5分でわかる梯谷幸司「すごい無意識」書評&ネタバレ要約・解説

なぜかうまくいく人っていますよね?

大した努力もしていないはずなのに、運を引き寄せる人。

実はそんな人たちとは、無意識レベルで違いがあるのかもしれません。

今回紹介するのは梯谷幸司さんの「なぜかうまくいく人のすごい無意識」です。

果たして、お金持ち、成功者の無意識と夢はあるのに叶えられていない人たちの無意識は何が違うのでしょうか。

この記事では、内容を要約して紹介していきます。

では、いってみましょう!

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本書の概要

ページ数

おわりに、を含めず243ページ。

全249ページでした。

読むのにかかった時間

大体2時間ほどで読み切ることができました。

構成

無意識とは何かから始まり、無意識でどう違いが生まれるのか、どういう無意識が成功に結びつきやすいのかが紹介されている構成でした。

また、成功に結びつきやすい無意識の作り方も紹介されていました。

おすすめ度

梯谷幸司さんの「なぜかうまくいく人のすごい無意識」のおすすめ度は5点満点中1.5点です。

ごめんなさい。正直あんまりおすすめはしません。

ちょっと納得のできない部分が多かったり、逃げ道がありすぎる論理だと思いました。

内容を一言でまとめると、できる自分をイメージするだけでできる!という引き寄せの法則でした。

それを考え方の癖があるから、それを矯正して成功しやすい方向に向けようというもの。

これはちょっと暴論すぎると思いました。

元々の考え方の癖があるのが個性です。それを成功しやすいパターンに無理やり当てはめるのが僕の好みではありません。

また、良い悪いではない。という前提で考え方の癖パターンが紹介されていたのにも関わらず、最終的に成功しやすいのはこっちのパターン。という書き方も結局良し悪しを作者本人が決めている感が気持ち悪い印象を受けました。

君が成功できないのは、心の底から考えられていないせいだ!という暴論にも逃げられてしまう点も気に入りませんでした。

本は正しい、間違っているのは本通りに信じ込ませられていない方と言わんばかりの引き寄せの法則は僕の好みではありません。

ただ、言葉を変えるイメージを具体的に持つ。という点は好みでした。

言いたいことが、使う言葉や受ける印象を変えることでプラスの方向に気持ちを持っていくというのであればかなり良い本だとは思います。

自分が大事!!

①「親に言われたから〇〇大学に入りました」

②「僕がこれをやりたくて〇〇大学に入りました」

良い考え方はどっちでしょうか。

多くの方が②の考え方が良さそうだと思うことでしょう。

実際、②の人の方が長く続けられ成功にもつながりました。

これは自分主体にいかになれるかが大事かという例です。

自分がやりたいことをちゃんと聞いてあげて、それを実現させることによって「やりたい」を「達成した」という体験に変えます。

これによって、例えば「お金持ちになりたい」というのも実現させようと無意識で色々な情報を取ってくるようになるのです。

自分の欲求を素直に受け取って実現させることが重要な習慣。

まずは自分がやりたいことにきちんと耳を傾けてあげられるようになりましょう。

成功する無意識を作る方法

欲求を聞けるようになったら、いよいよ成功できる無意識を作っていく段階です。

まずは、「避けたいことを洗い出します」

やりたいことではなくなりたくない姿を考えます。例えば「貧乏になりたくない」「病気になりたくない」などです。

続いて「避けたいことの正反対の目標を立てます」

「貧乏になりたくない」なら「お金が欲しい」という目標。

次に「モデルを見つけてなりたい自分に置き換える」

「お金が欲しい」目標を実現させるためにどういうモデル、人になるかを決めます。

大金持ちの先生でもいいですし、経営者でも良いです。

その人を忠実に再現できるようしっかりと調べて、その人だったらどう行動するかそこに自分の生活を落とし込んでいきます。

そして目標が叶っているように振る舞うことで、自分の脳が勝手に叶っている前提で行動を選択してくれるようになるのです。

まずは目標とモデルを決めることからやってみてください。

やってはいけない考え方

やってはいけない考え方もあります。

それが「潜在意識との約束を破る」と「ネガティブな自分をイメージする」です。

まず「潜在意識との約束を破る」のは、例えば今は忙しいから休んでられない。と頑張ったのにも関わらず、忙しいが過ぎてからも特に休まなかった場合など。

この場合、潜在意識は休めなかったということは、強制的に休まなければならないと判断して病気になったりすると考えます。

潜在意識に無理を言ったらしっかりと明確な休息をとって、言ったことを潜在意識にもわかるように実現させてあげる必要があるのです。

自分との約束もしっかり守る。でないとやりたいことを実現させることもできません。

やりたいを実現させるためには、日々自分からの欲求に応えてあげる必要があるのです。

次に「ネガティブな自分をイメージする」こと。

これは、できない自分を責めるようなことをすると潜在意識としてもできないだ。とラベルを貼ってしまう事です。

こうなってしまうと、心の底からできないからそもそも近づこうともしないようになるかもしれません。

やらなければならないから、やっていることになり成長も無くなってしまいます。

今できないなら、上手くなろうと考えられるようになると、できないネガティブなイメージをポジティブに持っていくことができます。

今をしっかり認めた上で未来にどうなりたいかを潜在意識に伝えてあげることが重要です。

この二つを行わないだけでも、かなり世界の見え方は変わってきそうだと思います。

まとめ

今回は、梯谷幸司さんの「なぜかうまくいく人のすごい無意識」を紹介してきました。

正直、さっき言っていたことがもう否定されてね?というような論理が通っていない部分もあった内容でした。

なので、手放しでおすすめはできないかなと思います。

考え方の新しい観点という捉え方が良い視点だと思いました。

本書では今回紹介した内容以上に作者の体験談なども盛り込まれているので、気になる方はチェックしてみてください。

では、皆さんの無意識がすごくなることを祈っています。

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