裸眼のまま3Dで画像が見れちゃう!
未来!と感じるかもしれませんが既に3DSからこの技術は存在していました。
今回紹介するのは「Looking Glass Go」
iPhoneサイズで裸眼立体視が行えるディスプレイです。
その機能と面白さを紹介し、需要はあるのか考察していきます。
では、いってみましょう!
「Looking Glass Go」とは
「Looking Glass Go」とは、クラウドファンディングで支援を受付ているガジェットです。
iPhone15とほぼ同じサイズのポータブル裸眼立体視ディスプレイ。
プロトタイプではあるものの、1,400人以上支援金額5,900万円を超える金額を集めています。
「Looking Glass Go」の価格は、45,000円~で支援することができます。
自分で撮った写真を表示したり、PCと繋げてAIアバターなんかを表示させることもできます。
AIを使った深度計測が行われるので、普通に撮った写真でも自動的に3Dにしてくれて、立体的な画像として表示してくれるのです。
3DSはなぜ失敗したのか
裸眼でも立体視ができる。という製品で思い出すのが3DSです。
実際3DSは発売され、一定数の人気を博しましたが任天堂さんの歴史としては決して成功例ではありません。
結局3Dで見れる機能は話題にはなったものの、普及はしませんでした。
なぜ、普及しなかったのか。
大きな要因としては3Dにする必要がないからです。
普通のゲームをわざわざ立体視で見る必要がないですし、ずっと見ていると気持ち悪くなってくる。
ゲームとの相性が悪かったのです。
動きが激しいものと立体視との相性は良くありません。
3DSはその部分で失敗したと言えます。
では、「Looking Glass Go」は3DS同様失敗してしまうプロダクトなのか。
Looking Glass Goは成功するか?
「Looking Glass Go」は大きな失敗はしない、良い製品だと僕は思いました。
その一番の要因が、画像やアバターといった動きが激しくないものを前面に押し出したマーケティングです。
3DSで失敗した原因をしっかり分析した製品で、コンパクトさによってゲームを強制的にできないようにしています。
また、自分で撮った画像を3Dとして立体視できる技術も素晴らしく、プレゼンを見る限り撮ってすぐに立体画像として表示できるようでした。
ただ残念ポイントもいくつかあり、まずはスピーカーが内蔵されていないこと。
AIアバターをせっかく立体で表示できるのにこれはもったいないと思いました。
あと、持ち運べるを謳い文句にしていますが、持ち運べる必要はないと思います。
むしろ据え置きにするくらいでよかったと思うのです。
アレクサのような存在として売り出す方が、正解だったのではないかと思います。
コンパクトにした分いつでもどこでも立体画像が見れる。という良さはあるかもしれませんが、出先でわざわざ立体で見たい時などあるのでしょうか。
むしろ荷物はなるべく少なくしたいはず。
iPhoneがもう一つとなると、荷物は確実にかさばってきます。
以上の残念ポイントはありますが、アイデアとしては非常に面白く、未来もある製品だと感じました。
今すぐ購入よりかは、次のモデルくらいに期待したいですね。
購入方法
購入方法は2024年1月現在クラウドファンディングだけです。
下記サイトでプランを選択することで購入が可能。
僕自身は購入しませんし、手放しでおすすめできる製品でもありません。
今後この技術は確実に広がっていく未来が見えたので、今回紹介しました。
ただ、面白く楽しいアイデアですのでチェックしてみてください。
まとめ
今回は、「Looking Glass Go」を紹介してきました。
裸眼立体視機能があるディスプレイという面白い商品でした。
3DSとは異なる方向なので、失敗する可能性も低そうだと思います。
むしろ、AIアバターの需要によって高まりそうな気もしました。
ぜひチェックしてみてください。
では、皆さんの3Dライフがより良いものになることを祈っています。
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