PayPay改悪?本人確認、クレカ制限、まとめて支払いに手数料…乗り換えるか?

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PayPayが改悪と呼んでいい、制度改革が行われます。

本人確認はいいとして、PayPayカード以外のチャージができなくなる。まとめて支払いでのチャージが2回目以降手数料がかかる。というものです。

今回は、そんなPayPayの改悪情報についてまとめ、回避する方法についてご紹介します。

また、PayPayに変わるお得な決済方法についても紹介します。

では、いってみましょう!

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PayPayの改悪 3選

まずはPayPayの最近発表されている改悪について三つご紹介します。

キャンペーン参加は本人確認必須に

2023年6月15日から行われるキャンペーンより、本人確認が必須になります。

本人確認が行われていないと、PayPayジャンボ(高還元率のキャンペーン)を利用することができないのです。

本人確認にはマイナンバーカードや運転免許証が必要になり、最短2分で完了すると謳っていますが、個人情報を極力登録したくない方には改悪と写る内容でしょう。

とはいえ、これから先に紹介する改悪よりかは納得できるかつ、対応も簡単な改悪になります。

他社クレカが使えなくなる

PayPayはクレジットカードを登録することで、残高払いではなく登録したクレジットカードでの決済も行えます。

この登録するクレジットカードはこれまで自由に自分の好きなクレジットカードを登録することができたのですが、そこが改悪します。

PayPayカードのみが対象となるのです。

2023年7月以降に新規クレジットカード登録ができなくなり(PayPayカード以外)

2023年8月以降から他社クレジットカードの登録自体が解除されてしまい使えなくなります。

これまでクレジットカードとPayPayを紐づけて利用していた方にとってはかなり大きな改悪だと言えるでしょう。

まとめて支払いに手数料がかかる

ソフトバンク・Ymobile・LINEMOでスマホキャリアを契約している方は、PayPayへのチャージの種類としてまとめて支払いを選択することができます。

まとめて支払いとは、PayPayへのチャージ金額を通信量に合算するという方式です。

例えば、月990円のプランを契約している場合、PayPayへのチャージを2,000円行ったとすると、その月の通信量として請求されるのは2,990円という形になります。

この通信量の支払いはクレジットカードででき、好きなクレジットカードでできるので、通信料をクレカのポイント還元率でお得にできるのです。

通信料を1.0%還元のクレカで支払っている場合、PayPayへのチャージに対してもクレカのポイント還元がついて、PayPayポイントとクレカのポイントの二重取りができる。

しかし、これが改悪されます。

まとめて支払いに手数料2.5%がかかるようになるのです。

適用は2023年8月1日以降で、2回目以降のまとめて支払いによるチャージにはチャージ金額の2.5%が手数料として奪われます。

1回目は手数料無料なので、月一回だけのチャージならば手数料無料でチャージすることができるのです。

これまで紹介していたPayPayを使ったポイント二重取り手法が使いづらくなってしまう改悪ですね。

PayPayが改悪する理由

どうしてPayPayは改悪を発表してきているのか、その理由について考察していきます。

ズバリ、シェアが伸びてきてユーザーの囲い込み、収益を求めにきたから。でしょう。

PayPayは2023年現在QRコード決済のNo.1シェア率を誇っています。

その座に着くために多くの資金を、キャンペーンやら商店への手数料を少なくするという方向に費やしてきました。

シェア率が上がったことで、その資金を回収しにきているのです。

多少ユーザーに不利になる制度だとしても、ユーザーは離れず収益も上がるとの見込みなのでしょう。

確かにPayPayは生活の一部になりつつあるので、今回紹介した改悪があったとしてもまだまだシェア率No.1をキープし続けるはずです。

クレジットカードでの収益も狙っていて、自社クレジットカードでユーザーを囲い込み、PayPay経済圏を確立させようとしています。

楽天経済圏を真似するこのPayPay経済圏は果たして、楽天を超えることができるのか。

こちらも見ものですね。

PayPayで最大限お得になる方法

改悪があるとはいえ、まだまだPayPayをお得にする方法に変化はありません。

ソフトバンク・Ymobile・LINEMOに加入していれば、ポイントの二重取りが2023年8月以降も利用することができます。

また、PayPayカード以外のクレジットカードが登録できなくなってもこちらの方法なら、好きなクレジットカードでのチャージができるのです。

方法は簡単で、ソフトバンク・Ymobile・LINEMOに通信キャリアを乗り換えるだけ。

乗り換えたら、PayPay上で連携させてやるとチャージ方法にまとめて支払いを選択できるようになります。

通信料の支払いに好きなクレジットカードを登録すれば、ポイント二重取り構造の完成です。

クレジットカードによっては、2.0%還元なんかも実現できちゃいます。

年会費無料になるクレジットカードでおすすめなのは、「三井住友ゴールド(NL)」と「エポスゴールドカード」です。

どちらも最大1.5%還元になるカードなので、超おすすめになります。

これらのカードを使って、チャージ金額を通信料と合算するまとめて支払いを使う。

PayPayのポイントと合わせて(還元率0.5%)最大2.0%の還元を受けることができます。

PayPayの代わりの決済方法

最後に改悪があるPayPayから離脱する方法についても紹介します。

紹介基準としては還元率がPayPayに負けず劣らないこと、支払いがどこでもしやすいことです。

楽天Pay

楽天が運営するQRコード決済サービスになります。

楽天Payの普及率はなかなかで、多くの場面で利用できるのが特徴です。

また還元率も高く、楽天カードを利用しての決済では1.5%を常時叩き出すことができます。

さらに楽天カード以外も対応自体はしているので、PayPayではないQRコード決済を考えている方の一番の乗り換え有力候補になるでしょう。

auPay

auが運営するQRコード、クレジットカード決済サービスになります。

こちらはauの通信キャリアもしくはau自分銀行を持っている方という限定で使えるサービスである点がマイナスですが、使える場面、還元率が高い、クレジットカードも自由に選べる点はプラスです。

クレジットカードはチャージの時のみ使用でき、クレジットカードのポイントとauPayでの支払いによるポイント還元のポイント二重取りができます。

auのキャリアを利用している方にはPayPayに変わる大きな有力候補です。

モバイルSuica

電車でよく利用する人なら常識の支払い方法がSuicaです。

中でもモバイルSuicaはスマホのアプリとなって、いつでもチャージができ支払いもワンタッチでアプリを立ち上げる必要もないのは嬉しいポイントになります。

こちらは万人におすすめできる支払い方法です。

使用できるお店もどんどん増えていて、駅構内ならほぼ確実に使える決済方法になります。

ポイント還元率はSuicaへのチャージがクレジットカードでできるので、クレジットカードのポイントが貯まります。

さらに、JRE Point加盟店ではJREポイントも付与されるので、ポイントの二重取りもできます。

毎回ポイントの二重取りができない点、チャージするクレジットカードによってはポイント還元率が悪いというマイナス点はあるものの、個人的には楽という面で一番おすすめです。

ちなみに、エポスカードやJREカードを用いればチャージによるポイント還元率を1.5%に保ち続けることもできちゃいます。

まとめ

今回は、PayPayの改悪情報と乗り換え先について紹介してきました。

シェア率が上がると改悪するというのは、もうお馴染みですね。

最初だけいい顔して、付き合ってみたら浮気性だった男みたいな感じです。

最初だけ優しいんじゃなく、ずっと優しい旦那さんみたいな決済サービスに出会いたいものですね。

では、皆さんのキャッシュレスライフがより良いものになることを祈っています。

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