5分でわかる尾形和昭「楽天で買って、Amazonで売る」書評&ネタバレ要約

ビジネス本の書評

手っ取り早く稼ぐなら、物販がおすすめです。

とはいえ、何をしたらいいのかわからない。

今回は、そんな悩みが解決する一冊、尾形和昭さんの「楽天で買って、Amazonで売る」を紹介します。

初心者向けのしっかりと理由とやり方が書かれた内容で、僕でもスッキリと物販の流れがわかったので、この記事ではその内容をまとめていきます。

では、いってみましょう!

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本書の概要

ページ数

おわりにを含めず202ページ、全206ページでした。

読むのにかかった時間

大体2時間かからない程度で読み切ることができました。

構成

楽天でお得に買った商品をAmazonで売る。というのを土台にどうやればいいのかが書かれたHow To本でした。

Amazonで売るためのアカウント作成方法や楽天でお得に買うためのSPUを上げる方法も書かれていました。

ただSPUについては、最新情報ではないため2024年現在は「楽天で買って、Amazonで売る」で書かれた方法ではSPUを上げることは難しいです。

おすすめ度

尾形和昭さんの「楽天で買って、Amazonで売る」のおすすめ度は、5点満点中3.5点です。

悪くはないけど、激推しまではしない評価。

まず副業としての評価は高いです。やり方がしっかり書かれているので始めやすさで言えば副業系の本の中でもかなり良いと思います。

ただ、具体的な物品の話になると抽象的な話になってしまっている印象でした。

売れているもの、人気のあるもの、値段が安定しているもの。と条件は述べるものの具体的にこれとか。というのはない形。

実際に物品を探してみた。体験談などが書かれていた方が親切でイメージつきやすいと思いました。

始め方としては悪くないけど、これ一冊だと物品探すところで挫けそう。というのが印象でした。

Amazonで売る理由

どうしてAmazonで売るのか。

一番の理由は発送作業を限りなくゼロに近い労力にできるからです。

AmazonではFBAというサービスがあります。

FBAはAmazonの倉庫を借りることができるサービスで、Amazonに商品を発送するだけで購入者に発送する作業や一部カスタマーサポートを代わりにやってくれるのです。

とにかくこれが便利とのことで、副業として物販を行う際はこの楽さを取るべくAmazonで売るのが一番だと言えます。

ただ、Amazonはその分出品者になるハードルも高く、条件も厳しかったりし規制もどんどん増えていっています。

なので、できるだけAmazonでの出品者アカウントを作成するべきとも「楽天で買って、Amazonで売る」では書かれていました。

利用者数も多いAmazonで売るというのは、発送作業が楽になる以外にもメリットだと思います。

楽天で買うのはマストではない

タイトルが「楽天で買って、Amazonで売る」となっているので、楽天で買わなくちゃいけないものだと思われるかもしれません。

ですが、「楽天で買って、Amazonで売る」では決して楽天で購入しろとは言っていないのです。

楽天は一つの選択肢であり、Yahooショッピングなどの他の通販サイトや実店舗での購入もアリだと言っています。

とにかく、一番安いところで購入するという考え方が大事で、特にセールなどを利用して安い時に一気に仕入れてAmazonで適正価格で売るという考え方でした。

楽天はそんな考えのもとだと、セールになりやすかったりSPUと呼ばれるポイントアップサービスによって、安く仕入れやすいとのこと。

なので、相場よりも安く、Amazonで売られている価格より安く強いれることができるのならどこでも良いというのが「楽天で買って、Amazonで売る」でした。

Amazonで売るために必要なこと

Amazonで実際に物販を始めようとなった時に必要になることをまとめておきます。

まずはAmazon出品者用アカウントです。

これは無料でも作れますし、有料でより有利なサービスを受けつつ物販ができるアカウントとして作成することができます。

「楽天で買って、Amazonで売る」では、ひとまず無料アカウントでの作成方法が記載されていました。

下記URLでアカウント作成を進めていきます。

Selling Plans, Shipping Fees and Cost Calculator | Pricing for Selling on Amazon
The cost to sell on Amazon depends on your selling plan, product category, fulfillment strategy, and other variables.

普段使っているアカウントとは別のアカウントでユーザーを作成することをおすすめします。

アカウントの準備ができたら、あとは仕入れてAmazonに発送、出品の準備をします。

仕入れる物品は、KeepaやAmz superman seller toolなどを利用して、「売れていること」「単価が高いもの」「価値が高いもの」「Amazoの手数料の安いもの」という条件で探します。

仕入れる商品が決まったら、実際に仕入れを行い、AmazonでFBAを受けるための出品登録を行なっていきます。

出品登録についてはネットで調べても、「楽天で買って、Amazonで売る」でやり方を確認するでも良いと思いますので、この記事では割愛します。

一番のハードルは出品者用アカウントを作成することだと思いますので、作るだけなら無料でできるので、ぜひやってみてください。

とにかく初めてみる

とにかく始めてみる。というのがいいです。

とりあえず、物販に少しでも興味が出てきたのであればAmazonで出品者用のアカウントを作成するだけでも構いません。

作るだけでも規約改正前に作れれば、それだけで後でやるよりも有利になるのです。

スピードこそが正義とは言いませんが、「楽天で買って、Amazonで売る」を読む限り早く始めてとりあえず何か売る感覚を身につけるのが良いと感じました。

3万円~5万円の利益を上げるのであれば、決して難しくはないというのが「楽天で買って、Amazonで売る」の結論ですので、ぜひ、気になる方は読んで、実践してみてください。

まとめ

今回は、尾形和昭さんの「楽天で買って、Amazonで売る」を紹介してきました。

やり方が割と丁寧に書かれた一冊でしたが、アカウント作成といった部分にフォーカスしすぎて仕入れが薄い気がしました。

なので、もしかしたら物販を始めるにあたって、この一冊だと不安に思われる方も多いと思います。

とはいえ、始めてから考えるでも副業の場合良いと思いますので、ぜひとりあえずAmazon出品者用アカウント作成してみてください。

また、今回の内容で気になった方は「楽天で買って、Amazonで売る」読んでみてください。

では、皆さんの読書ライフがより良いものになることを祈っています。

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