不動産投資をやってみたい!
そう思ったら、絶対にこの一冊を読んでください。
不動産投資で儲かるためのノウハウが詰まった一冊で、負ける理由と負けないための方法が書かれています。
不動産Gメンこと・滝島一統さんの「誰でも儲かる、わけがない 初めての不動産投資必勝ルール」
不動産投資にちらっと興味のあった僕の心を見事に掴んでくれた一冊でした。
この記事では、「誰でも儲かる、わけがない 初めての不動産投資必勝ルール」の内容をまとめて紹介します。
では、いってみましょう!
本書の概要
ページ数
おわりに、を含めず251ページ、全255ページでした。
読むのにかかった時間
大体3時間ほどで読み切ることができました。
構成
ワンルーム投資が罠である理由から始まり、不動産投資で投資する際にやるべきこと、買うための判断基準、不動産センスの磨き方、という形で構成されていました。
おすすめ度
「誰でも儲かる、わけがない 初めての不動産投資必勝ルール」のおすすめ度は、5点満点中4点です。
不動産投資に興味のある方は絶対に読んでほしい一冊!という評価。
みんながみんな不動産投資に興味があるわけではないでしょうから、満点ではない感じです。
本当に一からどういう投資をするべきかが明確に理由ベースで書かれていて非常に学びになりました。
さらにワンルーム投資というよくある投資をしっかりと理由が書かれているので信用ができるのもおすすめポイントでした。
不動産Gメン・滝島一統さんは、YouTubeもやられてて、一部YouTubeなどで発信している内容と被るところもあったのでYouTubeを見ている方は内容がまとまった一冊となると思います。
買うべき物件はズバリこれ!
「誰でも儲かる、わけがない 初めての不動産投資必勝ルール」で紹介されている買うべき物件はズバリ、東京18区のRC中古一棟です。
東京18区とは、足立区、板橋区、北区、江戸川区、葛飾区を除いた東京23区の地域を指します。
さらに個人に家として貸すよりも、店舗として貸す場合の方が儲かりやすくなるともありましたが、そこまでこだわる必要のないことらしいです。
ただ、プラスで立地の良さやアクセスの良さはしっかりと自分の目で見て、住みたい!と思えるようなところが良いとのこと。
不動産投資で狙うべき物件はとにかく「東京18区のRC中古一棟」だけ、覚えておけばひとまず「誰でも儲かる、わけがない 初めての不動産投資必勝ルール」の内容は理解したといっても良いと思います。
買う前にやるべきこと3つ
早速「東京18区のRC中古一棟」を買おうと思っても、実は人気物件なためすぐに購入することは難しいです。
また、そのためにお金を作る必要もあります。
ここでは不動産を買う前の準備としてやっておくべきことを三つ紹介します。
年収上げて貯蓄を増やす
まずは年収を上げること、一応の目安として500万円の年収を目指すことを推奨していました。
また「東京18区のRC中古一棟」を買うためには、最低1億円のお金が必要になります。
もちろん1億円丸々を用意する必要はなく、銀行から融資されるのも考慮し、頭金として2,500万円を準備しようというものでした。
2,500万円は何が何でも貯める。
これが不動産投資の第一歩であり、やるべきこと1つ目です。
不動産会社と仲良くなる
お金を貯めつつ良い不動産会社と仲良くなる。というのも重要です。
できるだけ街の不動産で、長く仕事をやっている不動産会社が狙い目で、そこに顔を出して「不動産投資の物件を探している」旨を伝えます。
その後、1ヶ月に1回くらいのペースでその不動産会社に手土産と共に顔を出して、通います。
そうしているうちに関係性が生まれ、不動産会社から良い物件が出た時に優先して紹介される可能性が増えるのです。
良い不動産会社を狙う上で見ておきたいのが免許番号。
免許番号は「東京都知事(1)第12345号」などとなっています。
このかっこが非常に重要で、免許更新が何回起こなわれたかを指すのです。
5年ごとに更新が行われるため、数字が大きいほど長く不動産会社として生きていることを示します。
大きすぎる場合は、不動産会社を相続している可能性が高いので、3~5年あたりがひとまずの目安になると思います。
長く続けているということは、それだけ地元に強いパイプを持っていることですので、不動産会社選びの際は参考にしてみてください。
銀行に融資可能か確認する
銀行に行くのも重要です。
頭金2,500万円を用意しておけば、すぐに融資を受けられるわけもないため、まずは銀行に融資可能かを聞いておきます。
頻繁に通う必要はなく、一度断られた場合はその銀行での融資はまず無理だと考え他の銀行を探しのです。
同じ会社でも場所が違えば融資が通る場合もあるので、数をこなすことで良い銀行に出会える可能性が増えます。
出口戦略も立てておこう
不動産投資に限らず投資で必要な考え方が出口戦略です。
もしも思ったような投資になっていない場合に、撤退ができるか、損は少ないかという観点でどうするべきかを決めておきます。
不動産投資であれば、すぐに物件を売ればいいというわけにもいかず、売る際の税金やら価格の下落を考慮しないといけません。
1億円で買ったけど、売るときは6,000万円という可能性も十分すぎるほどあるのです。
そういった下落や税金による差し引きまでをおおよそ捉えた上で、不動産投資をしても良いかを考えましょう。
ワンルーム投資はやめておこう
ワンルーム投資をとにかく否定するのも「誰でも儲かる、わけがない 初めての不動産投資必勝ルール」の特徴でした。
ワンルームでは、一棟買いとは異なり、自分のペースで修繕などが行えずサブリース契約による手数料が高すぎて収益にならないというのが主な理由です。
また、頭金ゼロという点で返すべきお金も増え金利による負債も大きくなり、最終的に赤字になってしまいます。
赤字になっても、最終的にワンルームを売ればプラスマイナスゼロと思いがちですが、ワンルームがその時になって売れるかの保証もないですし。
間違いなく値下がりしています。そもそもプラスマイナスゼロであるなら投資ではありません。
銀行預金でさえ0.001%ほどのプラスが生まれますので。
ワンルーム投資はとにかく不動産投資としては悪手。
上手い謳い文句に騙されず、しっかり出口と毎月の受取額を考えて不動産投資を考えましょう。
まとめ
今回は、滝島一統さんの「誰でも儲かる、わけがない 初めての不動産投資必勝ルール」を紹介してきました。
不動産投資の本としては非常に良い一冊でした。
学びも多く、不動産投資をやる上では必読だと思います。
不動産投資も投資という名前がつくだけあって、出口戦略が重要だと感じました。
僕はまだまだ2,500万円という頭金に手も足も出ないので、頑張って稼ぐところから頑張ります。
では、皆さんの不動産投資ライフがより良いものになることを祈っています。
コメント