5分でわかる喜多野修次「SNSで人を集める!」書評&ネタバレ要約・解説

ビジネス本の書評

顧客を集めることさえできれば、なんでもできる!

SNSを制するものが社会を制するといっても過言ではない。

今回紹介する喜多野修次さんの「SNSで人を集める!」ではSNSを制する方法が明瞭に書かれていました。

テクニックの基本という位置付けの一冊で、初めてSNSでマーケティングを始めようと考えている方に是非とも読んでほしい一冊でした。

この記事では、そんな喜多野修次「SNSで人を集める!」について特に注目したい内容をピックアップして紹介します。

では、いってみましょう!

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本書の概要

ページ数

おわりに含めず163ページ、全165ページでした。

読むのにかかった時間

大体1時間半ほどで読み切ることができました。

構成

使うSNSごとに攻略法が書かれている構成で、コンセプトというマーケティングの基礎を説明したのちに、Instagram、Twitter(現X)、YouTube、LINE公式アカウント、広告。という目次でマーケティング手法が書かれていました。

Instagramで勝つ方法

Instagramで勝つ方法はズバリ、プロフィールをわかりやすく書くこと。

「〇〇のための〇〇専門家」という文言を基礎としてプロフィールをとにかくわかりやすく何をやっている人でどういった人向けに発信をしているのかわかるようにすることです。

僕の場合だったら、「QOLを効率よく上げたい人のための、QOLの鬼・現役エンジニア」とかですかね。

Instagramの場合、投稿からプロフィールをみてフォローするか決める人が多いので、プロフィールに自分に関係することであることがわかりやすいとフォローされやすくなるのです。

通常の投稿の際は、ターゲットとするユーザーの悩みに刺さるような内容をしつつ、ストーリーでは自分の日常のことを挙げることでおすすめに上がりやすくなりつつ、フォロワーに共感を持ってもらうことができます。

投稿を作る際にはコピーライティングの能力がなくても作れるマル秘テクニックもあるので、是非とも気になる方は本書を読んでみてください。

またフォローをして、フォロバを待つのもInstagramでは良い手段の一つなんだそう。

Twitter(現X)で勝つ方法

Twitter(現X)でもInstagram同様、魅力的かつわかりやすいプロフィールにすることは必須です。

そして、固定ツイートも重要になってくるのがTwitterになります。

固定ツイートで第二のプロフィールとして自分の投稿をプロフィール下に貼り付けることで、自分が何者であるかをプロフィールにプラスして紹介することができます。

これによって、プロフィール欄を超えた部分でも自己紹介で共感されフォロワーを増やすことができるのです。

また、いいね、やリツイートをするというのもフォロワーを増やす上で大切。

自分のツイートを多くの人に読んでもらうためにも、まずは人のリツイートやいいねを押すことで認知してもらうことが重要です。

本書に書かれいた最低限のノルマが一日100。ツイートのリプライは1日50を目安にすると効率的にフォロワーを増やしていけるそう。

ちなみにTwitterの場合はフォロバを狙うと逆効果になるので注意が必要なんだそうです。

YouTubeで勝つ方法

YouTubeでは動画のクオリティ以上に、サムネイル、タイトルが重要というのが「SNSで人を集める!」での主張でした。

編集は最低限、ビデオカメラも必要なく、とにかく何を主張している動画であるのかどういった方向けであるのか。検索されやすさを考慮することで動画を再生してもらう意図です。

実際にどんな動画を取るべきかは、これまでのSNS同様にターゲットとなるユーザーの悩みにフォーカスします。

美容系でユーザーを探しているなら、「ニキビをなくす方法」「シワを出さない毎日のエクササイズ」とかですかね。

顔出しありでもなしでも、「SNSで人を集める!」では動画をサムネイルとタイトルに意識を向けてあげようということでした。

バズりを狙うよりかは、しっかりとターゲットとしている人向けに発信をするのが「SNSで人を集める!」の目的ですね。

最終的には…

SNSで集客した最終的にはLINE公式アカウントに呼び込むというのが「SNSで人を集める!」でのやり方でした。

LINE公式アカウントに集まったユーザーに対して、自分のおすすめコンテンツを見たり、買ってもらうという手法です。

これまで紹介してきたSNSのやり方を踏襲しつつ、LINE公式アカウントへのURLに繋げる形ですね。

感想、書評

ここからは僕の「SNSで人を集める!」を読んだ感想です。

正直、わかっていること8割という感じでした。

一番勉強になったのは、ターゲットとなるユーザーの悩みを探す際に競合の本とかのレビューを見たり、Yahoo知恵袋に上がっている悩みを確認するという手法でした。

それ以外は、どこかで見たことのあるようなマーケティング手法だと感じました。

また、これらのSNS手法はすでに使い古されている。すでにやっている人が大量にいるという印象です。

実際にSNS運用を検討したことがある方ならわかるかと思いますが、フォロバのリプやDMって恐ろしいほど来るんですよね。

みんながやっていることでは決してその道で一番にはなれないでしょう。

なので、「SNSで人を集める!」を読んだ上で、自分なりのやり方を見つけるのが良いかなと思いました。

もちろん、悩みの探し方のように参考になる部分もあるかと思いますので、ページ数も少ないので一度読んでみても良いかもしれません。

ちょっと古い本でもあるので、最新版でマーケティングを!という方は明石ガクトさんの「動画大全」なんかがおすすめですね。

ショート動画で生き抜く術について書かれた本ですが、マーケティングとして活かす方法としても参考になると思います。

まとめ

今回は、喜多野修次さんの「SNSで人を集める!」を紹介してきました。

わかりやすいものの、どうしても使い古された感がある手法というのが正直な感想でした。

参考にしつつも自分なりの方法、最新のSNSに合う方法を見つけるという使い方が良いと思います。

僕としては最初に紹介されているコンセプトの見つけ方というのが特に参考になりましたね。

ぜひ一度、読んでみてください。

きっと自分が誰に向けてSNS発信をするべきなのかについて見えてくると思います。

では、皆さんの読書ライフがより良いものになることを祈っています。

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