5分でわかる「マンガ三国志Ⅱ」書評&要約

書評

三国志って聞いたことあるけど、よくわかっていない…僕もそうでした。

原作・吉川英治、画・石森プロ、シナリオ・竹川弘太郎の「マンガ三国志Ⅱ」を今回は紹介します。

上下巻の下にあたる一冊で、「マンガ三国志Ⅰ」については別記事を読んでみてください。

この記事では、ページ数とあらすじを紹介し、内容について僕の感想と簡単な要約を行います。

では、行ってみましょう!

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本書の概要

ページ数

作者コメント含めず、539ページ、全542ページでした。

読むのにかかった時間

漫画を読み慣れた僕で、だいたい2時間半ほどで読み切ることができました。

構成

劉備と諸葛亮孔明の視点で描かれた三国志の歴史という内容で、全て漫画で書かれています。

「マンガ三国志Ⅱ」は「マンガ三国志Ⅰ」以上に文字が少ない印象で、漫画の絵として楽しむことができる内容だと思いました。

あらすじ

劉備と関羽、張飛の3人が手を組み、勢力を拡大していく中で諸葛亮孔明を軍師に招き、孔明の実力がわかるエピソード十万本の矢を集める話が「マンガ三国志Ⅰ」まででした。

「マンガ三国志Ⅱ」からは赤壁の戦いから、三国に綺麗に分かれ、攻防が描かれています。

果たして、劉備・諸葛亮孔明は三国をまとめ上げることができるのか、劉備に待ち受ける悲痛な最後とは?

「マンガ三国志Ⅰ」では少なかった悲しい思いや辛い気持ちになる内容になっているので、感情移入しやすい方はご注意を。

書評

三国志って戦略もすごいけど人情ものなんだーというのが一番の感想でした。

日本の戦国時代の印象とは異なり、強い武将がガンガン攻めて一気に統一に向かう話ではなく、優勢な国があれば敵と協力しながら攻めたり、裏切りもめちゃくちゃ多いのが三国志でした。

武将をすぐ打首にしない場面も多く、見逃すことで味方につけさせたり、次回自分の命が危なかったときに助けてもらったりしたりします。

単純に強い弱いの話だけではなく、人間味が溢れるのが三国志なんだとわかりました。

武将一人一人も非常に魅力的なキャラが多く、感情移入して三国志にハマる人の気持ちもわかる気します。

僕の推しは関羽でした。

戦略ゲーな中、かなり強いキャラとして描かれていて、なおかつ人情に熱く、男の中の男って印象が強いキャラです。

厨二病をまだまだ患っている僕としては、非常に魅力的で憧れちゃう存在でした。

死に方もまた、執念深くて好きです。

漫画なので非常に読みやすくて、一気に読むことができる内容だったのも良かったと思います。

これが小説だったら、ここまでサクッと読むことはできませんでしたし、名前も覚えることができなかったんじゃないかと思うのです。

漫画のビジュアルと名前を一致させることで、自然と覚えられる作りになっているので、歴史は漫画で学ぶと非常に有意義であることが改めて知るきっかけになりました。

要約・あらすじ(ネタバレあり)

ここからはネタバレを含みますので、ネタバレが嫌な方はまとめの章まで飛んでください。

また、簡単な要約になってしまうので三国志好きな方も事実と違うだろ!と思ってしまう部分もあるかと思いますが、その際は温かい目でコメントいただけますと嬉しいです。

では、ネタバレありのあらすじ要約をしていきます。

赤壁の戦いによって曹操軍は撤退を余儀なくされ、諸葛亮孔明は周瑜に命を狙われるものの頭脳によって逃げおおせました。

その後、三国のそれぞれが完成し、どの国が中国を統一できるかの戦いへと変わっていきます。

そんな中、関羽は敵に捕まり、首を刎ねられてしまいます。

また、張飛も関羽の敵討のために必死に自分の部下たちを鍛えていたら、厳しさをみかねた部下によって寝込みを襲われ命を落としてしまいます。

兄弟の盃を交わした関羽と張飛が死んだことで、劉備は冷静さを失います。

とにかく孫権を殺したいという気持ちで、呉に攻撃を仕掛けるのです。

ですが、冷静さをかいた軍は孔明の助言を受けずに突っ走ってしまい最終的には劉備が死ぬ形になってしまいました。

その後は孔明が劉備の気持ちを継いで、呉と戦うことにしましたが、孔明は結核に侵されその望みは叶うことがありませんでした。

魏、呉、蜀の三国は最終的には全て滅び去る形で三国志は締めくくられていました。

まとめ

今回は「マンガ三国志Ⅱ」について紹介してきました。

三国志、人気になるだけあると思いました。

漫画でサラッと読んだだけで面白すぎる内容でした。

歴史をちゃんと勉強すると、人間の心理があって戦略があった上での戦いなのでバトル漫画を読んでいるように楽しむことができると改めて思いました。

今後は好きなキャラクターを追う形でどんどん知識を深められたらと思います。

歴史を学ぶことで、今後の未来がどうなっていくのかや雑談の一つとして盛り上がれるようになれることでしょう。

では、皆さんの三国志好きに火がつくことを祈っています。

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