あなたは、騒がしいパーティなどは好きですか?
嫌い、苦手、疲れちゃう。という方はもしかしたら内向型かもしれません。
今回紹介するのはそんな内向型な人たちの力となる一冊。ジル・チャン氏の「静かな人の戦略書」です。
超簡単にまとめて内容を紹介します。
内向型に悩んでいる方、外向型に憧れている方必見です。
では、いってみましょう!

本の概要

ページ数
おわりにを含めず338ページ。
全343ページでした。
読むのにかかった時間
だいたい4時間ほどで読み切ることができました。
おすすめ度

ジル・チャン氏の「静かな人の戦略書」のおすすめ度は、5点満点中4点です。
内向型の人もそうでない方も読んで欲しい一冊という評価。
初対面が苦手という方とどう接するかから、どういった強みを持っているかがわかる内容となっています。
外向型がもてはやされる社会だからこそ、内向型の良さ・強み・意味・価値がわかるこの一冊は非常に有用な内容だと思いました。
僕自身も内向型の気質があるので、この一冊は強い味方に感じます。
内向型とか外向型とか漠然と人を括るのが嫌という方は、合わない内容だと思いました。
バイアスを持ちすぎるのは良くないですが、このくらいの人の分類はあったほうが接しやすくなると思います。
内向型の見分け方

内向型を見分ける方法は割と簡単です。
外の刺激に強いか弱いか。人といるほうが良いかそれとも一人でいるほうが良いか。
これらの回答で大体のことがわかります。特に初対面の人たちとパーティをやるとなった時尻込みする方は内向型です。
ちなみに僕自身は内向型がやや強めという感じでした。(人によって内向型と外向型のバランスが異なります)
人それぞれ内向型の部分と外向型の部分があります。それを見極めながらうまく社会と付き合っていこうというのが「静かな人の戦略書」の内容でした。
内向型は弱点じゃない(強みとは)

内向型、静かでバリバリコミュニケーションをやるタイプではないというのは弱点ではありません。
元気がない、ノリが悪いという弱点ばかりにフォーカスが当たるだけで十分すぎる強みがあるのです。
それが、分析力や冷静な判断が行える、文章に強いという点。
内向型の人は立ち止まって考えるタイプです。なので分析してどの道や判断が正しいかを考えます。
立ち止まることで冷静になれて、外向型の人よりもより良い結果を導き出すことができるのです。
さらに口頭で答えるのが苦手なのもパッと話すのが苦手なだけで、じっくり考えることができる文章であれば魅力的な文章を作ることができる力を持っています。
内向型は弱点ではない、強みにフォーカスして社会に立ち向かっていきましょう。
ちなみに、内向型が弱点という風潮は外向型が自分をアピールするのが上手いために、内向型の良さが上司に見えづらいという社会構造から来ているそうです。
有名社長も内向型が多い

実や有名社長も内向型が多いんです。
ズバリ、「イーロン・マスク(スペースX、テスラ)」「ビル・ゲイツ(マイクロソフト)」「ウォーレン・バフェット(投資の神様)」は内向型。
誰もが知っている大きな会社の社長も内向型と聞くと安心できますよね。
「内向型=無能」というのは真っ赤な嘘というのがよくわかります。
内向型でも社会で活躍することは可能。むしろ「イーロン・マスク」などと同じ気質を持っているあなたは大きな何かを達成することができるかもしれません。
まとめ

今回は、ジル・チャン氏の「静かな人の戦略書」を紹介してきました。
内向型でも輝ける証明となる一冊。すごく良かったです。
自身の強みに気づける一冊なので、気になる方はぜひ読んでみてください。
では、皆さんの読書ライフがより良いものになることを祈っています。


