楽天のポイントプログラムであるSPUが大幅改定されます!
12月これまでのSPUから大幅に改定が加わり、生まれ変わるのです。
ただ、この改定がポジティブなものだったら良かったんですが、完全に改悪に分類されるものでした。
この記事ではSPUがどのように改定されるのか紹介しつつ、楽天の今後についても考察していきます。
では、いってみましょう!
SPUとはそもそもなんだっけ?
SPUとは、Super Point Up Programの略称で、楽天の各種サービス・条件を達成することでポイントの倍率が上がるお得なプログラムです。
最大15.5倍のポイントアップが狙えて、ポイント還元率で言うと15.5%還元となります。
キャンペーンなどを組み合わせるとさらにポイント還元率が高まり、ポイント還元率という面から注目を浴びているプログラムです。
ただ、昨今楽天モバイルの業績不調によって、改悪が相次ぎ12月にはさらなる改定が行われるそう。
今回はそんな12月に行われる改定について紹介していきます。
改定されるSPU条件
楽天モバイル獲得割合と上限
楽天モバイルを利用することで受けられるSPUの割合が高まります。
これまで楽天モバイルの対象プラン契約で+1倍~+3倍だったものが、「Rakuten最強プラン」契約で+4倍となるのです。
ただし、獲得上限は2,000ポイントとなり従来の7,000ポイントより大幅削減されます。
モバイルキャリア決済もポイント倍率が+0.5倍から+2倍にアップします。
ただ獲得上限は5,000ポイントから1,000ポイントになります。
楽天ひかり獲得割合と上限
楽天ひかりはポイント倍率+2倍になりますが、獲得上限が2,000ポイントから1,000ポイントに削減されます。
楽天プレミアムカードの獲得割合
楽天プレミアムカードははこれまで+2倍の条件になっていましたがゼロになります。
楽天カードの獲得上限
楽天カードのSPU条件はそのまま+1倍ですが、上限が5,000ポイントから1,000ポイントとなります。
楽天証券の獲得上限
楽天証券はSPU条件はそのままですが、獲得上限が5,000ポイントから2,000ポイントとなります。
無料でできるSPUは何倍?
以上の変更を踏まえ、無料でできるSPU条件はどのようになるのか。
まず楽天会員になって楽天市場を利用することで、+1倍
楽天カード(年会費無料)を利用することで、+2倍(カードの還元率を含める)
楽天銀行と楽天カードの組み合わせを利用することで、+0.5倍
ここまでが無料でできる範囲のSPUで、3.5倍です。
ここに簡単なSPU条件である、証券利用(+0.5倍)楽天トラベル利用(+1倍)楽天ブックス(+0.5倍)を利用することで5.5倍くらいは狙える形。
ただし、もらえるポイント上限があり、5,500+2倍のSPU分(楽天市場利用と楽天カードの還元率分)となります。
5,500ポイントまでは5.5倍でポイント還元を受けることができますが、そこから先は2倍でしかポイント獲得ができません。
最大限活かしても毎月これだけ?
仮に楽天モバイルを契約して、最大のSPUを発揮できるようになったとして15.5倍にSPUがなったとしましょう。
その場合でもポイント獲得上限が決まっており、それぞれ下記が上限です。
楽天モバイル 2,000ポイント
楽天キャリア決済 1,000ポイント
楽天ひかり 1,000ポイント
楽天カード特典分 1,000ポイント
楽天銀行&カード利用 1,000ポイント
楽天証券(投資信託) 2,000ポイント
楽天証券(米国株式) 2,000ポイント
楽天ウォレット 1,000ポイント
楽天トラベル 1,000ポイント
楽天ブックス 500ポイント
楽天Kobo 500ポイント
楽天Pasha 1,000ポイント
RakutenFasionアプリ 1,000ポイント
そのため、合計15,000ポイント+2倍分のポイントが月にもらえる上限です。
およそ150万円分(ポイント還元率1%で計算した場合)のポイントなので決してポイントが少ないわけではありませんが、これまでのポイント還元率と比較すると劇的に下がっています。
楽天市場のポイントをうまく利用して、やりくりをしていた方は見直す機会かもしれません。
楽天の今後を考察
最後に楽天の今後について考察していきます。
楽天の今後としては、どんどんユーザーが離れていくと予想します。
正直SPUの改悪がひどすぎます。
完全に楽天モバイルにシフトした内容ですし、その楽天モバイルの条件だっていつ変更になるかはわかりません。
楽天モバイルのユーザーがある程度集まったところで改悪なんてことも考えられるのです。
楽天の一番の強みであるSPUというポイントアッププログラムにはあまり手を出すべきではなかったかな。というのが正直な僕の気持ち。
ポイント還元によって集まったユーザーはこれから伸びていくポイント還元率の高いサービスに流れていくと思います。
楽天の今後は厳しい戦いになるんじゃないかな。
Amazonでもポイントが高まるSPUのようなサービスを始めたので、いよいよ楽天は厳しくなっています。
僕は1消費者としてフラットな目で、一番お得な買い方を模索していく所存です。
まとめ
今回は楽天ポイントアッププログラムの改悪ついて紹介してきました。
ポイント還元率以上に、上限が決まることがかなり痛いかなと思いました。
上限に辿り着くユーザーは少ないものの、楽天ヘビーユーザーは確実に痛い改悪だと思います。
ヘビーユーザーを捨て、楽天モバイルにシフトする動きだと僕は感じました。
どう立ち回ってポイント還元率の恩恵を受けるかは、見極める必要がありそうですね。
では、皆さんの楽天ライフがより良いものになることを祈っています。
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