影響力は作り出せるを証明する本!
あなたは影響力を行使して何がしたいですか?
自分の意見を通したい。
インフルエンサーのような影響力を持ちたい。
人の心を動かしたい。
こんな望みが少しでもある方は、ぜひ本書を読むことをおすすめします。
なぜなら、それらの望み全てこの「超影響力」なら解決してくれるのです。
まさに、影響力は作り出せるを証明する本!です。
今回はそんなDaiGo氏が書かれた「超影響力」について書評、要約をおこなっていきます。
では、行ってみましょう!
この本で学べることは?
誰かに対して自分の意見を通したり、聞いてもらったり、尊敬されたり、より良い交渉結果が欲しいと思ったことはないでしょうか?
僕は大いにあります。
そんな悩みを一挙に解決してくれるのがこの「超影響力」という本なんです。
たった一冊で影響力についてのノウハウを手に入れた自分に驚けると思います。
また、本としてDaiGo氏の著書の特徴であります、科学的根拠(エビデンス)を示しながら影響力をどのように持たせていくか書き方は健在で、非常にわかりやすく頭に入ってきます。
実は、このDaiGo氏の書き方も「超影響力」を意識して書かれているもので、この本一冊で本当に正しい影響力の使い方がわかると思います。
インフルエンスについても言及があり、どうしてバズりが生まれるのか、どのようにすればバズりが生まれるかも言及しているので
気になる人はその部分だけでも立ち読みしてもいいかもしれません。
もちろんYouTuberやインフルエンサーになりたいという人にオススメという本であるとともに会社員である僕のような人にも読んで十分に利益のある本だと思います。
会社員に対する取り入れ方が丁寧に書かれており、実践に活かせると確信しています。
公平性を保つためにもこの本のイマイチだったところも述べたいと思います。
正直あまり悪い点はなく、綺麗にまとめられ非常に読みやすい本なんですけど、
一点あげるとしたら、動画や最近のDaiGo氏を知っている人がこの「超集中力」を読むとがっかりするかもしれない点ですね。
DaiGo氏のやっていること全てがきちんと理論立てられたもので計算されたものであると思い、疑いの気持ちが生まれるようになるからです。
決してDaiGo氏の行動すべてがこの影響力を計算して行使しているわけではないのだと思うのですが、あまりにもこの本に書かれている内容に即した事象がありすぎるのです。
信じていたものが実は計算だったかも。
というがっかり感はどうしても生まれてしまいます。
世界の全部がもしかしたら影響力を考えた計算されたものかも。とすら思えてしまうのです。
また、DaiGo氏の持ち前の毒舌も動画より少ないので、そういったニッチなファンもちょっとがっかりしそうかなと思います。
しかし、世の中を疑いの目で見るようになってしまうというマイナスな面があるものの
それだけ騙されにくさが手に入る本だとも言えます。
油断はいけないですが、「超集中力」を読んだ今なら一流の詐欺師にも負けない自信があります!!!!
結局、見た目と冒頭が大事ってこと
見た目が大事とは、これまで生きてきて薄々気づいてきていましたが、「超集中力」を読んで改めて認識し直しました。
はっきり言って見た目がいいというのはかなり非常にアドバンテージなんです。
頭が良さそう。感じが良さそう。運動できそう。
雰囲気があるだけで人はその人のことを高評価し、言うことの信頼度も高める性質があるのです。
「超集中力」でも言及する場面があり、雰囲気は大事とありました。
さらにここに話し方と冒頭が大事という話も「超集中力」では紹介されていました。
まずは話し方、ゆっくり低い声で話すと知的な印象を。明るく早い口調だと元気の良いコミュ力が高そうな印象を与えられるらしいです。
僕は基本コミュニケーションが苦手なんですけど、知らず知らず、コミュ力が高い人の真似をしてたら人と話すとき声が高くなっていることに気づきました。
経験でもこの本でも、声の高さは高いとコミュ力が高い印象を与えている証明になっています。
冒頭の話では、他には話初めに自分の最近の話や雑談を含めるのがいいとありました。
自分の最近の話を混ぜると自己開示をしたと相手が思い、自分も自己開示をしなければという感覚が生まれるそうです。
これによってその後の交渉が円滑に進んでいくのです。
最初がとにかく肝心で相手にどんな印象を与えたいかによって自分の見た目や話し方。
冒頭の滑り出しを考える必要があるとよくわかりました。
実践しようと思うことリスト
「超集中力」を読んで実際にやってみたい、やってみようと思ったものを紹介します。
・アイデンティティラベリング
・アテンションコントロール
・ロスフレーム
の三つです。
簡単にそれぞれの話をまとめますと、
「アイデンティティラベリング」とは、動詞ではなく名詞方が影響を及ぼすというもののこと。
「アテンションコントロール」とは、注意力をコントロールすることで、相手の印象に残ったり、印象を薄くさせたりする技術のこと。
「ロスフレーム」とは、人は手に入るというものより、失うというものに敏感でそちらの情報の方が影響を受けやすいというもののこと。
もう少し詳細を知りたい方は「超集中力」を読んでみることをオススメします。
どのようなものかを詳しく書かれているとともに、実際にどのような場面で活かせるかまできっちりと書かれているのです。
まぁ、気になるものをググれば済む話ではありますが。
では、僕がなぜ、このような技術が良いと思ったかについて話していきます。
「アイデンティティラベリング」をどのように活かそうと思うかについては
それはブログやら多数の人に影響を与えたい時に使いたいです。
「この本を読んですごくなりましょう」ではなく、「この本ですごい人になりましょう」というような言い回しに変えるなど
これまでなんとなくオススメとか人に何かを紹介していたときの動詞的言い回しを名詞的に変えるだけで大きく異なると聞いて驚いたのです。
簡単なのでぜひやってみようと思いました。
「アテンションコントロール」は上司やら先輩に何か言いづらい失敗をしたときに情報量を増やして話すことで、怒りを最低限にできるようにしたいです。
プレゼンの時はわざと写真や複雑なグラフを出すことで、注意力を散漫にするなどもいいですね。
印象を薄めるテクニックこそがこの「アテンションコントロール」の醍醐味だと僕は思いました。
「ロスフレーム」はこれまた、多数の人に影響を与えたい時に使いたいです。
これまで「この本で、未知の力が手に入ります」と言っていたのを「この本を読まないと、未知の力を手にするチャンスを失います」というようにしたいと思います。
あくまでこれは一例ですが、ちょっとした言い回しで影響力が変わってくるならやってみる価値十分だと思います。
「超集中力」で日常のちょっとした所を変えるきっかけになりました。
このちょっとがゆくゆくは大きな影響力につながると思うと今からワクワクしてきます。
本の読みやすさは?
DaiGo氏の本はとにかく読みやすいんです。
僕だけの可能性もありますが、僕は確実に読みやすいと感じています。
内容が濃いのにも関わらずページ数を最低限に抑え、強調しているフレーズが色や絵でわかるので読みやすいのです。
章ごとに分かれているのは一般的な本と変わらないんですが、挿絵が多く綺麗で僕は読みやすいんだと思います。
矢印だったり、アンダーラインで重要な部分は強調されているので自分で蛍光ペンなどを持って読む必要がないのも良い点です。
ただし、大事なところは自分で決めたいという方からは不満がありそうです。
すでにDaiGo氏が大事と思っているところにマークがされているので、どうしてもそれに引っ張られてしまい、自分の大事な部分というのが見えにくくなってしまうのです。
それでも多くの人のニーズには応えられていると思います。
ページ数も全302ページで、文字の大きさもちょうどいい。
内容も濃い。本当に濃い。
「超影響力」を読んで内容が薄いという人は、すでに相当の本を読んできている人なので、そういう人は他の本を読んでも同じ意見になると思います。
「影響力の武器」という本を読んだことがある人は読む必要ないと思うかもしれませんが
そんなことはないです。
僕も「影響力の武器」は既読で大好きな本の一冊ですが、この「超影響力」は読んで良かったと思います。
「影響力の武器」が影響力の教科書とすると、この「超影響力」は実践本といったところだと思います。
人を選ばず実践できるところまで落とし込んで、最新の研究を含んだ主張をどっぷりと楽しみながら学ぶことができるのです。
そして実践にも非常に活かしやすい形となっている。
本が苦手な方も本屋で立ち読みしてもらいたいです。
「読めそう!」という感想を持てると思います。
実際この本なら、読書が苦手な方でも容易に読破できると思います。
まとめ
かなり高評価のことを書きすぎてしまったと反省しています。
それほど良い本だったのです。
正直あまり期待はしてなくて、どうせ「影響力の武器」に毛が生えた程度の本だろうなぁと思っていましたが、
僕はDaiGo氏に謝りに行きたい気持ちに16ページくらい読んで思いました。
わかりやすいし、最新だし、勉強になるし、僕は馬鹿だし、DaiGo氏はすごいし、影響力の技術はもっとすごいし。
影響力で人に信用されたり、自分の意見を尊重してもらえるようになりたいと思うならぜひこの本を少しでも読んでもらいたいです。
一章読むだけでもきっと一生を変えるほどのものを手に入れられると思います。
この本を読まずに生きていくなんて、勿体なさすぎる。
影響力に関係ない人はいない。
社会というゲーム盤にいる限り、影響力からは逃げられないのです。
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