10分でわかるGoogleに教えた成功手法OKR 書評&解説

ビジネス本の書評

全ての経営者、会社員に読んでもらいたい本というのが「伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法OKR」です。

読むだけで、あっという間にできる仕事人になれるわけではないですが

確実に成長を実感できるツールを学ぶことができます。

そんな全ての会社に適用できる超優良な方法が学べる「伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法OKR」の書評&要約を今回は行います。

正直シンプルすぎる手法なので、僕の要約を読むだけでも十分OKRというシンプルで確実なマニュアルを理解できると思います。

では、行ってみましょう。

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OKRとは何か

OKRとは、Object Key Results(目標と主要な結果) の頭文字を取った言葉で、会社で生きていく人すべてが意識すべき仕事の進め方になります。

具体的には、最優先すべき事柄を目標に据えて、それに向かって良質な結果を測りながら頑張るというものです。

言い方はすごいラフにしてしまっていますが、もう少し小難しいルールやらがOKRには存在しますので悪しからず。

何を最優先すべきかを深く考える。

目標は結果として判断できるものとする。

目標は周りに周知し、アライメントに活かすべし。などです。

OKRの詳細な進め方やら、今日からすぐに使えるOKR手法として第三章で手法をまとめていきます。

ここでは僕がOKRを学んで感じたことを書いていければと思います。

OKRでは、「最優先事項の中から結果として測れる目標を立てる」と言うのが大前提になっています。

僕はこれを読んで、測れる目標を立てることの大事さを特に学びました。

漠然とお金持ちになりたい。

なんて考えていた僕に「お金持ちって何を持ってそう言うんだい?」という問いかけを投げてくれたのです。

僕はこれまで目標を立てて生活や仕事をしてきましたが、結果として算出できるものかは意識していませんでした。

まさに形だけの目標、叶えばいいなくらいの夢だったのです。

でもOKRではそれを許しません。

きちんとどんな目標を何のために立て、どのような結果を得ることで達成できたか判断できるようにするのか。

そこまで考えて初めて目標と呼べるのです。

まさにその通りだと感じました。

目標は結果と見比べて初めて改善でき、達成を実感し成長することができるのです。

僕はすっかりそのことを忘れ、あくまで目標を立てて満足していただけだったのです。

「伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法OKR」は目標の立て方から僕を変えてくれた素晴らしい本だと思います。

また、主張していることはとてもシンプルなので、誰でも今日から導入できる仕事の進め方だと思いました。

詳細の手法については要約版を三章でお話ししますので楽しみにしていてください。

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この本で学べること

「伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法OKR」を読むことで学べることはOKRです。

このOKRと呼ばれる仕事の進め方、会社経営する上での進め方の一つを丁寧かつ具体例を用いながら紹介しています。

正直なことを言います。

OKRを学ぶのが目的だったら、本書の358ページ以降を読むだけで十分です。

OKRはそれほど洗練されたものであり、シンプルな手法なのです。

それまでのページでは一つ一つの手法について具体例、Googleがなぜ成功できたのか、マイクロソフトがどのようにOKRを導入して成功することができたのかについて説明をしながら進みます。

皆さんが知っている会社がどのように失敗と成功をOKRを使って乗り越えたかを知りたい。と言うわけでなければ特に読む必要はないです。

僕はちょっとうとうとしながら読み進めたくらいです。

ですが、この具体例を読むことでどれだけOKRがすごいかがわかっていただけると思います。

誰もが知っているようなGoogleもOKRを使って経営を進めたことによって、成功を手にできたというのがわかるのです。

たとえ僕がここでOKRってすごい経営手法、仕事の進め方があるんだよと言ったところで、信じてもらえないと思います。

しかし、このような具体例を用いることで多くの人が納得してOKRを導入する考えが出てくるんです。

手法はシンプルなのでA4一枚にまとめられるレベルですが、それを誰かに納得させるしっかり認識してもらうには、358ページというページが必要なくらい大変なことなのです。

なので、OKRって言ってもどうせそこらへんの自己啓発とおんなじような話だろ?と思う方にはぜひ、1から本書「伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法OKR」を読んでいただきたい。

きっと大手を救ったOKRという手法に感銘を受けると思います。

シンプルだからこそ、応用が効いて誰にでも使いやすい手法。大変参考になると思います。

全ての会社に関わる人たちに読んでほしい内容であり、取り入れてもらいたい手法になります。

次の章では僕が簡単にOKRの手法についてまとめました。

本当に簡単にまとめてしまったので、しっかりと全体像を知った上で実施したいという方は、本書の358ページから先に目を通していただけるとOKRのしっかりとした考え方と進め方がわかると思います。

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OKRでやるべきことは二つ

ここからはOKRを導入する上での手順を実に簡単に2ステップで紹介します。

最高に単純化し削ぎ落としている情報になりますので、OKRの参考や少ないヒントでも行動に起こせる方の参考程度になればという位置づけで読み進めてください。

これだけのヒントで行動を変えて進められる方は相当本を読んだことがある人か、おそらく天才的な学習能力がある方だと思います。

もっと僕が万人に伝わるよう工夫や文章量を書けばいいのですが、そこはあまり言わないでください。

では、ズバリ2つのステップの説明をしていきます。

優先順位をつけ目標を立てる

OKRでポイントになってくるのが目標です。

これを立てることが最初であり全てになると思っていただいても良いと思います。

目標を立てる時に気を付けるべきは、優先事項の一番上に直結するかどうかと主要な結果を得ることができるかです。

優先事項の一番上に直結するかどうかはわかりやすいかと思います。

自分のやるべきこと、やりたいことにフォーカスした目標にするべきということで、会社なら会社の方針に合った優先すべき目標であるかを判断材料にします。

OKRは会社を更なるステップに、社員をより高いところで引き上げる手法なので、目標もそれぞれに合ったものを設定する必要があります。

主要な結果を得ることができるかについては、目標が明確に達成できているかがわかりやすい形であるかという観点です。

目標が漠然と柔道が強くなりたいとかではOKR的観点ではバツです。

柔道で全国一位を目指す。である方がよりOKR的に良い目標であります。

このように定量的目標を立てるというのがOKRの目標立てになります。

一つ例を挙げます。

立派な警察官を目指すAくんがいたとします。

Aくんは立派な警察官をなるためにOKR的な考えをもとに目標を立てます。

立派な警察官になるためにまずは国家試験に受かる必要があります。

ですので、国家試験を受かるための合格点600点(必要な点数はテキトーです)に届くよう勉強をする。

という目標を立てるのがOKR的目標の立て方となります。

定量的かつ、実際に警察官になるためという第一優先事項にフォーカスしているからです。

他にも使用するテキストを合格のために毎日10ページ進めるなども目標をさらに分割した良い形だと言えますね。

このようにOKRの第一ステップは定量的かつ明確な優先順位が高い目標を立てることです。

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チームで共有してアライメントをする

目標を立てたらそれをチームで共有します。

個人の場合ですと先輩や上司、周りの友達に話すのもアリだと思います。

共有することでフィードバックをもらうことが大事になってきます。

自分が本当に向かうべき場所に立てているのかを確認してアドバイスとアライメントをもらうのです。

ゴールと真逆の方向に進んでいていはいつまで立ってもゴールには辿り着けないのです。

そしてさらに、チームで共有することで、誰がどんな目標を立てているかを透明化することが大事になってきます。

これはチームや会社の時のみの利点ですが、他メンバーがどんな目標を立てそれに向かって頑張っているかを知ることこそがこのチーム共有の意図になります。

他メンバーが向かっている先に自分の目標が重なっている部分があれば協力をする。

全員同じ会社方針という大枠で進んでいますので、協力をすることができるのです。

例えば、売上を現状から120%するという会社からの大きな目標があったとき、Aの商品を作るチームとAをお店に売り込むチームがあるとします。

この時作るチームと売り込むチームは同じ方向を向いています。

どちらのチームも売上を大きくするという目標を向いているのです。

この時チームは意欲的に協力でき、より良い成果に繋げられると本書でも述べられているのです。

誰が何をやっているか、何に向かっているのかを把握することで協力体制の構築が容易になるということです。

僕は管理職など到底早い話ですが、いつか会社を持つような立場になったらぜひ取り入れたいと思いました。

それだけ、目標を共有化しチーム一丸となって会社の目標に向かっていくのは効率的だと思ったのです。

チームで目標を共有して、協力しあったり、目標への道筋を微調整し合う。というのがステップ2になります。

以上二つのステップを経て、仕事や経営を進めることがOKRの簡単な方法論になります。

実にシンプルだと思います。

しかし、これだけで劇的に効率は高まると思います。

また目標達成率もぐんと上がると思います。

「伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法OKR」ではその成功実例も載っていますが、これまで実は曖昧に語られていた目標や目標達成のためのチームのあり方が全てOKRによって解決できると思えるのです。

チーム方針や会社経営で悩んでいる方にはぜひ一度読んでみてほしいです。

きっと迷いが一つ消えるはずです。

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まとめ

「伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法OKR」正直ほぼほぼ、読まなくても良い内容でした。

OKRという手法さえ学べればという方は本当に358ページから先さえ読んでいただければ良いという本です。

しかし、どうしてOKRが良いのかを根っこ所から理解するにはやはりこの本を全部読む必要があると思います。

なぜOKRなのか、OKRによってどのような効果がGoogleやら他の会社にはあったのかを理解して初めて、導入を提案・試行ができるからです。

OKRが少しでも気になった方は一度「伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法OKR」をお手にとってみてください。

きっとあなたの会社人生を大きく変えるものだと思います。

僕はいつかOKRを導入した社員が目標を立てて、誰にでも意見を言える透明性の高い会社を作りたいと思います。

そんないつかが叶う日まで、僕もOKRを使いながら自分の業務や夢への階段を進めていこうと思います。

ではまた、素晴らしい目標を立てた先で会いましょう。

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