新M2 MacBookAirは買いか?M1ユーザーが考えてみた

IT情報

2022年6月6日の発表イベントで満を辞して、M2 MacBookAirが発売されることがわかりました。

果たしてM1との違いは?同時に出たMacBook Proとの違いは?

今回はそんな疑問を解消し、M2 MacBook Airが買いなのかどうかについて考えていきます。

僕は現在エンジニアで、プライベート用としてM1 MacBook Airを2年近く使用しています。

M1からの買い替えを検討している方やパソコン選びに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

では、行ってみましょう!

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M2 MacBook Airの基本スペック

発売日

すでに公式サイトにて値段の確認やスペックの選択をすることができますが、発売自体は来月(7月中)を予定しています。

正確な発売日は公式からの発表は6月8日現在ない状態です。

M2変わった中身

M2チップになって変わった点は大きく二つです。

・ビデオエンコードエンジンが追加された点

・メモリの上限が大きくなった点

それぞれ簡単にまとめると、ビデオエンコードエンジンが追加されたことによって、動画編集機能などの処理が従来より速くなりました。

現在発売されているM1Proと呼ばれる最上位のチップと同等の力を手に入れたと言えます。

メモリの上限が大きくなった点は、これまで16GBというメモリの上限が決まっていたのですが、M2チップになったおかげで24GBまで選択することができるようになりました。

これによって、今まで以上のサクサク感や作業途中のもっさり感や動作が遅いと感じる頻度が圧倒的に少なくなる見込みです。

外見

外見はiPhone13のようなカメラ部分が少し出っぱった仕様になり、以前のモデルより画面サイズも大きくなりました。

またディスプレイ性能も上がっており、角の部分が丸くなりました。

充電方式もMagsafeが採用され、充電をした状態でもusb-cポートを二つ使うことができます。

カラーは新色としてスターライトとミッドナイトが追加され、バリエーションが増えています。

価格

価格は円安の影響もあり、高くなっています。

最安価格が「150.800円」で、最高価格が「320,800円」です。

僕が一番推奨していますスペック、CPUはデフォルト、メモリは16GBにカスタム、SSDは512GBにカスタムという構成であれば、「204,000円」です。

SSDを1TB もしくは メモリを24GBにすると「229,200円」になります。

M1よりもかなり高くなるので、カスタムは慎重に選びたいところですね。

M1とM2の違い

見た目ほどの差は特にないのが概ねの見解です。

画面上の違いがあるのでM2とM1を見分けることは容易ですが、実際の中身のスペック上の違いは大きくはありません。

まず見た目関連だと充電方式がM1はusb-cケーブルで充電を行っていましたが、M2ではmagsafeに対応しusb-cポートを使わずに充電できるようになっています。

また急速充電にも対応しており、M2はM1よりも早く充電を行える特徴もあります。

カラーバリエーションにもM1とM2には差があります。

M1はスペースグレイ、ゴールド、シルバーという3色展開でしたが、M2ではミッドナイト、スペースグレー、スターライト、シルバーという5色展開になりました。

ミッドナイトはより黒が強くなったスペースグレー、スターライトはゴールドよりも明るく高級感が出た色味になっています。

見た目は以上の充電の仕様とディスプレイ、カラー展開の3点が主に違う点です。

中身のところだとM1とM2の大きな違いがビデオエンコードの有無です。

これが関わってくるのは主に動画編集や動画書き出しの部分に関わってきて、それ以外の部分に顕著な差は出にくいでしょう。

ゲームでも出てくる差ではありますが、Macを使ってゲームをするニーズは少ないと思いましたので特に検討する際は気にしなくて良い点だと思います。

メモリの上限についてもM2であれば24GBを選択することができるので、現状M1で16GBメモリでは足りないという方には大きな違いになってくるところでしょう。

MacBook Proとの違い

今回の発表イベントではMacBook Airと同時にMacBook Proも発売されました。

このMacBook ProについてもM2チップが搭載されたモデルになります。

正直こちらはあまり魅力がない製品だと思います。

と言いますのもチップはMacBook Airと同等のM2チップが搭載されていますが、他の点での進化が一切見られないからです。

まずMacBook Proで以前採用されていたタッチバーが復活しています。

タッチバーはかなり評判が悪く、ようやく廃止されたかと思ったらまさかのここにきて復活したのです。

またMagsafeにも今回発売のMacBook Proは対応していません。

ディスプレイの進化もありませんので、完全に以前発売していたMacBook Pro13インチモデルの中身だけM2にしただけになります。

なので、わざわざMacBook Proを買うくらいなら、色々進化したMacBook Airを買うべきだと思います。

カラーバリエーションもシルバーとスペースグレーだけですし。

M1からの乗り換えはありか?

ここまでスペック上の進化部分についてフォーカスしながら書いてきました。

では、M1からの乗り換えはありかどうかについて考えていきましょう。

まずは前提として、僕は現在M1 MacBook Airをメモリ16GBにカスタムし、SSDは512GBで512GBで使用しています。

主な使用目的としては、画像編集やプログラミング(AI開発はしない)、ブログの執筆などになります。

これらの用途と実際に使っている感覚から、僕は今回のM2 MacBook Airは見送るつもりです。

理由は思ったよりも性能面の進化がなかったからになります。

見た目が変わったのは結構魅力的ですが、動画編集を特にしない僕にとっては性能の進化は微々たるものだと思うのです。

また外見的な魅力も軽さ重視、新しさ重視の僕としては魅力を感じませんでした。

ミッドナイトという色やスターライトの色味は非常に好きなのですが、もっと重量が軽くなって1kgを切るとかだったら即決だったのですが、そういった進化が無いので今回は見送りかなと思っています。

M1チップのMacBook Airに不満がないというのも大きな理由になります。

AIなどのとんでもないデータ量を処理したり、動画編集をしないのであればM1の性能で十分すぎるのです。

若干最近メモリ不足(16GB)を感じるところはあるのですが、Chromeを立ち上げて、プログラミングをしながらローカルでサーバーを立ててとかやらない限り日常使いで気になるポイントはありません。

あと僕の好みに限った話ではあるのですが、Magsafeの充電は好きではないのです。

ポートを一つ充電で潰してしまうデメリットはあるものの、usb-cで充電できる方が嬉しいのです。

わざわざMagSafeの充電ケーブルを持ち歩くのが面倒くさいと考えてしまう僕の個人的な見解ですが、ぜひ参考にしてみてください。

M2 MacBook Airがおすすめな方

M2 MacBook Airがおすすめな人はズバリ、動画編集をする人、M1 MacBookAirよりも前の機種を持っている人です。

今回のM2は主に動画編集やプロ向けに進化した点が大きいので、買い替えるべき方もそういった層だと思います。

またM1以前のMacを持っている方も対象だと思います。

M1で既に非常に大きな進化をしたので、それを享受するタイミングでもあると思います。

円安の影響で非常に値段は高くなっていますが、この機会にM2Macに乗り換えるのも手です。

今ならAmazonや家電量販店でAppleで買うよりも安く手に入れることもできるので、M1を検討するというのも良いと思います。

型落ちとしてM1は今後値段が下がるので、購入するなら今からが狙い目です。

逆にM1を持っている人にとってはデザイン以外に恩恵は受けづらい製品だと思います。

元々MacBookAirユーザー自体そこまで重い処理動画編集などをゴリゴリやる方は少ないと思いますので、今回の進化は特に見送って良いと思います。

デザインや好きな色ってことなら乗り越えるに越したことはないですが。

ちなみにデザインをもっと安く買える方法としてMacBook Air用のスキンというのも売っています。

これらを使ってオリジナルのMacBook Airを作り出すこともできるので、検討してみると良いかもしれません。

見た目が変わるだけでも、物欲や日々のモチベーションって変わるところがありますから。

オマケの話:YouTuberがポンポン新機種を買える理由

YouTubeなどを見ていると新作のiPhoneやらMacBookが出たら、即購入してレビューとして上げている人を多く見ます。

実は彼らは儲かるからこういうことをやっているというのをご存知でしょうか?

YouTuberたちはレビュー動画を上げることによって、収益を手に入れます。

その収益に対してパソコンやiPhoneは経費として勘定することができるのです。

つまり簡単にいってしまうと節税になって、むしろパソコンの値段よりもプラスの恩恵が受けられるのです。

こんな仕組みをフルに活用するがために必要もないのに、購入して比較レビューといったものを出したり、埃をかぶるのが見えているのにカラーバリエーション全てを購入してみたりするわけです。

ちなみにいらないと思ったものをメルカリに出品して、損失を最小限にする場合もあります。

それらは実質自分のお金で払うわけではないと言える面があるのです。

なので決してYouTuberはバンバン買い替えているから自分もそうしなきゃとは思ってはいけないです。

新しいものを買っていくのは終わりがないですし、必要のないものは節約の点滴ですから。

むしろ、YouTuberたちは今時のSDGsに反しているのはないだろうか?

という目線で見る方が良いと思います。

必要なものを必要な人が受け取って使うという心から外れているのではないでしょうか?

YouTuber一人くらいが一人くらいが大して使いもしないのに大量に鉄の塊を買っても良いのでしょうか?

と、ちょっとそれっぽいことを言ってYouTuberを否定してみましたが、正直彼らのように経費として勘定できるのは羨ましい限りです。

とは言え、僕としてはやはり、自分に合ったものを安く手に入れたい派ですので今回のM2MacBookAirは見送る形になります。

突然今使っているMacBook Airが壊れない限り、M2は見送り次に来るであろうM3に期待したいところです。

願わくば1kgを切る軽いMacBook Airが出てくれることを祈っています。

まとめ

今回は新発売されるM2 MacBook Airについての紹介と買いかどうかについて考えてきました。

結論はM1を持っているならば買わなくて良い。というものです。

動画編集をゴリゴリやる方以外にとっては大した進化はないので、買わなくて良いという結論になりました。

見た目も変わりましたが、リーク通りでしたのでちょっと残念な気持ちです。

あっと驚くような進化を見たいのですが、なかなか難しいですね。

僕的にはもっと軽いパソコン1kgを切るようなことをしてきてほしいところです。

では、今後も進化していくAppleを信じて。

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