Hey Siri! はiPhoneやAppleWatchの中だけではありません。
HomePodというSiri専門製品が出ています。
しかも、ただの音声アシスタントではなく、音質にとにかくこだわったスピーカーです。
今回は2023年1月に発表された新型HomePodについて、スペックを紹介しつつ、従来と何が違うのか、買うべきかについて書いていきます。
では、行ってみましょう!

HomePodとは

HomePodとは、Appleが発売しているスピーカーになります。
Siri・音声アシスタントが搭載されていて、声を発することで他家電との連携もできる製品です。
スピーカーとしては、ステレオペアによって二つのスピーカーを連結し映画館のようなサウンドを作り出したり、空間オーディオで映像の中に没入した感覚になる体験もできます。
HomePodとHomePod miniというのが発売されていて、今回はHomePodに新型が発表されたので紹介しています。
新型のスペックと魅力

新型HomePodは、音にとにかくこだわった進化を遂げています。
4インチの高偏位ウーファーがつくことで低音が非常に明瞭に出せるようになっていますし、サウンド認識によって耳に合った適切な音量調節までしてくれるのです。
価格は、44,800円で、大きさは縦168mm(16.8cm)、横142mm(14.2cm)になっています。
発売日は2月3日です。
ディスプレイなどは特になく、製品上部にボタンがあって音量調節や軽い操作についてはボタンで操作する形になっています。
時計の代わりにはならず、スピーカーという特徴が強い製品です。
従来との比較

従来製品との比較をするとこんな感じです。

4インチの高偏位ウーファーが変わったのと、Matter、温度湿度センサー、サウンド認識機能が新しく搭載されたという部分が異なる点になります。
Matterとは、スマートホームの規格で、IoT製品との接続ができるという意味合いです。
例えば、SwitchBotのIoT製品と組み合わせることで、「Her Siri! カーテン開けて/電気つけて」なんかができるようになります。
Matterは規格になりますので、IoT製品のメーカーに関係なく気に入ったものを購入すれば全てHomePodで操作できるようになるのです。
また今回の進化では温度湿度センサーやサウンド認識のうが追加され、HomePod自身が暑すぎたらカーテンを閉めたり、開けたり、サウンドが大きすぎると判断すればサウンドを下げたりもしてくれます。
設定が必要になりますが、自動で適切な温度湿度、サウンドにしてくれるのは非常に便利だと思います。
従来と比べて、かなりIoTの色が強くなったという見込みです。
音についても低音がさらに深く鮮明に聞こえるようになったとのことでした。
買うべきか 買い換えるべきか

では、買うべきか、買い替えるべきかです。
僕の結論としては、「スピーカーが欲しいなら買うべき!買い替えは必要なし!」になります。
観賞用でじっくりと映画を自宅で楽しみたいという方には、今回の進化でHomePodをしっかりと活かせてしかも家電操作にも使えるという点を使いこなせると思います。
ですが、すでにアレクサを持っていて家電操作はアレクサがやっているという方については、アレクサの方が値段も安いですしおすすめです。
わざわざ高い値段を出してHomePodを購入する必要はないと思います。
スピーカーという魅力が高いだけで、他の性能については時計機能がついているアレクサのecho showの方が僕の好みでもあります。
なので、スピーカー機能をフル活用しないよ、という方は新しく買う必要はありません。
すでにHomePodを持っている人についても、進化はスピーカー部分が大きいです。
IoT対応もしたじゃんと思われるかもしれませんが、それならばHomePodとは別にアレクサを購入した方が安上がりですし、スピーカーと音声アシスタントを分けて使えるメリットがあると思います。
HomePodは音声アシスタント機能以上にスピーカーが強いので、スピーカーとして利用するのが一番良い選択肢だと思うのです。
まとめ

今回は新型HomePodについて紹介してきました。
スピーカーが進化したという話でした。
音声アシスタントとして進化はしていますが、正直アレクサで時計が出た方が僕は好きです。
スピーカーが欲しい!という方にはあっている製品ですが、特に音質にこだわりがなく音なら、イヤホンやヘッドホン派の方には特に魅力が少ない製品だと思います。
アップル信者ですが、ちゃんと自分に合ったものが買いたい僕でした。
では、みなさんのアップル信仰心が強くなりつつも、冷静に買い物ができることを祈っています。

