才能の正体を知っていますか?
好き=才能 なんです。
今回は、そんな好きという才能をどう活かしてクリエイティブに繋げていくのかについて書かれた書籍、岡田斗司夫さん著の「プチクリ」をご紹介します。
今まで才能がないからと諦めていたことがもったいない。
誰でもクリエイターになれることを実感できる内容になっています。
この記事では、そんな内容をかいつまんで解説していきます。
では、いってみましょう!
本書の概要
読むのにかかった時間
だいたい2時間ほどで読み切ることができました。
構成
アニメなどさまざまな分野で活躍されている著者・岡田斗司夫さんが、いかに才能を見つけてきたか、才能を活かしてきたかが書かれた内容になっています。
そんな経験から、才能をどうやって見つけてクリエイティブに繋げているかを、手順含め懇切丁寧に解説された内容になっていました。
才能を言い訳にこれまでやりたいことをやってこなかった方にはぜひ、読んで欲しい内容でした。
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才能とは
才能とは何か。
才能はズバリ、「興味、好きがある対象」です。
サッカーが好きなら、サッカーの才能が。
絵が好きなら、絵の才能が。
マンガが好きなら、マンガの才能があるのです。
いやいや、そんなわけないだろうと思いたい気持ちもわかりますが、そもそも才能がないものというのは興味や好きすら生まれてきません。
例えば、僕の場合だと「キャンプ」に全く興味がありません。
なのでキャンプの話をされても、何が楽しいのかわからないですし、キャンプ道具の良し悪しなんて全くわかりません。
わかる、興味があるというのは非常に重要な要素で、始まりであり継続の力になるのです。
好きだから始める、好きだから続けられる。それが才能になります。
もちろん才能には大小があり、大谷翔平選手のような野球にとんでもない才能を持っている方もいます。
ですが、そんな大谷翔平選手も野球が好き、興味があるという始まりの才能がそもそもなければ、ここまでの活躍はなかったことでしょう。
一般人である僕たちにも才能は必ずあるんです。
好きも、興味も全くないなんて人間いませんから。
あとはその才能(好き、興味)を活かす方法だけです。
才能の見つけ方
まずは「プチクリ」に載っていた才能の見つけ方をご紹介します。
才能=好き、興味 ということから、まずは自分が何に興味があるのかを深掘りしていきます。
A4の紙を用意して、書けるだけ書いてください。
できるだけ、好きを深掘りしていくと自分の眠っていた才能が露わになっていきます。
例えば、野球が好きなら、野球の何が好きなのか、選手なのかプレーなのか、バッターなのかピッチャーなのか、何に興奮して何に感動するのかまで深掘りしていきましょう。
趣味の他にも単に人と話すことが好きであるとか、一人で集中している時間が好きなど、どんどん書いていきましょう。
一通り書き終わったら、才能を見つける工程は完了です。
そのA4の紙に書いてあること全てがあなたの才能になります。
興味、好きというのがどれだけ深く広がっているのか、ジャンルはどのように広がっていっているのか。
才能の可視化完了です。
ちなみに、僕がこの工程を行った例を下に示します。
自分の思ってもいない才能に気づくことができたのではないでしょうか。
あとは、その才能をどうやってクリエイティブに繋げていくかが重要です。
才能の使い方
才能はどうやって使っていくかが非常に重要です。
せっかくサッカーの才能があっても、野球をやっていれば活かすことはできません。
才能がわかったらいかにクリエイティブに繋げられるかを考えます。
例えば、僕の場合だとマンガ、アニメが好きです。
ここから単純に漫画家、アニメーターになるのも手ですが、他にもブロガーとしてマンガ、アニメを紹介するというクリエイティブの道もあります。
作るだけでなく評論家になるという道も検討してみるのです。
すると一気に視野が広がります。
また、実際に漫画家やアニメーターになってしまうのも良いです。
小説家や漫画家は誰に認められたら語れるのでしょうか?
国家が認める資格なんてありません。やったもん勝ち語ったもん勝ちなのです。
とにかくやってみて、自分は漫画家なんだ評論家なんだというのが非常に重要になってきます。
誰になんと言われようと良いんです。自分の好きを突き詰めるだけで楽しいですから。
好きを思いっきり楽しんでいく先に、大きな成功というおまけもついてきます。
単純にお金だけを追い求めたクリエイティブに意味なんてないというのが岡田斗司夫さんの答えのようでした。
単純に漫画家、アニメーターになるのではない、評論家の道やとにかく自分の作品を作って、自分は漫画家である、小説家であると語るというのが才能の使い方です。
とにかく興味のあることを小さくやってみる。
好きをクリエイティブに繋げる行動をとにかく数をこなすというのが「プチクリ」の真髄です。
興味があるだけでもう才能はあります。
売れるかどうかはその先、運です。
運が良いか悪いかも作ってみなければわかりません。
楽しいものを作って、発表する。それだけで立派なクリエイターなのです。
とりあえずここからやってみて
「プチクリ」を読んでまずやってもらいたことが、好きを一覧化する行動です。
これをすることによって、自分が何を本当はやりたいのかが見えてきます。
自分は何が好きなのかを深掘りしていくと共通点なんかも見えてきます。
すると、自分の進むべき行動が明らかになってきて、やりたいことも見つかるはずです。
まずは好きを一覧化するところから始めてみてください。
その後で、その好きをいかに発信するかを考えましょう。
まとめ
今回は、岡田斗司夫さん/FREEexの「プチクリ」を紹介してきました。
才能=好き、興味 という考え方は非常に勉強になりました。
自分には才能がないからと嘆いた日々が、もったいなかったと深く反省しました。
これからはどんどん発信して、自分の好きでプチクリ(ぷち クリエイティブ)をしていければと思いました。
また、小説家や漫画家は自分が名乗れば小説家、漫画家。という考え方も面白かったです。
確かに国家資格がないんですから、そうなんですよね。
岡田斗司夫さんの考え方には毎度、世界観を変えられます。
「プチクリ」本書では、この記事では紹介しきれなかった才能の使い方、見つけ方、才能の大小なんかも書かれていましたのでぜひ一度読んでみてください。
では、皆さんのクリエイティブに火がつくことを祈っています。
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