システムやアプリを作るなんて自分には無理!そう思っていませんか?
実はChatGPTを用いることでITやプログラミングがよくわかっていなくても、作ることができちゃうんです。
今回はそんなChatGPTの利用方法について解説していきます。
では、いってみましょう!
ChatGPTってなんだっけ
ChatGPTとは、2022年11月にOpenAI社がリリースした大規模言語モデルの一種です。
Generative Pre-trained Transformerの略で、普通の話し言葉でAIとやり取りができます。
無料かつ日本語にも対応しており、「〇〇について教えて」「下記の内容に沿ってブログ記事を考えて」などの指示を送るだけで回答を返してくれるのです。
ただし2021年6月時点での学習データなので、最新の情報などは苦手としています。
さらに、それっぽい回答なので全てを信じてしまいそうですが、誤った情報を含める場合もあるので使い方には注意が必要です。
アプリ開発の流れ
アプリを開発する流れを大きく分けると下記です。
①アプリの計画
②アプリの実装
③アプリのリリース(展開)
アプリの計画ではどのようなアプリ制作を行うのか調査から、構想を考えるところまでやります。
アプリの実装は実際にコーディングやイラスト、3Dモデルなんかを駆使しながらアプリの中身を作っていきます。
アプリのリリースは最後に作ったアプリをAppStoreなどのアプリ配布用サイトに置くことを指します。
これらを経ることで自分独自のアプリを世の中に出すことができるのです。
ChatGPTを使うとこれら三つ全てのことが一通り実施できるようになります。
ChatGPTの活用方法
アプリの計画では、ChatGPTにアプリのアイデアを聞くことができます。
これまでになかったユニークなアプリを考えてもらったり、自分の考えたアプリのアイデアを評価してもらったりなどの使い方ができるのです。
ただし2021年の学習データなので、2021年以降に出たアプリと被る場合があるのでChatGPTに聞くだけでなくAppStoreやGooglePlayで調べてみる必要はあります。
アプリの実装についてもChatGPTを利用することでやりやすくなります。(完全にChatGPT一本でアプリを作れるレベルではない)
「①で考えたアプリをプログラミングして」と言って完成すれば夢のようですが、それはまだまだできない。
一部の関数を実装するくらいでギリギリなのです。
アプリ一つを1冊の本と捉えるなら、ChatGPTにできるのは1章だとか1段落くらい。
決して丸々1冊の本を作り上げることは今のところできません。
アプリのリリースについても、やってくれるのではなくあくまでもやり方を教えてくれるという範囲を出ません。
AppStoreに展開・リリースする方法を聞けば。
Apple Developerアカウント登録をして、アプリの設定を構築して、AppStoreに提出して審査を待つ。
という方法が紹介され、さらに細かく聞けばもう少し詳細な情報を教えてくれます。
本当に望むのは「このアプリをリリースしておいて」とアプリのソースコードを送ればいい。という形ですが、まだまだそこまでのレベルではないですね。
感想
アプリ開発をしつつ、ChatGPTを色々使っている僕としてはかなりChatGPTとアプリ開発は相性が良いと感じています。
開発ではあまり役には立ちませんが、アイデア出しという観点ではとにかく役に立つのです。
「これまでになかったアプリゲームのアイデアを考えて」というプロンプトだけで、瞬時に5個くらいのアイデアを出してくれて、「もっと面白そうでワクワクする子供でも楽しめるゲームで」というとさらにアイデアを出してくれる。
ChatGPTが考えたアイデアをもとに自分のオリジナリティを加えるとさらに良いゲームになることでしょう。
ChatGPTを補佐という観点で使うと非常に良いと思いました。
また、アプリ自体のアイデアだけでなく、アプリの名前なんかにも利用しやすいと考えています。
「こうこうこういったアプリなんだけど、シンプルかつわかりやすいアプリ名を考えて」という感じで聞くことで、これまた大量にアイデアを出してくれます。
出てきたアプリ名を組み合わせ、「このアプリ名どう思う?」と入力すると評価もしてくれます。
良い点と課題を挙げてくれるので、じっくりアプリ名を考えるのに役に立つのです。
実際に僕はこれらのアイデアとアプリ名という点でChatGPTを利用しています。
まとめ
今回は、ChatGPTを使ったアプリ開発について紹介してきました。
ChatGPTを利用することでアイデア出しや開発についてかなりスピードが出やすくなると思います。
個人開発でもビジネスとしても、スピードは命。
そのうちプログラミング自体も完全にChatGPTがやってくれるようになればさらに嬉しいですね。
では、皆さんのアプリ開発ライフがより良いものになることを祈っています。
コメント