副業がしたいけど、何から始めれば良いのかわからない。
そんな悩みがあるなら、輸入・ネット販売なんていかがでしょうか。
でも、何を売れば良いのかセンスないし?
センスいらずの、ちょっとした時間でできる副業が輸入・ネット販売なんです。
今回紹介するのは、そんなゆるっとした業務内容なのにしっかり稼げる副業が紹介された梅田潤さんの「ゆる副業のはじめかた 輸入・ネット販売」
内容は簡単なのにしっかりと稼げそうな匂いがする一冊でした。
この記事ではそんな「ゆる副業のはじめかた 輸入・ネット販売」の内容を簡単にまとめて紹介していきます。
では、いってみましょう!
本書の概要
ページ数
全223ページでした。
読むのにかかった時間
大体2時間ほどで読み切ることができました。
構成
輸入・ネット販売がどうして副業に向いているのかから始まり、副業の時間を生み出す方法
輸入・ネット販売の実際のやり方が操作画面とともに紹介されている構成でした。
最後には副業をするにあたってのマインドを紹介して締めくくられていました。
どんな人に向けた本か
「ゆる副業のはじめかた 輸入・ネット販売」は誰向けの本なのか。
一番のターゲットは、副業をしてみたいけど副業が怖くてできないといった初心者向けです。
副業のための時間の作り方から書かれているので、副業をどうやってやれば良いのか、マインドから迷いがある方にも合っている本だと思います。
また輸入・ネット販売系の知識の基礎を知りたい方にも合っています。
中国とアメリカどちらから仕入れて売るのかが詳細に紹介されているので、かなり参考になります。
ただ、ある程度輸入、ネット販売の知識がある方は物足りないかもしれません。
商品リサーチのやり方は載っているものの、高度なスキルは紹介されておらず正直ネットで調べれば出てきそうなレベルという印象でした。
その分、誰でもできて真似しやすいモデルとして、とりあえずやってみる副業としてはぴったりだと思う内容です。
輸入・ネット販売が副業に適している理由
輸入・ネット販売が副業に適している理由は、場所を選ばず、時間も選ばない、誰にでもできる。からです。
まず輸入・ネット販売は、スマホやパソコンで完結するような業務体系になるので場所を選びません。
さらに、何時から何時にやらなければいけないなどの制約もなく、自分のやれるタイミングでリサーチや商品発注をすればOKです。
在庫管理をやる際にどうしても急ぎでやる必要があったりすることもありますが、基本時間は自由と言えます。
「ゆる副業のはじめかた 輸入・ネット販売」で紹介されている内容は本当に誰でもできる方法です。
特別なセンスはなく、再現性の高い方法が紹介されていて、誰にでもスタートする気持ちさえあればOKといった形になっていました。
場所を選ばず、いつでも誰にでもできる。輸入・ネット販売が副業に向いている理由です。
ただ、その分競争率も激しいので注意が必要だと思います。
アメリカか中国かで手法が違う
「ゆる副業のはじめかた 輸入・ネット販売」で紹介されていた手法は大きく分けてアメリカから仕入れるか、中国から仕入れるかの二択でした。
アメリカからの輸入の場合は、ヤフオクで最終的に売り出す前提で考えられていて、ヤフオクで売れている商品をebayで調べて差額があれば仕入れて売る。という方法です。
ヤフオクですでに売れ筋となっている製品を狙いうつので、かなり当てる確率は高そうだと思いました。
中国を仕入れ先に選ぶ場合は、Amazonでの発売を最終的に狙う形で、Amazonのすでに発売している商品に相乗りしつつオリジナル製品を売るという方法です。
こちらもAmazonで販売実績のある商品に乗っていく形なので、再現性は高いと思います。
中国での仕入れ方法については次のところでもう少し詳細にやり方を紹介してきます。
どちらの方法もかなり再現性が高く、やり方、手順についても「ゆる副業のはじめかた 輸入・ネット販売」で丁寧に紹介されていたので、気になる方は確認してみてください。
中国でやるならこの方法
何を仕入れて売るのかを決めるのに重要なのが商品リサーチです。
何の商品を仕入れるのか。それを決めるためにAmazonと関連ツールを駆使します。
Keepaというツールが「ゆる副業のはじめかた 輸入・ネット販売」では紹介されていました。
Keepaは価格推移や商品のランキング履歴や販売数などがみれる便利なツールとなっています。
「ゆる副業のはじめかた 輸入・ネット販売」で紹介されていた方法は課金によって、より便利になる方法で調査を進めていました。
手順としては、まずAmazonで中国で輸入をしているであろう商品を探します。
その際「JANコード」「GS1事業者コード」を検索に含めることによって見つけやすくしていきます。
中国で輸入していると分かったら、出品者数、ランキング推移、レビューを確認していきます。
Keepaを用いて出品者数、ランキング推移を確認して、上下が激しくないかを確認します。その後レビューでも良い評価を受けているか(星3以上のレビューがついているか)を確認します。
また、その際価格帯としては2,000円~5,000円をだと利益確保がしやすく初心者も手を出しやすい価格です。
商品リサーチができたらアリババで輸入ができるかを確認します。
アリババとネット検索した結果で出てきたサイトで、輸入しようと思う商品の画像を検索にかけます。
すると、似たような製品が出てきたら輸入の手続きを進めていきます。
中国とのやりとりをする場合は輸入代行業者を挟むのが推奨され、「ゆる副業のはじめかた 輸入・ネット販売」では「CiLEL(シーレル)」「義烏(イーウー)」が良輸入代行業者として紹介されていました。
あとは輸入代行業者とやりとりをしつつ、Amazonで出品するだけ。
AmazonのFBAを利用することで発送の手間を省くこともできます。
FBAの詳細やAmazonでの出品方法については、ぜひとも「ゆる副業のはじめかた 輸入・ネット販売」を読んでみてください。
手始めにやるならの軍資金
手始めにやってみようとなった時に必要なのがお金。
輸入・ネット販売では初期資金が重要です。
ズバリ、10万円ほどあれば「ゆる副業のはじめかた 輸入・ネット販売」で紹介されていた内容を実践することは可能。
「ゆる副業のはじめかた 輸入・ネット販売」の中でも最初の初期費用だけは自分で稼ぐ必要がある旨が紹介されていて5~10万円必要とありました。
読んだ感触として余裕を持って10万円ほどあれば安心して始められるのではないかと思います。
初期費用は多いほど有利なのが物販ビジネスですが、「ゆる副業のはじめかた 輸入・ネット販売」ではあえてゆる副業であること、お金を借りるのはリスクを取りすぎという判断から10万円あればいいと言っています。
多いに越したことはないですが、まずは副業を始める上では10万円くらいで始めた方が良いでしょう。
もちろん10万円も大金です。
何をするべきかはしっかりと吟味し、慎重かつ大胆にやっていきましょう。
まとめ
今回は、梅田潤さんの「ゆる副業のはじめかた 輸入・ネット販売」を紹介してきました。
副業を始めたい方の背中を押すような内容でかなり参考になりました。
物販をまずはとにかく売上を立てる方面から、再現性高く実践する内容が書かれていて有用な一冊だと感じました。
ただ、大きく稼ぐというよりかは毎月+10万円を狙うスタイルなのは注意が必要です。
また、2020年に出版された本ですので手法もちょっと古くなっている点は注意が必要だと思います。
「ゆる副業のはじめかた 輸入・ネット販売」を読んで、最新の状況や情報を自分で調べて、進むのが良いやり方でしょう。
とはいえ、とりあえずやってみるが副業では大事な心得ですので、勇気を持って踏み出してみてください。
では、皆さんの読書ライフがより良いものになることを祈っています。
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