5分でわかる蒼井碧「オーパーツ死を招く至宝」書評&ネタバレ要約・あらすじ

第16回(2017年度)このミステリーがすごいの大賞受賞作品。

オーパーツをテーマにした一風変わったミステリー小説・蒼井碧さんの「オーパーツ死を招く至宝」です。

この記事では、そんな「オーパーツ死を招く至宝」の内容を一部ネタバレありで紹介します。

では、いってみましょう!

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あらすじ

貧乏大学生・鳳水月の前に現れた水月に瓜二つの男・古城深夜。

水月の同級生である彼は、オーパーツの世界を股にかける鑑定士だと自称した。

水晶髑髏に囲まれた考古学者の遺体に、密室から消えた黄金のシャトルなど謎だらけの遺産をめぐる難攻不落の大胆なトリックが目白押し。

果たしてオーパーツを全て鑑定し切ることはできるのか。

本の概要

ページ数

解説を含めず301ページ、全309ページでした。

読むのにかかった時間

だいたい3時間ほどで読み切ることができました。

構成

主人公が変わらない短編集、全4章で構成されています。

三人称視点の文体でした。

おすすめ度

蒼井碧さんの「オーパーツ死を招く至宝」のおすすめ度は、5点満点中2点です。

正直おすすめはしないという評価。

そもそも短編集が嫌いな僕ではありますが、「オーパーツ死を招く至宝」は正直面白がりポイントを見つけるのが難しかったです。

テンポの良い掛け合いは悪くないのですが、もう一歩深みや面白みにかける感じ。

ミステリー自体のアイデアは、決して奇抜ではなく更には現実性が低すぎて流し読みになっちゃいます。

一発逆転があれば、きっと面白かったのでしょうが、それもなく正直がっかりな作品でした。

オーパーツという元来のミステリーをテーマにしている点のみが一人歩きして物語としては正直いまいちだったと思います。

社会的なメッセージ性もなく、ただのオーパーツ好きの話のミステリーをちょっと齧った感じ。

なので、おすすめはしないですし読む優先度としても低いと思います。

オーパーツ大好き!という方はお手にとってもいいかもしれません。

要約・あらすじ(ネタバレあり)

ここからはネタバレを含みますので、ネタバレが嫌な方はまとめの章まで飛んでください。

では、ネタバレありの内容要約・あらすじからやっていきます。

それぞれの短編について簡単なあらすじとトリックを紹介します。

第1章:

髑髏館で発生した主人が水晶髑髏の円の中で死んでいた密室殺人。

水月と深夜の初めての事件は、扉にあった猫用扉が密室を破るヒントでした。

猫用扉を使ってビリヤードの要領で水晶髑髏の口に入れた鍵を部屋の中に入れたというもの。

犯人は館の主人の息子で、お金目当てでした。

第2章:

黄金のシャトルを見にきた深夜が容疑者となった殺人事件。

これまた密室で、夫婦がそこで死んでいました。

結論は至ってシンプル。夫が妻を殺して自殺したというもの。現場に残っていなかった黄金シャトルも窓から投げていました。

深夜の姉である「まひる」との出会いであり、姉ですら見間違うほど深夜と水月は似ていました。

第3章:

まひると水月が恐竜博物館に来ているところで、深夜からの電話がありました。

命を狙われているから気をつけろという内容でした。

事情を聞くと、深夜が水月の名前を語って恐竜博士とやりとりをしていたのです。

博士が見つけた恐竜に関する新発見を深夜は秘密裏に受け取っていました。

その新発見を横取り使用している組織に博士は殺され、現場にあった名刺から水月が命を狙われるのです。

博士は密室で殺されていましたが、これはスーツケースとボストンバッグによる監視カメラを欺く方法で行われたもので犯人は子供でした。

まひるは犯人を釣り出すことに成功し、格闘の末、水月と深夜が入れ替わることで捕まえることに成功します。

最終章:

双子が集められた巨石閲覧会。

水月と深夜も双子を装って参加しています。

次の日、そこで殺人事件が発生。会を催した双子が殺されていたのです。

結論は、双子の兄が弟を殺し、誤って死んでしまったというもの。

その際巨石を利用することで、監視カメラに映らずに犯行を行いました。

深夜は全ての事件を解いたものの、どこか腑に落ちません。

誰かに操られているように都合よくオーパーツ絡みの事件に巻き込まれた。これもまたオーパーツによる何かの因果かもしれない。

そう考えられゾクっとして話は幕を閉じました。

まとめ

ここからはネタバレないので、安心して下さい。

正直、逆転のない単調な話で僕の好みではなかったです。

オーパーツにも興味がなかったので、僕としては本当にあんまりな作品でした。

とはいえ、このミステリーがすごいにも選ばれている作品なので、気になる方は読んでみてもいいかもしれないです。

では、皆さんの読書ライフがより良いものになることを祈っています。

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