日本には3つのタブーがある。
そのタブーに触れてしまうと、芸能界はあろか、命に関わる場合もあるとか…
そんなタブーに触れた一冊が、森永卓郎さんの「書いてはいけない」です。
よく出版できたな。というのが第一声となる一冊、今回は一部をまとめながら紹介します。
真っ赤な嘘だ!と言ってしまうこともできるタブーの真実、あなたはこれを知ってどう生きていきますか?
では、いってみましょう!

本の概要

ページ数
あとがき含めず199ページ、全203ページでした。
読むのにかかった時間
だいたい2時間半ほどで読み切ることができました。
構成
三つのタブー「ジャニーズの性加害」「財務省のカルト的財政緊縮主義」「日本航空123便の墜落事件」が紹介され、
その後、日本経済が墜落した理由と今後が考察される構成でした。
おすすめ度

森永卓郎さんの「書いてはいけない」のおすすめ度は、5点満点中4点です。
多くの人に読んで欲しいけど、怖すぎて陰謀論として片付けられそうなのでおすすめしきれない。というのが僕の所感でした。
書いてある内容はエビデンスもあり、非常に説得力のあるもので、僕としては言っていることに納得でき、よく書いてくれた。と思いました。
ただ、揚げ足を取ろうと思えば取れるような気もしますし、この一冊だけでは真実の一部にしかならないという感想もあります。
ここから、さらに人が立ち上がっていく。これがどうしても必要。
言い訳の上手い人たちをさらに追い込んでいく必要があるのです。
そう言った意味で、多くの人に読んでほしいですが、陰謀論で片付けるような人たちには読んでほしくないという葛藤があります。
ぜひ、この記事を読んでいる方はまずはしっかりとこれらの真実や考察を受け止めた上で進むべき道を選んで欲しいです。
第一のタブー:ジャニーズの性加害

最初の書いてはいけないタブーは「ジャニーズの性加害」です。
「ジャニーズの性加害」は実は昔からあったことで、なんなら裁判所の判決で存在したことが証明されていることでした。
それがとにかく明るみに出なかったことが問題であり、その裏にはジャニーズによるメディアへの働きがけがあったのです。
「ジャニーズの性加害」に触れようものなら、干され、芸能界では仕事ができなくなってしまう。
恐ろしい世界です。
ただ、長年眠らされていた「ジャニーズの性加害」を起こすことができたのも事実。
メディアを抑えればいいだけの時代は終わりを告げた良い例でもあると言えます。
第二のタブー:財務省のカルト的財政緊縮主義

第二のタブーが「財務省のカルト的財政緊縮主義」です。
増税が厳しい昨今がまさに「財務省のカルト的財政緊縮主義」の影響と言えます。
なんせ財務省の中では、増税を行ったものが正義で出世していくのです。
財務省はとにかく増税を行うのを目指すでしょう。しかし経済的にはしっかりと経済の動向を見て増税や減税を行わなければいけない。
増税をただ行うだけでは経済は縮小していくだけです。
結果的に日本は世界第二位のGDPを誇っていたのに、落ちぶれてしまった。
財務省を悪く言うこともまた、「ジャニーズの性加害」同様メディアによって秘匿とされている内容です。
どうにかこれを打ち負かしていき、改善しないといけません。
第三のタブー:日本航空123便の墜落事件

第三のタブーは「日本航空123便の墜落事件」です。
「日本航空123便の墜落事件」は、1985年8月12日に発生した日本航空123便が墜落した事件。
どうも「日本航空123便の墜落事件」には裏や隠された真実がありそう。
「日本航空123便の墜落事件」は事故発生から、事故現場の発見、救出が1日ほど遅れたそうです。
さらには、発見された遺体は第三者による火炎放射での焼き後があったそう。
これらの事実から見えてくる真実が、123便はミサイルの誤射による墜落です。
日本はミサイルの誤射という真実を隠すために、救出を遅らせ、さらには遺体を完全に焼き切るようにしたとのこと。
これが全て真実だったとしたらとんでもないことです。ただ、この説を裏付ける証拠もたっぷり出ています。
123便は表向きにはメンテナンス不十分が原因とされていますが、その裏にはミサイルの誤射というのがある。
これは決して口に出してはいけないこととして、今も表にはほとんど出ていません。
真実は、フライトレコーダーの中にあるはずですが、それは表には出さないという裁判所の判決が出ています。
これはフライトデータの中に言ってはいけない真実が入っていたのか、それとも本当に証拠にはなり得ないものだったのか??
日本経済が墜落した理由と今後

日本経済が墜落した理由は、「日本航空123便の墜落事件」のせいかもしれません。
123便が墜落した原因がミサイルの誤射と断定した場合、日本政府はこれを隠蔽したことになります。
さらに隠蔽した上で、事件の責任をボーイング社に負ってもらったのです。
これはアメリカへの大きな貸しとなってしまい、アメリカの言いなりになるしかなくなります。
大きな貸しによってアメリカの言いなりになり、自国よりアメリカを考える経済政策となってしまい、自国自体が墜落した。というのです。
信憑性は十分にあります。
さぁ、ここからどうするか。まずは123便の事件の真相を明るみに出すことが重要です。
「ジャニーズの性加害」が表に出て、処分が完了できた僕たちです。きっと「日本航空123便の墜落事件」も真っ当に処理し切ることができるはず。
処理さえできれば。アメリカへの大きな貸しもなくなる。そして、自国のための経済政策が行えるようになるはずです。
隠さない。これがこれからの世の中に必要な動きだと言えそうです。
まとめ

今回は森永卓郎さんの「書いてはいけない」を紹介してきました。
よく出版できたな。という内容で、読んでいて面白かったです。
日本の隠蔽工作の怖さを知るとともに、日本が落ちぶれた理由がよくわかる内容でした。
全てを丸呑みで信じるわけではないですが、この考え方も十分過ぎるほどあり得ます。
皆さんは信じますか?
では、皆さんの読書ライフがより良いものになることを祈っています。

