ChatGPT、人工知能の進化によって人間の職は減ると言われています。
実際にChatGPTにより、徐々にカスタマーサポートセンターなどが廃止になったりしているようです。
今回はChatGPTや人工知能の進化によってどんな職業がなくなり、逆にどんな職業が増えていくのかまとめていきます。
現役エンジニアがフラットな目で職業と人工知能について吟味した記事です。
是非とも、今後の就活、転職に役立ててください。
では、いってみましょう!
ChatGPTとは、人工知能(AI)とは
ChatGPTは、OpenAIが開発した大規模な自然言語処理モデルの一つで、GPT-3.5アーキテクチャを採用しています。
ChatGPTは、数千億のパラメータを持ち、人工知能による自然な対話や文章生成が可能です。
ChatGPTは、さまざまな分野での応用が期待されており、例えばカスタマーサポート、チャットボット、コンテンツ生成、言語翻訳などが挙げられます。
また、ChatGPTを利用することで、より自然な対話が実現できるため、教育や医療などの分野でも有用なツールとして期待されています。
人工知能(Artificial Intelligence、AI)とは、人間が持つ知的な能力をコンピュータやロボットなどの機械に実現する技術や研究分野のことを指します。
具体的には、自然言語処理、画像認識、音声認識、機械学習、深層学習、強化学習などの技術を利用して、機械に知識や経験を与え、問題解決や意思決定を自律的に行わせることが目的となります。
また、人工知能は人間の知的能力を機械化することで、生産性の向上や人間の負担軽減、新たなサービスや製品の開発など、さまざまな分野での応用が期待されています。
最近では、AIを活用した医療や健康管理、環境問題の解決、社会課題の解決など、社会的な課題に取り組むための技術として注目を集めています。
ChatGPTでなくなる職業
そんなAI、ChatGPTによって、なくなる職種はどんなものがあると考えられるのか。
まずはChatGPTの進化でなくなる可能性がある職から考えていきます。
一番有力なのはカスタマーサポートです。
ChatGPTの得意としている部分が受け答えになります。
カスタマーサポートはお客様の悩みを解決することが目的となっているため、いかに早くいかに正確な情報が取り出せるかが鍵になってきます。
一部のカスタマーサポートではすでにテキストベースでやり取りするのが当たり前になっている部分もあり、ChatGPTによってさらに加速すると見込まれます。
その際、カスタマーサポートで電話番をしていた方やカスタマーサポートでサポート担当する方の需要は低くなるでしょう。
また翻訳についての需要も著しく減っていくと予想されます。
ChatGPTはすでに英語から日本語、日本語から英語、という翻訳が非常にスムーズに行うことができています。
これまでの翻訳機以上の力を持っているため、音声認識さえしっかりしていれば同時通訳だって夢じゃなくなってきているのです。
そう考えると人間を介して翻訳をするよりも機械を通した方がコストは低く抑えることができ、スムーズな会話もできる、なんなら非常に多くの言語を1台で翻訳できてしまう優秀な相棒になります。
他にも受付業務などがChatGPTの進化によってなくなっていくと予想されます。
人工知能(AI)の進化で危うい職業
ChatGPTではなくもっと広い視野でAI、人工知能の進化で無くなっていく仕事についても考えていきます。
かなり多くの職種が挙げられますので、一覧にしますね。
・工場のライン作業員
・ドライバー(運転手)
・銀行員
・データ入力作業員
・スーパーやコンビニの店員
・ウエイター
・ライター
・薬剤師
以上の8つが主になくなると考えられる職種です。
とはいえ、すぐになくなるわけではもちろんありません。
また、なくなる可能性が高いというだけで、なくなるのが決まっているわけでもありません。
もしかしたら法律の改正によって守られる職種も出てくるかもしれませんし、新たな需要が生まれ「人間の温かみのあるタクシー」みたいなものも生まれる可能性はあります。
あくまで参考にしつつ、今後の職について考えるきっかけにしてください。
逆に需要が高まる職業
AI、ChatGPTの進化によって逆に需要が高まる職業についても紹介していきます。
ズバリ、ITエンジニア、カウンセラー、データサイエンティストです。
ITエンジニアはAIを作る側、調整する側の職種なので、AIやChatGPTが進化するには必要不可欠で今後も仕事が増えていくことが容易に想像できます。
カウンセラーも今後需要が高まっていくことでしょう。
人は今後も働いていきますので、心が弱くなる場面も増えていきます。
そんな時に相手に寄り添うことができるカウンセラーは非常に需要が高いと考えられます。
言葉のやり取りだけならAIでもできますが、表情とちゃんと聞いているという言葉がけ、何よりそこに実在するという安心感を提供できるのは人間だけです。
カウンセラーを機械に完全に置き換えることは、早々できないでしょう。
もしかしたら機械の方が安心できるという人も出てくるかもしれませんが笑
データサイエンティストも今後需要を高め続けるでしょう。
基本的にAIはデータの中でパラメータを見つけて、結果をアウトプットするという流れで動きます。
なので、データというのはAIと密接しているのです。
データサイエンティストはそんなデータを作成したり、編集したり、分析する仕事を行います。
AIの先生みたいなポジションですね。
AIが進化する中でもこのポジションは残り続けるでしょう。
まとめますと、人間でしか出せない心や表情、温かみのある仕事カウンセラーや、AIを作る側に関わることが今後需要を高めていく仕事となります。
今やるべきこと
では、今すぐにできることを考えていきます。
まずはITエンジニアやデータサイエンティストの道を考えるという方面です。
こちらはプログラミングを学べていない方は、まずはプログラミングから学んでいきましょう。
システム開発すること自体はできなくても、プログラムがどういったものなのかどういった考え方で動いているのかは押さえておくべきです。
プログラミングの基礎ができたら、そこからAIについて勉強していくことで今後のAIについてわかってきます。
そこからはITエンジニアとしてAIをコーディングする側になるか、データサイエンティストとしてAIの教師としてデータ加工や分析を行う側になるかを決めていきましょう。
個人的にはデータサイエンティストの方が、なりやすい気がします。
勉強する方法としては、本を使って独学していくでもいいですし、効率がいいのはスクールに通うことです。
スクールは費用は高いですが、仕事で使える技術を最短で学ぶことができるので、時間というコストを一番におく場合はおすすめになります。
僕がおすすめするプログラミングスクールは「Tech Academy」です。
今なら無料体験もできるので、自分に合っているか確認してから本格的な登録をしていくのがいいと思います。
カウンセラー方面の場合は、カウンセラーに自分が合っているかをチェックするべきです。
カウンセラーは、共感力が非常に重要ですが、共感力がありすぎると自分のメンタルがやられてしまうという難しい職業になっています。
なので適性は注意深く確認する必要があるでしょう。
カウンセラー診断というサイトがありましたので、こちらでまず自分がどのカウンセラーならできそうかから考えてみましょう。
そのあとは、カウンセラーの資格取得を進めると効果的です。
大学や大学院、通信講座でも学ぶことができます。
主な資格はこちら
・メンタル心理カウンセラー
・臨床心理士
・公認心理師
・メンタルケアカウンセラー
・チャイルドカウンセラー
・キャリアカウンセラー
適性を見極めた後でこれらの資格を検討してみるといいと思います。
ただ、カウンセラーは全体的に平均年収が低めなので、年収という比較ではITエンジニアの方がおすすめです。
まとめ
今回はChatGPTとAIによってどんな職種がなくなりそうかまとめてきました。
ドキッとした人もいたのではないでしょうか。
とはいえ、結局はどういったあなたの個性を活かすかが働く上では重要です。
ユーモアたっぷりでコミュ力に自信があれば、どんな職業でもある程度のランクにはい続けられますし。
皆さんはぜひ、自分の強みを活かせられる場所を選択してみてください。
その際、今回紹介したなくなりそうな仕事、需要が増えそうな仕事を参考にすると、より良い仕事が見つかると思います。
では、皆さんの就職、転職がうまくいくことを祈っています。
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