相手の心理を操るプロフェッショナル・メンタリスト
かっこいいですし、憧れちゃいます。
今回はそんなメンタリストのテクニックなど書かれた本を紹介します。
僕も一時期メンタリストに憧れ、色々な本を読んできたので、胸を張っておすすめできます。
では、行ってみましょう!
メンタリストとは
メンタリストとは、心理学に基づく暗示や錯覚などのテクニックを駆使して、常識では考えられないような超常現象パフォーマンスを行う人たちです。
手を触れずにフォークを曲げたり、人の心で唱えた数字を言い当てたり、ババ抜きで相手のババの位置を言い当てたりなどのパフォーマンスがあります。
定義は曖昧な部分があるため、メンタリストという言葉だけが一人歩きし、単純に心理学を元にした考え方をしているだけでメンタリストを名乗る方々も多いので注意が必要です。
メンタリストとしてやるべきこと
メンタリストとして、やるべきことは心理学の勉強が主になってきます。
パフォーマンスを覚えたいだけであれば、マジックの勉強をするとフォーク曲げなどは体得可能です。
おすすめのYouTube動画がありますので、そちらをみるだけでフォーク曲げはできるようになります。
人の心を言い当てたり、目的の回答に誘導したりする場合は今回紹介する書籍を元に心理学を学ぶことで体得することが可能です。
コールドリーディングや仕草を読む、動き方一つで心の中を分析していく術を学んでいきます。
メンタリストの心理学と世間一般の心理学は異なるということは注意が必要です。
世間一般の心理学だと、人の心に焦点を当てるのですが、どちらかというと病名をつけたりどういう状態であるかの名前をつけるといった側面が強くメンタリスト的実践向けなことは学べません。
メンタリストに憧れる方は、心理学科に進むのではなく書籍などで学んだ方が近道です。
おすすめの書籍 7選
ではおすすめの書籍7選を紹介していきます。
順番は特に気にせず、気になったものをお手に取ってみてください。
メンタリズムの罠
メンタリズムの第一人者である、ダレン・ブラウン氏の著書をこれまた日本メンタリストの第一人者・DaiGo氏が翻訳した一冊になります。
宝くじの当選番号宛てから催眠術、コールドリーディング、ダレン氏がやってきたパフォーマンスを解説しながらメンタリズムの基礎を学ぶことができます。
ただ、ページ数が477ページで文章がいっぱい出てくるので、読む場合は少し覚悟が必要です。
その分内容は濃く、これ一冊で十分にメンタリストの道を進むことができます。
これがメンタリズムです
日本のメンタリスト第一人者であるDaiGo氏が書いた著書で、メンタリズムのパフォーマンスの一部を体得することができる一冊です。
自分の意図した数字に誘導するテクニックが書かれていて、DaiGo氏がやっていたパフォーマンスに必要な知識も学ぶことができます。
ただし、フォーク曲げなどは原理は書かれているものの、決して全てを種明かししているわけではないという点は注意が必要な一冊です。
マジシャンだけが知っている最強の心理戦略
メンタリスト用の書籍とは異なる可能性がありますが、こちらの一冊もメンタリストやマジシャンを目指す方におすすめしたいです。
マジシャンがどういった心理テクニックを使って、お客さんを誘導しているのか、自分自身のメンタルはどうやって保っているのかを解説した一冊になります。
プレゼンなどに応用できる面や、相手の心を惹きつけるテクニックなども紹介されていて、マジシャンだけでなく多くの方にハマる内容となっているのも特徴です。
コールド・リーディング:人の心を一瞬でつかむ技術
コールド・リーディングとは、話術や観察法の一つであり、外観で観察したり何気ない会話を交わしただけで相手のことを言い当てます。
占い師や霊媒師などがこの技術を使っていることが有名で、「どうしてわかるんですか!?」みたいな反応を引き出す時に利用する技術です。
この一冊はそんなコールドリーディングを基礎からみっちりと学ぶことができる一冊になります。
ページ数が465ページで、文字びっしりなので、「メンタリズムの罠」同様ちょっと覚悟がいる一冊です。
ですが、その分内容は濃く、コールドリーディングとはなんぞや、占いって何であんなに信用できないかなどを学びたい方にはぴったりの一冊になります。
FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学
靴の方向で相手が何を考えているのかがわかる。
そういったことがしたいなら、この一冊です。
元FBI捜査官が使っていた仕草で相手の心の状態を読む技術が書かれています。
表情だけでなく全体の体の動きで、相手が不快に思っているのか自分に共感してくれているのかを見抜くテクニックを学ぶことができます。
眠れなくなるほど面白いヤバい心理学
心理学やメンタリストの全体的なことを知りたいという方にはこの一冊です。
メンタリストのパフォーマンスについては書かれていませんが、日常生活で使える心理テクニックが体系的に書かれています。
難しい本よりもとにかく実践的な内容を知りたいという方にはおすすめで、ページ数も160ページで絵多めです。
さらっと読んで、人の心を読む心理学を学ぶことができます。
なぜ、占い師は信用されるのか?「コールドリーディング」のすべて
コールドリーディングをもっとさらっと学びたいという方にはこちらの一冊です。
占い師がいかに偽物が多いのかがわかる内容で、これを読むと占いがバカらしくなってしまう一冊でもあります。
占いを信じ続けたい方は決して読んではいけない本ですが、内容は非常に面白くコールドリーディングをいかに使っていくかをまとめています。
「コールド・リーディング:人の心を一瞬でつかむ技術」は基礎や基本、定義などを、こちらは実践面に特化した一冊という位置付けです。
どちらか一方と聞かれたらページ数も228ページなので読みやすいこちらをおすすめします。
まとめ
今回は、メンタリストになるためのおすすめ書籍を紹介してきました。
いかがだったでしょうか?気になる本は見つかったでしょうか?
メンタリズム用の心理学の本というだけでもっと多い本が見つかりますが、まずはここからという7冊を紹介させてもらいました。
一冊しか選べないとなったら、「眠れなくなるほど面白いヤバい心理学」か「メンタリズムの罠」といったところです。
読書家の方なら間違いなく「メンタリズムの罠」がおすすめになります。
ぜひ、気になった本はお手に取ってメンタリストたちの技を盗んでください。
では、皆さんのメンタリズムが光を浴びることを祈っています。
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