SDGsが騒がれる中、ついにAppleから革製品がなくなりました。
いまいちSDGsと革製品の関連性がわかりませんが、とにかくなくなってしまったのです。
代わりに出たのが「ファインウーブンケース」ではありますが、正直触り心地も評判も良くない。
やはり革には革の魅力があるんです。
今回紹介するのはアイディアリアルから出た「n max n」というケース。
ハンドメイドで作られたクオリティの高いケースです。
この記事ではそんな「n max n」について紹介していきます。
では、いってみましょう!
革とSDGsの関連性を調べてみた
まず革とSDGsの関連性を調べてみました。
大前提として、SGDsとは要するに持続可能な社会として環境に考慮しようね。ということ。
革製品は、作成する上で牛を飼育する必要があります。
牛は環境負荷が高い畜産と言われているそうで、その原因の一つがゲップ。
牛の胃で発生しゲップとして排出される成分にメタンが含まれています。
メタンは二酸化炭素と比べると25倍の温室効果があるとされていて、世界中の温室効果の4%を占めているんだそうです。
革製品を作る上で、動物の飼育は欠かせない。
だけどその動物たちによって温室効果が高まってしまう。
だからSDGsに反しているという論点になるそうです。
ですが、革製品のために動物を飼育しているだけが正解ではありません。
食用の動物の副産物であったり、リサイクルレザー、長く使える。といった部分で決して革製品はSDGsに反しているわけではないのです。
革製品のためだけに飼育されている牛は少なく、食用で処理される牛の革を有効活用するために革製品が作られていたりします。
また、最近ではリサイクルレザーとして一度使われたレザーをリサイクルしてもう一度生まれ変わらせる技術も高まっているのです。
そして何より、革製品というのは長く使えば使うほど味が出る特徴があります。
決して革製品=SDGsに反しているわけではないと考えられるのです。
というわけで、革製品とSDGsに関連性はあるものの、決して悪い点だけではないというフラットな関係であるというのが調べた結果になります。
Appleが革製品をやめた本当の理由
Appleが革製品をやめた理由はカーボンニュートラル。
革製品による地球への影響を軽減するため。と謳っており、革製品を作る上で出てくるメタンや二酸化炭素を減らそうという活動になります。
これは果たして効果が高いのか。
SDGs観点で見ると確かに革製品をAppleが作らなくなれば、Appleが製造の過程で出す二酸化炭素やメタンは減るでしょう。
ですが、本当にそれでいいのか。
Apple自身の発生させる二酸化炭素、メタンが減ればそれでいいのか。
本当にやるべきは地球全体で二酸化炭素、メタンを減らすことが重要で、リサイクルという選択肢の方が良いのではないか。
と僕なんかは考えてしまいます。
本革製品を全て、リサイクルレザーにした方が製造コスト、二酸化炭素がちょっと出る。という観点もあるかと思いますが、単純にAppleが革製品をやめるより地球全体で良いと思いました。
SDGsは良い心がけだとは思いますが、その反面本当に地球のことを考えているのか。と聞かれると首をかしげてしまいます。
自分の会社はSDGsを意識しています。というただのアピールのように感じるのです。
Appleもまた、SDGsという世界の流れに単純に乗っただけというのが本当の革製品をやめた理由でしょう。
ユーザーよりも評判、自分の本当に作りたいものよりも評判。
革製品の代わりに出てきた68パーセントの再生素材で作った「ファインウーブン」というのは非常に評判が悪いので結局のところ血迷ったとしかいえない感じになっちゃってますね。
n max nとは
n.max.nは台湾のデザイナーズブランドです。
レザー製品の鳥使いが多いメーカーでそのクオリティは非常に高く人気があります。
今回は、そんなn.max.nから出るハンドメイドの革ケースを紹介します。
Apple公式から革のケースが購入できなくなった今、革ケースがやはり良い。という方の救済処置です。
ハンドメイドケースの魅力
ハンドメイドケースということで、一つ一つが手作りです。
魅力は、そのクオリティの高さ。
写真でしか見たことはないですが、確かに美しい革。
経年変化をしっかりと楽しめそうな感じになっています。
また嬉しいのがMagSafeに対応していること。
革の質感を楽しみつつ、欲しい機能はしっかりと押さえている非常に良い製品でしょう。
価格は「Genuine Leather Full Coverage Case」が8,800円
「Genuine Leather multi-functional Case」が9,900円です。
高い方はカードケースも付属しているスタイルになっています。
おすすめはどんな人?
革製品が欲しい!という方に非常におすすめできる製品です。
ただ、デザインとしてサイドのステッチが気になるかもしれません。
僕はシンプルが好きなのでこのステッチがちょっと気に入らないです。
革の質感は綺麗で、カラー展開も素晴らしいので、ステッチが良い!色も最高!ってかそもそも革のケースが欲しかった!という方にはぴったりだと思います。
逆にステッチがない方が良い、シンプル好きという方は「NOMAD」のケースを検討してみると良いかもしれません。
まとめ
今回は、革製品とSDGsの関係を紹介しつつ、本革レザーケースを紹介してきました。
正直レザーケースのアップルマークがついているのが非常に好みだったのですが、なくなって残念すぎます。
SDGsは良いことだとは思いますが、紙ストローしかりレザーケースがなくなったりと、生活が不便になっていくのは納得がいかないです。
環境のために減らすのではなく、再生させるために新たな手を投じる方が僕は好きですね。
では、皆さんの革製品ライフがより良いものになることを祈っています。
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