非常に参考になりました。
僕としては写真自体は好きなものの、カメラマンの生活は自分に合わないと思ったので挑戦はしないかなと思いました。
ですが、「副業するならカメラマン」に出ていたマインドや、集客の仕方は非常に参考になりました。
実際にカメラマンになりたいと考えているなら、このやり方が近道な気がします。
カメラマンになりたい!思った方はぜひ一度読んでみてください。
では、皆さんの副業が成功することを祈っています。
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