ドコモ「ワイドスターⅢ」を知っていますか?
衛星電話サービスなのですが、知らなかったという人も多いはず(僕は知りませんでした…笑)
衛星電話サービスというのもそもそも何なのか、何がすごいのか、どう僕達の生活が変わるのかいまいちピンとこない。
だからこそ、今回は衛星電話から「ワイドスターⅢ」まで調べ、わかりやすく紹介していきます。
では、いってみましょう!
衛星電話とは
衛星電話とは、通信手段の一種で、通信用人工衛星を直接経由して、音声やデータ通信を行う携帯電話機、もしくは通信サービスのことです。
衛星を利用するために広域エリアをカバー、国際的な通信網を実現することができます。
衛星電話って何がすごい?
衛星電話は衛星を利用することで、どこでもつながるいつでもつながるというのが最大の利点です。
人工衛星を利用するため、国や地域を超えて地上の広い地域に通信が可能で、災害時にも地震や津波の影響を受けない空から電波が届くので繋がりやすくあります。
また、通信会社としても通信拠点を空に置くためたくさんの基地局を置く必要があったこれまでの通信工事から脱却できます。
もちろん衛星を飛ばしたりする費用はかかってきますが…
デメリットとしては、天候に左右される、リアルタイム通信ではない点です。
人工衛星は空にあるため分厚い雲などによって、通信が妨げられる場合は重々ありえます。
また人工衛星は遠くにあるために、リアルタイム通信が難しく僕たちがこれまで使っている通信速度の感覚からすると遅い。と思えてしまうという大きなデメリットも抱えているのです。
ワイドスターⅢとは
ワイドスターⅢは、静止衛星によって日本全土と日本沿岸から約200浬をサービスエリアとした通信サービスです。
地上災害や気象の影響を受けにくく、安定した通信サービスを提供することが可能になっています。
主に法人向けのサービスで、月額使用料は10,450円~という形でオプションで顧客専用のセキュアな閉域接続環境をつけたりすることができます。
個人で使う用途はあまり想定されていないので、会社でどうしても災害時でも常に通信ができるようにしたいという場合にのみ利用するという形のサービスです。
衛星電話の今後を考察
ワイドスターⅢは法人向けでしたが、個人向けにも今後衛星電話というのが普及するのか考察していきます。
ズバリ、普及はどんどん進んでいくという予想です。
今ある問題としては通信が遅いという点が一番ネックですが、そこさえ乗り越えられれば非常に良いこと尽くしの通信方法だと思います。
特に地震大国である日本では災害が多いため、いつでもどこでも通信できるというのは需要が高い。
そのため衛星電話の進化が一番進みやすい国でもあると思います。
個人向けになれば、いつでもどこでも、国を跨ってもいつもと変わらない料金といつもと変わらない通信品質・速度でスマホやらが使える世界になるのです。
懸念点としては、衛星ばかり打ち上げていて空を埋め尽くさないか。
今も空には人工衛星が数多くあります。
今のところは空を見上げても肉眼で人工衛星が邪魔だな、と思うことはないかもしれませんが、ゆくゆくは何億という衛星が打ち上げられ始めたらいよいよわかりません。
もしかしたら、空を常に覆うようになってしまうかもしれません(半分冗談です笑)
外観を崩さない程度にして欲しいですね。
あとは、使わなくなった人工衛星をどうするか、宇宙のゴミにしてしまった問題ないのかも今後の課題になってくると思います。
まとめ
今回は、衛星電話について紹介してきました。
衛星電話で通信する日もそう遠くはないと思いました。
衛星だからこそできること、できないこと、危険性、課題。
しっかりと見直して、今後の生活レベルを上げることに注力したいですね。
では、皆さんの衛星ライフがより良いものになることを祈っています。
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