ChatGPTの有料プランに3万円のProが追加されました。
月額3,000円ほどが課金プランだったChatGPTが、一桁変わるプランが登場で何が変わるのか。
世間ではヤバイ!との声がありますが、それはポジティブな意味なのか、それとも。
この記事では、そんなChatGPTの新しいプラン「超賢者モード」を紹介します。
では、いってみましょう!
ChatGPT Proプランとは
米国時間2025年12月5日、新たな有料プランとしてリリースされたのが「ChatGPT Pro」です。
月額200ドル(約3万円)で下記のようなことが実施できちゃうとのこと。
・ChatGPT Plusの特典を一通り網羅
・o1 Proモードの解禁
・o1と4oモデルの利用回数無制限
・Advanced Voice Mode利用回数無制限
何よりも注目なのはo1 Proモードの解禁です。
これは超賢者モードとも言われるモードで、非常に優秀なAIモデルに回答をお願いすることができちゃいます。
超賢者モードでできること
これまで最新かつ最高の回答をしてくれるo1というモデルと比較して、このくらいの差が生まれるほど超賢者モード(o1 Proモード)は優秀です。
研究者やエンジニアレベルのタスク生産性がUPするレベルとのことでした。
デモンストレーションでは、「宇宙施設を作ろうとしているんだけど、この考え方でいける?」というのがあり、その回答は博士課程を卒業したメンバーも納得の回答だったようです。
(僕なんかには到底理解も、正しさもわからない世界)
高度な計算や理論を組み立てることができるのが、超賢者モード(o1 Proモード)です。
無料プラン、有料プラン、Proプランの違い
ここで気になるのは、それぞれの有料プランとの違いです。
ざっと表にまとめるとこんな感じ。
無料プラン | ChatGPT Plus | ChatGPT Pro | |
月額 | 無料 | 20ドル(約3千円) | 200ドル(約3万円) |
GPT-4o | 3~5時間に10回前後まで利用可能 | 無料版の5倍利用可能 | 無制限 |
Open AI o1-preview | 利用不可 | 週50回まで利用可能 | 無制限 |
Open AI o1-mini | 利用不可 | 1日50回 | 無制限 |
Open AI o1-Pro | 利用不可 | 利用不可 | 無制限 |
画像生成 | × | ⚪︎ | ⚪︎ |
動画生成 | × | △ | △ |
Proプランでは全てのモデルが無制限に使えて、超賢者モードも使えるというのが大きな違いです。
ただ超賢者モードがどれほどの人が使いこなせるかという問題があります。
宝の持ち腐れになってしまう可能性は十分にありそうです。
おすすめは?
ChatGPTのプランでおすすめはどれなのか。
僕はこれまで通り有料プランを推します。
Proプランは正直高い割に、使いこなせない高度すぎるレベルだと思うのです。
研究者やエンジニアといった仕事でChatGPTを使いこなしていく。という方でない限りモデルの利用無制限も嬉しくはないはず。
結局いつものモデルを使っていたら、せっかくの高い月額がもったいないと思います。
では無料ではどうか。これまた微妙です。
せっかく生成AIが発展しているこの世の中に追いつけなくなってしまうと思います。
どんどん進化していく生成AIに合わせて、使いこなせる技術も磨いていかないといけません。
使いこなせないほどのハイスペックでも、使いこなすほどの利用ができないスペックでもダメです。
つまりは、有料プランである「ChatGPT Plus」を僕はおすすめします。
決して後悔はしない使い心地だと思うので、ぜひ色々なことをChatGPTにお願いしてその凄さを体感してください。
(もちろん、最初は無料プランで使い方を学ぶというのは良いと思います)
まとめ
今回は、ChatGPTの新しいプランについて紹介してきました。
超賢者モードは気になるものの、正直僕のようなアマチュアには関係が薄い話でした。
ただ、このレベルのモデルがいつかPlusに適用される日も遠くないはずです。
その時は使い勝手をぜひ試したい。
生成AIの進化は凄まじいですが、遅れを取らないように頑張りましょう。
では、皆さんの生成AIライフがより良いものになることを祈っています。
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