イマーシブ体験と聞いてすぐに何か答えられますか?
実は、聞いたことあるけど何かと言われるとパッとは答えられない。という方は多いです。
今回は、イマーシブ体験とは何か、という話から最先端のイマーシブ体験を紹介します。
では、いってみましょう!
イマーシブ体験とは
イマーシブ(immersive)とは、没入を意味する言葉です。
なので、イマーシブ体験とは、没入考えられる体験を表します。
VRやARというデバイスを装着する没入型体験はもちろん、最近ではイマーシブシアターと呼ばれる観客が演劇の構成員として参加できるものができました。
観客が自分の見たい場所から演劇を楽しんだり、登場人物として劇に参加できる特徴があります。
イマーシブオーディオもまたイマーシブ体験の一つで、立体音響や3Dサウンドと呼ばれる技術です。
360°全方位から音が聞こえ、後ろから話し声が聞こえる、音の発生場所が移動するといった体験ができます。
身近でできるイマーシブ体験
身近でできるイマーシブ体験、ここでは関東に絞って紹介します。
演劇に没入できるという観点なら、イマーシブ・フォート東京です。
シャーロックホームズと一緒に事件を解いたり、ジャックザリッパーに追いかけられたり、東京リベンジャーズの世界に入ったり、と憧れだった場面に登場人物として参加できます。
現実ではあり得なかった世界が、目の前に広がるのです。
次にVR世界としてMetaQuestを紹介します。
VRがヘッドセットで、装着することで目の前にVRの世界が広がります。
好きなゲームを体験するもよし、VRChatと呼ばれる、アバターになって他のアバターと交流するもよし。
Apple Vision Proという選択肢もあるけど、これはさすがに高すぎるしVRゲームは少ないので…
東京タワーにあるRED° TOKYO TOWER「LEKE VR」もVR、ARを導入したアトラクションを楽しめます。
ゴーグルだけではなく、乗り物に乗ることによりそのリアリティが増した体験ができるのです。
他にもイマーシブ体験と検索するだけで、360°スクリーンに囲まれた施設などが出てきますので、気になる方は検索、体験してみてください。
ソニーの技術でさらに身近に?
ソニーはデジタル空間により磨きをかける技術を開発しています。
大型ディスプレイが6面ぐるっと囲うように空間を作っており、ソニーの最先端の立体音響技術を組み合わせることで立体的なサウンド体験もできます。
今回の情報は2024年8月1日~2日に開催されたソニーPCLイベント「Creative Summit 2024」でした。
今後、ソニーの技術がイマーシブ体験に活かされることは確実だと思われます。
確かに、ディスプレイ技術、オーディオ技術の二つを持っているソニーはイマーシブ体験においては最先端を走れそうです。
今後の可能性
今後の可能性として、僕の予想をここで紹介します。
僕はVRとAIによって、没入型演劇がVR世界で他の誰とも関わらずに行えるようになると思います。
すでにVRの世界でVR彼女といった存在に話しかける。というのはありました。
そこからさらに進化して、会話ができるAIの技術が組み込まれるという予想です。
これによって、ほぼ人間のVRの住人ができます。
あとはそこにVRで接続するだけで、AIと普通に会話ができ、仮にAIに役割を与えれば役割にあった対応を行なってくれるはずです。
決して妄想ではない予想で、すでに開発を着手している会社もきっとあるはず。
皆さんはどんなイマーシブ体験が今後生まれてくると思いますか?
まとめ
今回は、イマーシブ体験とは何かというところから、昨今のイマーシブ体験の状況を紹介してきました。
僕自身、イマーシブ体験には興味があるものの、まだイマーシブ・フォート東京に行けてなかったので行きたいです。
これからの時代、ただ見ているというのは古いのかもしれません。
ぜひ、この機会にイマーシブ体験をしてみてください。
では、皆さんの没入がより良いものになることを祈っています。
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