5分でわかる「Google AdSense マネタイズの教科書」書評&内容要約・解説

ビジネス本の書評

とにかく記事を書け。

と言われるブログやアフィリエイトの世界。

今回紹介する、のんくら(早川修)さん、a-kiさん、石田健介さん、染谷昌利さんの「Google AdSense マネタイズの教科書」ではGoogleAdSenseに絞って、どのようにサイト構築から運用をすればいいのかが書かれていました。

数ではなく、質で勝負する意味や理由、方法が書かれており、今後10年間にわたるGoogleAdSenseの勝ち方が書かれている一冊でした。

この記事では、そんな「Google AdSense マネタイズの教科書」について簡単に内容を紹介しつつ、重要ポイントをピックアップします。

では、いってみましょう!

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本書の概要

ページ数

おわりにを含めず283ページ、全285ページでした。

読むのにかかった時間

大体3時間半ほどで読み切ることができました。

構成

GoogleAdSenseを使ったサイト運営について書かれた内容で、アフィリエイトではなくGoogleAdSenseを用いる理由から、GoogleAdSenseを使ってサイト運営をしていく上でのテーマ選び、サイト構築手法について書かれる構成になっていました。

初心者向けではあるものの、かなりサイトの内部に組み込む話になってくるので、一からサイトを立ち上げる方向けというよりかは、本気でブログやWebサイトでお金稼ぎを考えている方向けだと感じる内容でした。

アフィリエイトではない理由

まずアフィリエイトサイトではなく、GoogleAdSenseサイトが良い理由からお話ししましょう。

そもそもアフィリエイトとGoogleAdSenseの違いからです。

アフィリエイトは広告を自分で見つけてきて、サイトに貼りクリックから成約まで至るとお金が入ってくるビジネスモデルです。

広告を見つける際はA8やもしもアフィリエイトなどのサイトで探すと広告を見つけるのが楽で、単価の高いものなどを自分で選ぶことができます。

対してGoogleAdSenseは、Googleの広告ツールを利用して自分で広告を選ぶのではなくGoogleが選んだ広告をサイトに貼り付けてクリックされるたびに少額のお金が入るモデルです。

アフィリエイトより、クリックされればお金が発生する点で簡単ではあるものの、一回の単価が安いというデメリットもあります。

本書ではGoogleAdSenseをお勧めしているわけですが、その一番の理由が運用が楽であるという点です。

アフィリエイトサイトの場合、アフィリエイト広告が突然廃止になる場合があります。

広告主の意向でアフィリエイトを取りやめる可能性も、報酬額がガクンと下がる可能性があるのです。

その度にアフィリエイトサイトを作り替えるのはとんでもない手間になってしまいます。

その点GoogleAdSenseサイトであれば、広告は自動でGoogleが決めてくれるので、特に考える必要がなく長い目線で運用の手間が少なくて済むのです。

長く閲覧されるサイトをつくればいいということから、GoogleAdSenseサイトの方が手間が少なくかつ再現性高くサイトを構築できるため、アフィリエイトサイトではなくGoogleAdSenseサイトを推しているということでした。

GoogleAdSenseを使った戦略

GoogleAdSenseを使った戦略を簡単に言ってしまうと、長い期間にわたり閲覧されるサイトを入念な準備と共に一気に作り上げるという方法になります

目指すGoogleAdSenseサイトと真逆の例だと、トレンドを追ったブログサイトです。

トレンドを追うとその場では閲覧数が伸びるものの、長い目で見たときに昔の記事は閲覧されることがなくなってしまいます。

本書で紹介しているのはGoogleAdSenseを長い期間閲覧してもらうのを目指すので、たとえば10年後でも今書いた記事が読まれるような形を目指します。

これによって長期間にわたって安定した収入を作り出すストック型ビジネスを作り上げることができるのです。

GoogleAdSenseは長期間を意識したビジネスモデルに合っているので、長期に閲覧されるサイトこそがベストになります。

テーマの選び方

実際にサイトを作っていく上で重要なテーマ選びから紹介します。

テーマ選びのコツとしては10年後も廃れずに検索されるかという目線で選ぶことです。

例えば、流行っているゲームやアプリ、家電というのはおすすめしないテーマになります。

逆に、神社紹介や空港の紹介、家具なんかは良いテーマだと言えます。

この違いは、10年後も特に記事が変わっていなくても読まれる可能性があるという点です。

流行りのゲームやアプリは1年もすれば全く異なってきて、検索されることも減っていくでしょう。家電にしても毎年新しいモデルが出るので仮に今最新の家電を紹介しても来年には新しい記事を書く必要が出てくるのです。

それに対し、神社や空港の紹介では、早々変わることはないので今書いた記事が10年後も同じように役に立つ可能性が十分にあります。

テーマを選ぶ際は自分が好きなことかつ、多くの人が共感を呼ぶ欲しいと思えるテーマかつ、10年後も変わらない情報として役に立つかを意識すると良いテーマを選ぶことができます。

サイト構築手法

テーマが決まったらサイト構築を考えていきます。

サイト構築というのは、どう言ったサイト構成でサイトを作っていくかということです。

例えば、釣りをテーマにしようと思った時、「海釣り」「川釣り」という形でさらに細かくテーマを分けることができます。

サイトはこれらのテーマやカテゴリーに合わせた記事を用意する必要があるので、どう言ったテーマをどういったカテゴリーで構築するかを考える必要があるのです。

成り行きでその場その場で考えていくと、サイトがごちゃごちゃになってしまい、結局何のサイトを作ろうとしたのか分からずGoogleAdSenseとしても、評価されないことになってしまいます。

釣りというテーマの下に「海釣り」「川釣り」があって、さらにその下に「海釣り用の釣り道具」「海釣り時の注意点」というカテゴリーを作っていくという枝葉に分かれる構成を考えるのです。

この構成を考えるというのがサイト構築であり、これがあることで必要な記事が明確になり、サイトとしても何を描きたいサイトかわかりやすくなります。

安定的に稼ぐための手法

テーマとサイト構築が完了したら、あとは安定的に稼ぐ準備をしてくだけ。

そのために記事が必要になりますが、これまでの一般的に紹介されてきた考え方と本書では異なるのです。

これまでのブログやサイトの運用手法では、記事をたくさん書くことが重要視されていました。

しかし、逆に数が多すぎる記事は読者に混乱を招くから必要最低限がちょうどいいと言うのです。

また完成されたサイトを目指すというのも表現されていました。

完成されたサイトというのは、もう新しい記事を書くことがないサイトを表していて、できるだけ2ヶ月3ヶ月でその状態に持っていくのが理想とのことでした。

記事をたくさん書くのではなく、サイト構築時に考えたテーマ、カテゴリーに沿った記事を作り後はリライト(編集)によってGoogle検索の順位を上げ、安定的に収益を上げるというのが本書に書かれていたGoogleAdSenseでの安定した稼ぎ方になります。

また、一つのサイトができたら別のサイトも新しく作り出すことが勧められていて、これはリスク分散という意味でも良いとありました。

仮に釣りのサイトがGoogleのアップデートで検索順位が下がっても、他のサイトは検索順位が下がらず安定的にお金を生み出すことができるのだそう。

同じジャンルでサイト分けをするのもいいけれど、一番はジャンルを完全にわかる方針、最低でもカテゴリーや文章の書き方デザインを変えることが別サイトに求められます。

GoogleAdSenseで稼げるサイトを複数持つ、そのために毎日記事を投稿しなければいけないサイトではなく、完成されて編集だけで済むようなサイトを作る必要がある。というのがGoogleAdSenseで安定的に稼ぎ続けるための攻略法です。

まとめ

今回は、のんくら(早川修)さん、a-kiさん、石田健介さん、染谷昌利さんの「Google AdSense マネタイズの教科書」について紹介してきました。

ブログやアフィリエイトサイトを考えている方の参考になる一冊だと感じました。

この一冊と後は、ブログの立ち上げ方を学べば、GoogleAdSenseで稼げること間違い無いでしょう。

僕もこの本をもとに、もう少しGoogleAdSenseに特化させる記事や構成をこのサイトでも、他のサイトでもできればと思いました。

「Google AdSense マネタイズの教科書」では今回紹介した内容の他にもSEO対策やPDCAに不可欠なGoogleAdSenseの閲覧状況の確認方法などが紹介されていました。

ぜひ、サイト運営でお金持ちを目指したい方は読んでみてください。

ためになること間違いなしです。

では、皆さんの読書ライフがより良いものになることを祈っています。

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