謎のハッカー集団「アノニマス」の正体 | サイバー攻撃とは?

IT情報

ウクライナ侵攻においてロシアへの攻撃を宣言した「アノニマス」

初めて聞いた方も多いのではないでしょうか?

そもそもハッカーとは何者なのか?

攻撃宣言というがサイバー攻撃の怖さがいまいちわからないという方もいると思います。

なので、今回は「アノニマス」という謎のハッカー集団をテーマにハッカーについてとサイバー攻撃について書いてきます。

現役エンジニアがハッカーの恐ろしさと凄さを説明していきます!

では、行ってみましょう!

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そもそもハッカーとは

ハッカーと聞いて真っ先に思い浮かぶのは悪いやつと思い浮かべるかもしれませんが、実はハッカー=悪いやつではないのです。

皆さんが想像するようなニュースで取り上げられるような悪質なサイバー攻撃などはクラッカーと呼ばれる人たちなのです。

クラッカー?あー、パーティの時にパンってするやつね!

違います。。。

クラッキングと呼ばれるハッキングスキルを悪事に利用する行為をする人たちをクラッカーと呼ぶのです。

ハッキングスキルとはコンピュータの隅々までを熟知したものが行うハード・ソフトウェアのエンジニアリングスキルのことを意味しています。

要はコンピュータの知識を使うすべての行為についての技術のことですね。

コンピュータの知識を悪質に使う行為をクラッキング、悪質に使う人たちをクラッカーと呼ぶわけです。

ハッカーはコンピュータの知識を正しく持っている人たちを幅広く呼ぶ時に用いるのが正解です。

もちろんハッカーと呼べるレベルになるには相当の知識を有している方だけが名乗るべきものです。

なので、僕のような何処の馬の骨だかわからないようなエンジニアはハッカーではありません。

あくまで初心者プログラマーに毛が生えた程度の人間です。

ハッカーは非常に優れたコンピュータ知識を手足のように操れる、例えるなら、コンピュータという魔法を操る魔術師といったところでしょう。

それに対してクラッカーは悪の魔法使いみたいな感じです。

サイバー攻撃から身を守るために研究を行うハッカーをさらにわかりやすく区別するために「ホワイトハッカー」と呼ぶこともあります。

ホワイトハッカーはサーバーなどに悪質なサイバー攻撃ができないかどうか点検作業を行う警備員みたいなイメージです。

最近では「ホワイトハッカー」の需要もかなり高まってきています。

ITが進化していく中で非常にセキリュティが大事になってきているからです。

ホワイトハッカーはそんなセキュリティの専門家という位置で戦っている人たちなのです。

ホワイトハッカーについてはこちらの本がとてもわかりやすく、具体的にどういうことを目指して実践すればいいかが載っていますので参考にしてみてください。

Bitly

ハッカーはコンピュータ知識を幅広く持っていて熟知していて基本コンピュータに関することならなんでもできる人。

クラッカーはそんなコンピュータの知識を悪質に使う人たち。という形にまとめられます。

サイバー攻撃とは

では、サイバー攻撃とはなんなのか。

そもそもサイバーで攻撃したところで痛さなんてものはないのではないか?と思うかもしれません。

ですが、情報社会となった今日、サイバー攻撃はもしかしたら銃よりも恐ろしいかもしれません。

サイバー攻撃とは、サーバーやパソコン、スマホなどに対してネットワークを通してシステムの破壊や窃取、改ざんなどを行うことを言います。

サーバーについて一旦おさらいです。

サーバーは意外と奥が深いのですが、簡単に言ってしまうとみんなのインターネット情報をまとめる仲介人のようなイメージです。

身近だとメールとかですね。

メールサーバーと呼ばれるものだと、あなたがメールで送信したものがメールサーバーに置かれ、受信者がメールサーバーに置かれているメールを取得して初めて受信者の手元にメールが届く。

このような仕組みを実現させているのが、サーバーと呼ばれるものです。

他にもLINEやTwitter、インスタグラムでも同様にサーバーを各会社持ちながら、情報のやり取りの中継をおこなっているのです。

そんなサーバーやパソコンに破壊や改ざんをするのがサイバー攻撃となります。

なぜそんなサイバー攻撃がこんな大事になっているか説明してきます。

端的に言ってしまうと情報がうまく伝達されなくなるというのが一番のサイバー攻撃の目的であり強みになります。

情報がうまく伝達されないと、例えば、「北から敵が来ている」という情報を改ざんされた場合、「南から敵が来ている」という情報が流れるわけです。

または、100万円下ろした通帳の履歴を改竄して下ろしていないことにして仕舞えば、100万円を無限に下すことができてしまえるのです。

このようなことがサイバー攻撃だと可能になってしまうのです。

戦争でも普段の生活でも僕たちの周りでは情報が飛び交っています。

それの信用が地に落ちるのは相当に危うい。

そしてそんな情報を書き換えられてしまうのがサイバー攻撃というわけです。

だからサイバー攻撃は恐れられているわけです。

またサーバーをダウンさせるというニュースもよく聞くと思います。

サーバーがダウンすると修復するまでサーバーを使えなくなってしまうのです。

LINEやメールがしばらく使えませんとかなったら非常に困る人もいるのではないですか?

僕なんか手が震えてきちゃいます。

そんな感じでサーバーダウンだけでも非常に痛手を生むことができる。

それがサイバー攻撃になります。

謎のハッカー集団「アノニマス」とは

ロシアへの攻撃宣言で再注目を受けた「アノニマス」についてここからは書いていきます。

「アノニマス」とは日本語では「匿名の~」という意味になる「正体不明のハッカー集団」ことを指しています。

トレードマークは不気味なお面。

エンブレムは「首なしの人」という首の部分だけはてなマークのこんなエンブレムが使われています。

正体は本当に不明で、リーダーというものが存在せず、海外の2ちゃんねるのような掲示板にて目的によって集まる集団になります。

だからと言って掲示板に参加すれば誰でもなれるわけではないです。

また、彼ら、彼女ら「アノニマス」がとんでもないハッキング能力とその力で社会に影響を与えられるということを知っておく必要があります。

今のところはネットいじめの犯人探しや北朝鮮への対抗、ロシアへの宣戦布告など社会的にも平和のために動いていることがわかる活動をしています。

もしも、「アノニマス」たちが僕たちが間違った方向に進もうとしたら敵になってしまうかもしれません。

次の章でも述べますが、今の時代銃よりもパソコン技術の方が遥かに脅威になりうるのです。

「アノニマス」がこれからも平和のため社会運動のためにハッキング能力を活かし続けることと僕たちが間違った社会にならないよう祈るばかりです。

「アノニマス」は現代のダークヒーローみたいな人たちですね。

正直、やっていることの良し悪しはともかく僕は大好きなタイプです。

あ、ちなみに僕は全く「アノニマス」とは関係ないので注意してください。

決して、決して「アノニマス」を擁護することで自分の株を上げようとも思っていませんから!w

今後の武器は銃ではなくパソコン

あなたが今一番怖い武器と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?

銃?核爆弾?文集砲?

これからの時代はその中にパソコンが入るかもしれません。

先の章でサイバー攻撃によって様々な大きなダメージを与えることができる点についてお話ししましたが、このサイバー攻撃を実現させているのはパソコンなのです。

パソコンに詳しいだけでサイバー攻撃は実現できてしまいます。

サイバー攻撃を防ぐためにはこれまたパソコンが必要。

パソコン対パソコンが実現するわけですね。バトル漫画みたいな展開です。

さらに量子コンピュータというものがだんだん身近になってきつつあるんです。

量子コンピュータはスパコンよりも計算が早いのにも関わらず、スパコンより手頃に作成できてしまうとんでもないコンピュータになります。

もちろんまだまだ、一般人が手を出せる値段ではないですが、サイバー攻撃による利益を考えれば量子コンピュータを買ってもお釣りが来るということがあります。

つまりサイバー攻撃を目的とした量子コンピュータによるクラッキングが今後増える可能性があるのです。

量子コンピュータによるサイバー攻撃のイメージとしては、普通のパソコンによるサイバー攻撃がハンドガンなのに対して、量子コンピュータは飛行機から落とす爆弾みたいな感じです。

明らかにパワーが違うのです。

ハリーポッターで例えるなら量子コンピュータは最強の杖、ニワトコの杖みたいな感じです。

パソコンの性能によって大きく変わってくるサイバー攻撃が更なる進化をしています。

パソコンは娯楽を楽しむものだけではなく、武器となりつつあるのです。

いつの日かパソコンにも銃刀法違反みたいなのができるかもしれませんね???

まとめ

今回はハッカー集団「アノニマス」について説明しつつ、ハッカーやハッキング、サイバー攻撃についてご紹介してきました。

サイバー攻撃の恐ろしさと「アノニマス」と呼ばれるハッカー集団が今のところは悪い人たちじゃないというのが伝わっていれば嬉しいです。

みなさんの情報リテラシーの助けになるよう今後も発信をしていければと思います。

いつあなたのパソコンやスマホがサイバー攻撃を受けるかわかりません。

対応しすぎるようなことはありません。

なんせ、今後は銃ではなくパソコン・情報が武器となる時代なんですから。

あなたの貴重な情報を狙っている人たちを知ることから始めましょう。

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