2024年から新NISAが導入されます。
YouTubeをはじめ、各メディアで最高の改正!ともてはやされている制度です。
では、2023年つみたてNISAをやっている人たちはどうやって2024年開始の新NISAをやればいいのでしょう?
この記事では、そんな疑問に答えるべく、やるべきことを明確にしながら一番お得な方法を紹介します。
では、行ってみましょう!
新NISA簡単にまとめると…
まずは新NISAで何が変わるのか簡単にまとめます。
新NISAでは、これまでの年間上限120万円でしたが、年間上限360万円となり最大利用額としては1,800万円まで非課税で投資できるようになります。
さらに非課税保有期間も撤廃され、確実な改善となったのが新NISAです。
変更点を一覧でまとめた図がこちらになります。
新NISAは2024年1月開始予定です。
今回はこの新NISAに向けて今やるべきことについてまとめていきます。
2023年つみたてNISAはストップしておくべき?
つみたてNISAをすでに始めているという方は、2023年つみたてNISAをやめるべきかという疑問については「やめる必要はない」が回答です。
新NISA導入後は現在のつみたてNISAは新しい買い付けができなくなります。
とはいえ、2023年分のつみたては可能で20年間保有することもできます。
2023年の積立分は、2042年末に回収するという運用ができるのです。
なので、せっかく2023年に余っている非課税枠も最大限使うためにも2023年のつみたてNISAを続けるべきだと思います。
2023年にやるべきこと
「2023年のつみたてNISA用のお金を2024年の積立分に加算すれば新NISAを最大限使いこなせるのでは?」という疑問が浮かびそうです。
確かに、新NISAは年間上限が360万円になり、従来のつみたてNISAの40万円より遥かに高い金額を1年間で積み立てることが可能になります。
ですが、僕の考えとしては2023年は変わらずつみたてNISAを続ける方が良いと思います。
1年早く積み立てられた40万円は市場にいる時間も1年間多くなるからです。
例えば、2023年につみたてを行わなかった場合、複利を1年分受け取れないということになります。
これは損失で、多くの投資家が言っている「長く投資市場に居続けることが一番大事」という理念から外れてしまっているのです。
40万円という比較的投資額としては少ない金額でも2023年の1年間を取りこぼさないようにした方が良いと思います。
2023年は引き続きつみたてNISAを続ける!というのが2023年にまずやるべきことです。
続いて、つみたてNISA以外のお金については僕は貯金しておいて新NISA開始と同時に新NISAに突っ込むのがいいと思います。
今つみたてNISA以外のお金を投資に回すのは少し効率が悪いという印象です。
新NISAであれば非課税なので、わざわざ税金を多めに払おうとしているような形になります。
なのでつみたてNISA以上のお金をETFや別インデックスファンドに投入するのは初心者の方は待った方が良いと思うのです。
その分のお金を貯めといて、2024年開始の新NISAに回せば非課税として運用できます。
手数料や税金をとにかく抑えることが投資に勝つ上で重要なことにですから。
2024年にやるべきこと
2024年にやるべきことは一つです。
ズバリ、「新NISAを全力でやる」になります。
新NISAは非常に良くできた制度なのでフルで活用しちゃいましょう。
もちろん無理してやれということではなく、最低限生活に必要なお金を貯めた後にやるべきという話です。
目指せ年間360万円で、できずとも少しでも多くのお金を投資に回せるように頑張ることが大切になってきます。
早く1,800万円の上限に達することができればそれだけ複利も大きくなっていくので、他の投資は一旦ストップしてまずは新NISAの上限いっぱいを目指すというのが効率的な戦略だと僕は思います。
まとめ
今回は、新NISAに向けてやるべきことをまとめてきました。
既につみたてNISAをやっている方は、今のまま2023年も続けて2024年になったら新NISAに全振りで挑む。
まだつみたてNISAなどをやっていない方は、証券口座から作って2024年に向けて準備をするのがおすすめの行動です。
おすすめの証券口座は下記の楽天証券かSBI証券になります。
どちらも使っている身ですが、非の打ち所がないしっかりとした証券会社なので安心して使えて、手数料も安いのでおすすめです。
では、皆さんの投資額が少しでもアップして楽な人生になることを祈っています。
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