パソコンが突然動かなくなる「フリーズ」
どうして起きるのか知っていますか?
今回は現役エンジニアである僕が、パソコンや電子機器がフリーズする理由についてわかりやすく解説していきます。
フリーズの際の対処法についても紹介しますので、パソコンや電子機器がフリーズした際は参考にしてみてください。
では、いってみましょう!
フリーズとは
フリーズとは、ソフトウェアやコンピュータが固まる、凍結することです。
実際は動作が停止して操作を受け付けなくなってしまった状態のことであります。
また、コンピュータが暴走やウイルスによって入力を一切受け付けなくなり、動作も機能もしなくなる状態を「ハングアップ」とも言います。
フリーズの原因
フリーズの原因は大きく分けてコンピュータ側の問題と外部環境の問題に分けられます。
コンピュータ側の問題には、プログラムなどの問題や不調、熱暴走、ハードディスクの老朽化、ストレージ(メモリ)不足などがあります。
外部環境の問題は、サイバー攻撃や電圧低下(ドロップ)が原因での発生です。
サイバー攻撃は想像通り、悪意のあるウイルスなどが入ってしまって動作しなくなったり、別のコンピュータから侵入されようとしてる場合などがあります。
電圧低下(ドロップ)は、一時的に電圧が弱くなる現象のことを言って、電子機器が必要とする電圧を下回ることがあるんです。
電線の電気抵抗により一部の電流が熱に変換されるためであります。
こういったフリーズの原因に対して、どうやって対処をしていけばいいのでしょうか?
フリーズの対処法
コンピュータ側の問題の場合は、まずは再起動することがおすすめです。
プログラムの問題や不調の場合ほぼ確実にこれでフリーズ状態は解消されます。
熱暴走の場合は、しばらく待っているとコンピュータの温度が下がってきて、落ち着いてきたタイミングで再起動やしばらく待っていると動き出す場合があります。
コンピュータを触ってみて熱い!と感じたらしばらくコンピュータは動作させずに待つというのが良い行動ですね。
ちなみに、熱いからと言って保冷剤などで冷やすのは絶対にやめてください。(スマホも同じ)
表面上は冷たいので温度は下がるものの、急激な温度変化によって電子回路内で結露が発生してしまい、結露の水分によって電子回路が壊れてしまうんです。
熱い場合はしばらく待つ。もしくは風を当てるくらいにとどめておいてください。
ハードディスクの老朽化やストレージ(メモリ不足)の場合は、同時に立ち上げているソフトウェアがあったら閉じるようにしましょう。
もしくは新しいものに買い換えるのがおすすめですね。
またCPUの処理が追いつかない場合でもフリーズに近い、動作が重くなることが発生するのでその場合も基本的には買い替え検討に入るべきだと思います。
外部環境の問題の場合は、一般に使っている場合はほぼ対処できることはないです。
サイバー攻撃を受けた場合ですと、とりあえずはネットワークを切るくらいしかできることはありません。
そもそもサイバー攻撃を受けないようにウイルスが入った時点で知らせる。対応してくれるウイルス対策ソフトを導入すべきなのです。
電圧低下(ドロップ)も基本的に防ぐことはできないと思った方が良いでしょう。
フリーズを絶対に起こさないためにNONフリーズという機器も存在しますが、一般に使っていてNONフリーズが絶対必要というのは少ないと思います。
一応おすすめのウイルス対策ソフトと、NONフリーズについてはリンク貼っておきますね。
僕の持論ではウイルス対策ソフトは安さと口コミ重視で、基本的にはあまり導入する必要はない派です。
フリーズしたら買い替え検討するべき?
フリーズした場合、買い替え検討時期という話をしましたが、実際にメモリやCPUが原因かどうかを確認した上での買い替え検討をおすすめします。
Windowsならタスクマネージャー、Macならアクティビティモニタを開きます。
Windowsであれば、アプリ検索画面で「タスクマネージャー」と検索すれば出てきます。
Macであればアプリ一覧のその他の中にこんなアイコンがあるので立ち上げます。
それぞれのアプリで確認できるのは、現在メモリやCPUをどれだけ使っているかという情報です。
もしもメモリ容量のギリギリまで常時使っている場合は、買い換える時期が近づいていると言えます。
もっと性能をあえたモデルにしないと今後もフリーズが多発しますし、動作がどんどん重くなってしまいます。
メモリやCPUが実際のところどうなっているかを確認した上で、買い替えを検討することでフリーズの原因がコンピュータ側・ハードウェア側なのかの基準になりますので、ぜひ動作が重い、フリーズが多発する場合は確認してみてください。
まとめ
今回は、コンピュータがフリーズする原因と対処法について紹介してきました。
フリーズするとか、動作が重くなるとめっちゃイライラしますよね。
そう言った時にいかに冷静になれるか、保存をこまめにできているかが非常に大事です。
しっかりとパソコンのスペックは自分のやりたいことが満足できるものを選びましょう。
では、皆さんのパソコンライフがより良いものになることを祈っています。
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