スマホが乗っ取られる、勝手にカメラで撮られている。
怖いですよね。
今回はそんなスマホハッキングの注意喚起、実際にハッキングされていないか確認する方法についてご紹介します。
最後には対策方法についても紹介します。
では、行ってみましょう!
スマホハッキングの種類
アカウント乗っ取り
アカウント乗っ取りとはLINEやTwitterなどアカウントが第三者によって不正に利用されることを言います。
発生頻度が高く内容もかなり悪質な部類に入ります。
いつの間にかLINEのアカウントが乗っ取られていて、知り合いに変なLINEを送ってしまっているという可能性があったり
Amazonアカウントなどショッピングで利用するアカウントを乗っ取られた場合は、知らず知らずに買い物をさせられて発送は乗っ取りを行っている犯人のところに着くようになっていたりします。
またアカウントだけでなくクレジットカードの情報についても乗っ取られる抜き取られる場合もあるので気をつける必要があります。
カメラ乗っ取り
カメラ乗っ取りとは文字通りスマホのカメラが乗っ取られるハッキング方法になります。
カメラ機能が常にオンになっており画面が真っ暗なのにも関わらずカメラだけは起動しておりあなたの顔だったり周りの様子がハッキングしている犯人に送られている形となります。
また、マイクを乗っ取ることもできてしまいます。
音声と映像が犯人に送られ監視されている状態になってしまいます。
想像するだけでゾッとするのではないでしょうか。
気付きにくくいつの間にかやられている可能性もあるのでプライベートを守るためにも乗っ取りの有無を確認しておく必要があります。
GPS不正利用
GPSはGoogleマップなど地図機能などでは非常に役に立つ機能ですが、悪用することもできてしまうのです。
彼氏彼女の居場所がわかるようにGPSを仕込んで浮気をしていないか確認するような場合をよく聞くかと思います。
これがスマホでもできてしまうのです。
しかもGPSを仕込む以上に悪質にいつの間にかスマホがGPS情報を犯人に送ってしまうということができてしまうのです。
常にあなたがどこにいるのかが丸わかりになってしまうのです。
また、アプリによっては常にGPSをオンにすることでアプリ利用者がどういったところに住んでいるかの情報を入手している場合もあります。
同意している場合GPS情報は簡単に取得することができてしまうので注意が必要です。
余計なGPSは許可しないことをおすすめします。
あなたがどこで何をしているのか誰にバレても問題ないのなら話は別ですが。
スマホハッキングの確認方法
iPhone
iPhoneの場合、カメラ乗っ取りやGPSが起動しているかは非常に簡単に判断することができます。
画面上部に現在、カメラかGPSが起動している場合はアイコンで教えてくれる機能があるのです。
画面に紙飛行機のマークが出ていればGPSが起動しているという合図で、緑の丸が出ている場合はカメラがオンになっていることを表しています。
特にカメラを起動していないのに緑の丸が出ている場合は何か別のアプリでカメラが勝手に起動している場合が考えられますので、どのアプリによってカメラが起動しているのかを確認してみてください。
GPSマーク(紙飛行機のようなマーク)がGPSを使ったアプリが起動していないのに出ている場合はGPS情報が勝手に送信されていることを表しています。
これまた意図しないアプリがGPS情報を送信していないかを確認する必要があります。
勝手に情報が抜け出ているアプリの調べかたは下記記事を参考にして、対処してみてください。
iPhoneの場合、これで解消しない場合は一度初期化すれば問題なくハッキングから逃れることはできます。
もちろん初期化は最後の手段なので安易にするのはおすすめしません。
Android
Androidの場合は、電池の消費が急に大きくなったり、通信量が増えていることに気づけるかでハッキングの有無を確認するしかないです。
GPSの起動やカメラの起動を感知する機能はアプリ側から操作できてしまうので、自由度が高い分セキリュティも甘いところがあるイメージです。
なのでどれだけ普段からハッキングに注意を向けられるかが大事になってきます。
確認方法で1番最初にやってもらいたいのが意図しないアプリが入っていないかのチェックになります。
これだけやっておくだけでも非常に有効的にハッキング被害から身を守れると思います。
知らない間に見たこともないアプリが入っていたら、ハッキングされている可能性が非常に高いのでアンインストールをすることをおすすめします。
また、悪質なのはウイルスバスターアプリを装ったものです。
一見ウイルスを取り除くようなアプリの顔をしているのに実はそのアプリ自体がウイルスという可能性もあります。
なので、安易にウイルスバスターアプリを入れるのはおすすめしません。
ウイルスバスターアプリを使うのであれば、きちんと発行元が明確になっているウイルスバスターアプリを調べてインストールするべきです。
スマホなら大した情報は入っていないからと油断してはいけません。
ウイルスアプリが入っているだけであなたの全ての行動が丸わかりになるくらいに思っていていいと思います。
スマホハッキングの原因
スマホハッキングのやり方に若干触れながら、スマホハッキングの原因についてお話ししていきます。
スマホハッキングの1番手っ取り早いやり方が、アプリをインストールさせることです。
つまり、アプリさえインストールしなければ大概のハッキングから身を守れるというわけです。
GPSやカメラ乗っ取りハッキングについては変なアプリをインストールすることで発生することが多いです。
アカウント乗っ取りはパスワードがバレて仕舞うことで発生します。
よくあるワンクリックでアカウント情報が抜き取られるということはまず発生しないので安心してください。
ワンクリックしたから銀行口座が抜き取られるとかはあり得ません。
なのでエッチなサイトを見ていて急にウイルスが発生しましたのような画面になって焦ってはいけません。
ハッキングの原因さえ押さえておけば冷静に対応できると思います。
基本的にアプリをインストールさえしなければスマホハッキングからは身を守ることができます。
ただし、Amazonのような似たようなWeb画面を作ってアカウント情報を入力させる手口には注意が必要です。
一見安心のサイトでも情報を入力した場合はそのまま情報を持ってかれる可能性があることを覚えておいてください。
アカウント乗っ取りに関してはアプリのインストール有無関係なくアカウント情報とパスワードさえバレてしまったらハッキングされてしまいます。
スマホハッキングへの対策
スマホハッキングの主な原因は変なアプリのインストールという話をしました。
このことから余計なアプリをインストールさえしなければまずスマホハッキングの被害には遭わないということがわかっていただけたと思います。
万が一心配な場合はインストール前と後で電池の消費が著しく変わっていないかや通信量がやたらと増えたなどないかを目安にすると良いと思います。
万が一悪質なハッキング用アプリの場合、電池消費や通信量の消費が多いので判断材料になると思います。アカウント乗っ取りに関しては、非常に難しい問題です。
1番良いのは定期的にアカウントのパスワードを変えたりすることですが、面倒だったりしますよね。
僕は面倒臭いと思ってしまうタチなのでよくわかります。
次におすすめなのが、2段階認証のシステムを利用するものだと思います。
一回パスワードを入れてログインした後、電話番号宛にSMSでワンタイムパスワードを受け取ってそれを入力して初めて本当にログインできるようにする仕組みです。
こちらはシステムに依存してくるところですが、2段階認証が推奨されているAmazonなどのアカウントは設定しておくべきです。
2段階認証によってアカウント乗っ取りのリスクを抑えることができるのです。
パスワードというものがどれだけ脆弱であるかについては下記の記事でパスワードの破り方と併せて紹介していますので、読んでみてください。
パスワードを改めるきっかけになると思います。
まとめ
今回はスマホハッキングをテーマにどのような攻撃があるのかから、確認の仕方対策方法についてお話ししてきました。
少しでも危機感を抱いていただけたら嬉しいです。
怪しいアプリはインストールしない方が良いというのが結論になります。
Appleはかなりアプリをリリースする際の審査が厳しいので怪しいアプリをインストールできないようになっていますが、GooglePlayではちょっとリリース審査が甘いので、変なアプリがインストールできてしまうと思います。
なのでAndroidユーザーは特に注意が必要です。
今回紹介して対策方法を意識しながら、素敵なスマホライフを過ごしていただければと思います。
では、あなたのスマホがハッキングされていないことを祈ります。
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