Apple Vision Proの生産を完全に停止する可能性があります。
米メディアが報じた内容ですが、実際に生産の縮小は今年の夏から始まっており、一部の工場では生産の中止が行われているのです。
今回は、そんなApple Vision Proの詳細をまとめつつ、今後オワコンとなるのか、別糸口となっていきそうなのか考察します。
では、いってみましょう!
Apple Vision Proの生産中止詳細
2024年末までに現行モデルのApple Vision Proの生産が完全に停止する可能性があると、米メディアのThe Informationが報じました。
今年の夏から生産の縮小が始まっており、今は来年までの需要を満たすのに十分な在庫が確保されているとのこと。
また、一部の工場ではApple Vision Proの販売予測に基づき、5月時点でVision Pro部品の生産を既に中止。
数万個の未出荷部品が倉庫に保管されたままの状態だともいう。
Apple Vision Proの生産が止まる理由
Apple Vision Proの生産が止まる理由は、とにかく売れないからです。
思った以上に売れなくて、販売台数が伸び悩んでいるために、当初の販売量よりも生産量が軽く上回ったために起こっています。
部品工場ですら余っている状況なので、Apple自体もかなり苦しい状態であるのです。
既に生産縮小も始まっていることからも、Apple Vision Proの売れなささはよくわかります。
ただ、生産ラインを完全に解体しているわけではないこと、予定も立っていないことから、販売が増加した場合は生産の再開は十分にあり得るのです。
Apple Vision Proはオワコンになる?
生産中止になりそうなApple Vision ProはこのままAppleの失敗作となって、オワコンとなるのか。
僕はならないと予想します。
今回の生産中止は初代Apple Vision Proです。
この後に出るであろう第二世代や廉価版の開発中止はまだ出ていません。
むしろ、そこに力を入れるために初代の生産費を回しているとも考えられるのです。
Apple Vision Proが売れない理由の一番は、値段が高すぎるということだと思うので、いかに安く作って売れる状況を作るのかが大事になってきそう。
ただ、低価格モデルの生産台数は現行モデルの半分となる400万台の予定であることが、既にわかっていて、実は低価格モデルもAppleの中では期待薄な商品です。
今後の可能性を考察
期待されていないApple Vision Proに可能性はないのか。
僕はあると信じたいです。
Apple Vision Proが流行らない理由は大きく二つが考えられると思います。
一つが、値段が高すぎて手に入れられない。
二つ目が、やりたいこともないし、見た目もダサい。だと思います。
値段が高すぎるはもう、頑張るしかありません。
二つ目はAppleならもっと工夫ができると僕は思っています。
ソフトウェアに力を入れるなり、デザインをスマートにできるようにするなど。洗練さが足りていない印象です。
もちろん、現代の技術ではこれ以上小さくも薄くも難しいのはわかっていますが、今のこのVRゴーグル=ダサいを物色できる何かがないと流行りそうにもありません。
アイデアとしては決して悪くないのがVR、MR業界だと僕は思います。
だからこそ、売れていない理由をしっかり吟味して売れるもの、人気が出るものを作って欲しいです。
そうすることで、業界全体が盛り上がってより良いソフトウェアが生まれて、さらに生活が良くなると予想します。
ダサさがなくなる。この方向の進化が見えた時、1日つけていても快適であるなどの付随効果もきっと生まれるはずです。
Appleの全力で洗練されたデザインを目指して欲しいと思います。
まとめ
今回は、Apple Vision Proが売れていなくて、生産中止になるかもという話を紹介してきました。
高すぎて正直よくわからないし、買えない。というのが大きな理由だと思います。
また、ダサいのも大きい。
ぜひAppleのデザイン力をフルに使って外で使っても恥ずかしくないモデルを安く提供して欲しいものです。
VR、MR業界はこれからの業界、まずは多くの人が入りやすいスマホのようなハードウェアが不可欠。
これからもApple Vision含め期待したいです。
では、皆さんのVR、MRライフがより良いものになることを祈っています。
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