5分でわかるDaiGo「無理なく限界を突破するための心理学突破力」書評&要約

実用書

限界を突破してすごい人間になりたい!

誰もが一度は思うこと。

生まれ持った才能を全て使い切りたい。と思ってもできていないのが現実。

今回紹介するメンタリストDaiGoさんの「無理なく限界を突破するための心理学突破力」ではそんな限界と突破という観点に絞ってまとめられていました。

限界を超えたい。今よりすごい自分になりたいと思っている方必見です。

では、いってみましょう!

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読むのにかかった時間

だいたい3時間半ほどで読み切ることができました。

構成

限界を突破するために必要な、限界の勘違いが紹介されるところから始まり

バイアスから逃れる方法、限界を超えるためのバイアスとの戦い方が紹介されていました。

途中から限界の話からバイアスの話に置き換わるので、若干違和感が残る部分もありました。

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他にもPrime会員だと無料で読める作品も多いので、この機会にチェックしてみてください。

限界というものは突破するものではなく、突破する必要なものでもない。というのが「無理なく限界を突破するための心理学突破力」の結論です。

なんじゃそりゃ。と思われるかもしれませんが、人間には限界があります。

いくら頑張っても生身で空も飛べないですし、イルカより早く泳ぐことはできません。

遺伝子的に人間には限界があるのです。

限界を超えるというのはあくまでも比喩であり、自分の思い込みで生まれている限界を突破して自分の持っている全てを出せるという状況を指しています。

ついつい、自分の限界を決めつけてしまうバイアス(思い込み)から脱しようというのが「無理なく限界を突破するための心理学突破力」の趣旨です。

また限界というのはメンタルの状態でも大きく変わり、嫌な上司の下で働けばストレスで限界値が下がり、逆に良い環境なら自分のパフォーマンス全部が出せる限界が上限いっぱいまでいきます。

限界というのは確実に存在し、突破できない。そもそも突破する必要なんてない。ということだけ覚えてください。

限界かどうかの判断なんて誰かができるものではありませんし。

限界を突破する上で大事なのは、思い込みで自分の限界を決めていることから逃れることです。

本当は今日中に終わる作業なのに、バイアスによって3日かかると考えてしまうというようなものたち。

これらのついつい思い込みで限界を決めつけているものに対して、本当の限界を見極める力を養おうという意図です。

合理脳を使う

バイアスを知るだけでもバイアスに強くなり、思い込みをなくした状態で物事を判断できるようになります。

現状維持デバイスや隠れナルシストバイアスのような、特定の思考パターンを学ぶだけでより正しい判断を下せるようになるのです。

現状維持デバイスを知っているだけで、今考えていることってもしかしたら現状維持デバイスで考えていないか?と疑問を持つことができます。

思考の偏りに惑わされづらくなるのです。

合理脳を使うためのテクニックの一つとして「同じ問題を2度考える」というものが紹介され絵いました。

「ダブルエスティメーション」と呼ばれる方法で、一つの論点について2回考えるのです。

他人の意見を参考にしながら考えた後に、自分一人で同じ問題について考える。

この方法によって判断の正確性が高くなる傾向がある実験もあります。

何か欲しいものができたら、レビューを参考に買おうか検討した後に、自分自身の判断だけで買うか判断するみたいな使い方ができそうです。

時間感覚を変える

目の前の問題に絶望的な未来が待ち受けていたらと想像するイメージ技法によって、時間感覚を変えることができます。

迷っていることに対して、20年後どのような状況になっているかを考え、そして絶望的な未来を考えてみます。

わざと最悪な未来を思い描くことで、客観的に視野を広げて物事を見ることができるようになるのです。

限界をより超えやすくするための技をここではさらに2つ紹介します。

セルフモニタリング

客観的に自分を見れるようになるセルフモニタリングを手に入れることで、自分の本当の実力や限界というのが見えてきます。

セルフモニタリングとして代表的なものが家計簿や日記です。

自分の支出や収入を客観的に見ることで、自分がどういう人間か、もっと支出を抑えなければいけないという自制心が生まれていきます。

自分の行動を時々思い起こすことで自分がどういう時にどういう感情が芽生えるのかも、記録しておくことで客観的に見られるようになります。

知的謙遜

自分には知識が足りない。という態度が成長を生みます。

限界を超えたいと思うなら、その気持ちを持ち続けることが大事です。

自分には足りないものがあると自覚することが、更なる探究心を生み出し成長し続けられます。

仮に自分が物知りであると思っていたら危険です。

物知りだと思うのは、実は自分の無知さにすら気づいていない状態だとも言えます。

また、自分の考えや知識に固執してしまい新しい考えや新事実を受け入れられないのです。

自分の知識に満足していない状態の人は、常に正しい知識やさらなる知識をつけようとします。

そうすることで、実際に知識が増えていき自分の限界が知らず知らず突破されていくのです。

まずは、自分は自分の専門分野だとしてもまだまだ。という自覚するところから始めることが必要になってきます。

人生は後悔とミスの連続であるものの、その数を減らすことができるに越したことはありません。

心理学的テクニックにより後悔を減らすことができます。

ここではそのトレーニングの一部を紹介していきます。

まずはパッと浮かんだ方法に飛びつかない、確率思考です。

最初に思いついた情報に飛びつくのではなく、待つという判断をするようにします。

例えば、エクササイズで痩せよう!と思ったらまずエクササイズをやるのではなくエクササイズで痩せた例や続いていない友人などの話を聞きます。

客観的な情報を集めることで、やってから後悔するというものを減らすことができるのです。

続いて、セルフ・アザー法。

自分が起きたトラブルについて、誰か別の人が考えた場合を考える技になります。

親しい友達と喧嘩してしまった。トラブルを想像した場合に、自分だったらどうするか。を考えた後に、全く別の人がその話を聞いたらどう答えるかを考えるのです。

こうすることで客観的に状況やトラブルを見ることができて、正しい判断が行えるようになります。

他にも「無理なく限界を突破するための心理学突破力」では色々なトレーニングネガティブな感情と戦う方法なんかも紹介されていましたので、気になる方はぜひとも読んでみてください。

今回は、メンタリストDaiGoさんの「無理なく限界を突破するための心理学突破力」を紹介してきました。

限界は絶対ある。という観点が特に面白かったです。

限界を知った上でどうやって対処するか、限界をどのように判断するかという観点は新しく、僕自身の生活にも取り入れたいと思いました。

ただ、収束する答えがバイアスに関するものだったのはちょっと残念でした。

もっとテクニック的な限界を突破する集中力が増す!みたいな方法が知りたい気持ちもあったので。

とはいえ、非常に有意義な内容で、バイアスについて学べる一冊でした。

ぜひともここで紹介した内容以外についても本書で確認してください。

では、皆さんの読書ライフがより良いものになることを祈っています。

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