Povoの仕組みをわかりやすく解説&他社との比較 おすすめの人は…

IT情報

ドコモやソフトバンク、auでは、格安で携帯料金が契約できるプランが生まれてきています。

今回はauが出しているpovo2.0について解説していきます。

ドコモやソフトバンク子会社が出しているahamoやLINEMOやymobileとも比較も行っていきます。

結論としてはどういった人にpovoが向いているかまで考えていきます。

携帯料金を少しでも安くしたいと考えている方のお役に立てれれば光栄です。

では、行ってみましょう!

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povoとは

Povoとは、auが出している格安料金プランの一つで、種類としてはpovo1.0とpovo2.0というものが存在します。

ただし、povo1.0の新規受付は現在終了しており現在はpovo2.0のみ加入が可能な状態です。

povo1.0は従来の料金プラン同様20GBで2,980円という形でしたが、povo2.0からは料金体系が大きく変化し

どれだけ使うかを自分で選ぶことができるトッピングスタイルで料金が決まるという面白い方式が採用されています。

詳しくは次の章にて紹介、解説していきます。

povoはauが出しているキャリアの一つのプランですので通信品質は満足できるものになっています。

さらにキャリアメールを引き継げたり、対応機種も多くiPadへのeSIMについても対応を発表しました。

eSIMというのは物理的なSIMカードがなく契約だけすればその日から使い始められる通信方式のことをいいます。

今後はSIMカード自体もなくなってきます。

eSIM対応かどうかはかなり重要な指標になってくると思います。

ちなみに、iPhoneではX以降(Xは含まない)の機種に関してはeSIM対応となっています。

ですのでSIMカードなしでもeSIMさえ契約すればすぐに通信会社の乗り換えや料金プランの乗り換えが行えてしまうのです。

そんなpovoについて次の章から仕組みから詳細にお話ししていきます。

povo2.0料金の仕組み

Povo2.0は基本料金というものがありません。

なので、一見難しいように思えるかもしれません。

ですが、安心してください。

僕が丁寧に説明していきます。

povo2.0は主にトッピング制を採用しています。

トッピング制というのは、牛丼屋で普通の牛丼の他にお味噌汁をつけたりチーズをつけたり、ネギや大根おろしを別途追加注文する方式のことです。

povo2.0もまったく考え方は同じになります。

基本料金ゼロ円という牛丼にデータ容量3GB(30日間)をつけたり、5分以内通話かけ放題をつけたりすることで、一人一人にあったプランを自分で作り出すことができる仕組みとなっているのです。

基本はデータトッピングと呼ばれる月々のデータ容量を決め、それに加えて通話料をつけたり、DAZNなどのコンテンツトッピングをつけたりする流れになるかと思います。

もちろん、そもそもデータ容量をほぼ使わない人はデータ容量をトッピングしないということもできてしまいます。

この場合、有料トッピングが180日間以上購入さらない場合は利用停止、契約解除となることがあることだけ注意しておけば、業界最安値で通信回線を引くことができるのです。

主なトッピングの種類については公式サイトより引用していますこちらをご覧ください。

自分に合わせたデータのトッピングは大変魅力的だと思います。

トッピング一覧|基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン【公式】povo2.0
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他格安SIM業界の比較

料金や使い勝手での比較

Povo2.0の料金の仕組みについて整理したところで、他の通信回線との比較も行っていきます。

最安値で考えた場合(月3GBしか使わない場合)と中程度利用の場合(月20GB使う場合)2パターンについて表にまとめました。

比較対象はソフトバンクやドコモの提携会社を含めた最安値とpovo2.0との比較になります。

月3GBしか使わない場合は下のような比較表になります。

ドコモからはOCNモバイルが実施しているプラン、ソフトバンクからはLINMEOを比較対象として出しています。

3g-tusin-hikaku-2022

Ymobileについてはソフトバンク光や家族割引があるとLINEMOと同じ値段になりますが、今回は特別な割引がない場合を想定して比較対象を最安値でピックアップしています。

見ての通りOCN光に加入した場合のOCNが最安値(790円)となっています。

調べてびっくりなんですが、OCNやりますねぇ、しかも3GBよりも少なくていい場合は、500MBで550円という価格まで実現させているのです。

正直ネット回線をあんまり使わないという方はOCN非常におすすめです。

povoの強みとしてはまったく使う予定のない月に関しては0円で乗り切ることもできるという点だと思います。

またキャリアメールについてpovoのみありますので、キャリアメールを引き継ぎたいという方はpovoを選ばれるのがいいと思います。

次に20GBまでのプランで比較してみます。

20gb-tusin-hikaku-202203

20GBという条件だけならpovo2.0が優勝です。

ただahamoに関しては5分通話無料がスタンダードでついていますので、5分通話無料オプションをpovoの方にトッピングした場合は、povoは550円追加となるので、LINEMOやahamoに負けてしまうという形になります。

LINEMOについては、LINEを最大限活かせる人に関してはLINEの通信量はギガノーカウントになるので非常におすすめです。

ちなみに、ソフトバンク光に入っている場合や家族で同じ通信回線を引ける場合は、YmobileのMプランが20GB界では最安値(最大2,640円税込)となります。

もしもソフトバンク光やら家族で同じ回線にできる方はYmobileを検討してみるのもいいかもしれません。

ちなみに3GB部門で最安値となっていたOCNは10GBまでのプランまでしかなかったので今回の20GB比較には参戦しておりません。

10GBプランだとOCNは1,760円となっています。

それぞれおすすめの人

比較を行った結果、おすすめの人が見えてきました。

とにかく値段を抑えたいかつ月々3GBまでしか使わないという方OCNが業界最安値な上にドコモ回線ということで安心して使えると思います。

ただ、eSIMに対応していなかったり事務手数料がかかったりしてしまう点はご注意ください。

LINEを使い倒せる方に関してはLINEMOがおすすめなんじゃないかと思います。

ソフトバンク光や家族で同じ回線を使える方Ymobileが良いと思います。

povoバランスが良く誰にでもおすすめできる位置にいると思いますので、どんな方でもとりあえず候補に挙げておいて問題ない回線がpovoだと思います。

他の回線は安い分若干の癖が多かったりするので、とりあえずpovoで最悪月0円で回線だけ引いておくということもできてしまいます。

月0円で持って置けるのは楽天モバイルの他にはありません。

今回比較に楽天モバイルを入れなかったのは通信品質に難がありそうという噂が多いためです。

povoの弱点

人に合ったプランを作ることができる柔軟性の高いpovo2.0ですが、弱点もあります。

それは自分に合ったプランを自分で考える必要があることと設定は自分の手でやらなければならないという2点です。

1点目の自分に合ったプランを考える必要があるという点は、povoでは料金相談というのも行っていますが、やはり最安値をきっちり押さえるためには自分に本当にぴったりのプランを考える必要があるのです。

正直これが一番面倒であるかと思います。

データ容量はいくつがいいのか、通話料は必要か、選択肢がそこまで多いわけではないですが、3GBと20GBでは値段の開きも大きいので悩まれる方も多いはずです。

これはpovoを選択する上で大きな障害になるのではないかと思います。

対策としては、今の自分の契約データ通信量ではなく、実際に使っているデータ通信量を参考にすることです。

これによって自分が普段使っている通信量を把握することができ、povoでどのトッピングをすればいいかの助けになるはずです。

2点目の弱点、設定を自分でやらなければならないという点、こちらはpovoは基本店舗での受付をやっておらず、全てネットでの契約になります。

ですので、ネットでの契約を結ぶことに抵抗がある方はpovoを使うことが困難かと思います。

こちらはネット契約であることを割り切って契約するでしたり、ネットに強い方に手助けしてもらいながら契約する方向になるかと思います。

このような弱点を含みながらも、povoは中々に良い選択肢だと僕は思います。

ただし、僕自身はpovoではなくYmobileを使っていますが。

僕の場合は自宅のネット回線がソフトバンク光回線というWi-Fiを使っていますので、Ymobileの方がお得だったのでYmobileにしています。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。自分に合った通信会社選びの参考になると思います。

povoがおすすめな人

Povoがおすすめな人はズバリ、自分に合ったプランを自分の手で契約できる方です。

自分がどのようなデータ通信量で満足できるか普段どういったタイミングでスマホを使うのかを把握している方ならpovoを最大限活かすことができると思います。

逆に自分がどのくらいの通信量かを把握できていない方はpovoを選んでしまうとむしろマイナス面の方が目立ってしまうと思います。

また、契約もネット契約のみですので、困った時に助けになってくれる人もいません。

ですので、ネット検索できる方が近くにいたりご自身がネットに強い場合でないと少し困ることが多いかもしれません。

とはいえ、povoは非常に魅力的だと思います。

この機会にネットへの苦手意識を取っ払ってもいいかもしれません

たった数百円の違いがゆくゆく大きく変わってくるほどの大金となってくるのですから。

多少の勇気は必要です。

僕が勝手に思うにネットが苦手な方ですとpovoのデータ追加3GBで十分だと思います

電話をかけることも多いよという方はそれにプラスして通話かけ放題プランなども検討してみるといいかもしれません。

そうすると大体990円~2,640円くらいが月々の値段になります。

これを聞いて魅力に感じた方はぜひ、povo検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回はpovoについて改めて料金システムのご紹介と他社との比較を行ってきました。

プランを自由にトッピング自由度の高さがある分、自分で決めるというめんどくささがあるのがpovo2.0だと思いました。

これから先もネットだけでの契約にすることで人件費を削減するということが増えそうです。

この機会にネットでだけでお得に通信量を確保するpovoに手を出すのもいいと思います。

皆さんにぴったりの料金プランが見つかるよう僕も調べた内容や知っている内容はどんどんアップしようと思います。

皆さんも知っている情報ありましたらドシドシお寄せください。

みんなで更なるQOL向上を目指しましょう。

では、通信費が安くなった明日にまた会いましょう!

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